HubSpotには、他社ツールと連携できる機能があります。
この機能により、HubSpotの標準機能だけでは実現できないカスタマイズや効率化を図り、自社業務の最適化が可能です。
本記事では、HubSpotと連携できるツールにフォーカスし、概要やおすすめ20選、メリット、注意点について詳しく解説します。
この記事を最後まで読めば、HubSpotの機能を最大限に活用し、自社の業務効率を劇的に向上させる方法がわかります。
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コンテンツ目次
HubSpotの連携ツールとは?
HubSpotには、さまざまなツールと連携できる機能があります。
例えば、メールや会計ソフト、カレンダーなどのツールと連携すると、HubSpotにない機能の補完やデータ同期の自動化が可能です。
HubSpotの公式連携アプリ数は、2024年5月21日時点で1,600件以上にのぼり、その数は今後も増えていくと予想されます。
ツール連携で、自社の業務に適した形でカスタマイズができるため、より便利にHubSpotを活用できるようになります。
連携できるアプリは、下記のHubSpotアプリマーケットプレイスから探しましょう。
HubSpotのChrome拡張でメール連携ができる
HubSpotのChrome拡張機能を使うと、HubSpotの機能をChromeブラウザ上で簡単に利用できるようになります。
この機能を使うと、Chromeブラウザ上でHubSpotの主要な機能にアクセスできます。
代表的な機能の一つが、GmailとHubSpotの連携です。
Gmailの画面からHubSpotの操作が可能になり、以下の機能が使えるようになります。
- メールトラッキング
- コンタクト情報の表示
- スケジュール機能の使用
- コンタクトへの電話発信
Chrome拡張機能を使えば、わざわざ、HubSpotにアクセスする必要はありません。下記からインストールして、効率的に作業を進めましょう。
▼ChromeにHubSpotを導入する
https://chromewebstore.google.com/detail/hubspot-sales/oiiaigjnkhngdbnoookogelabohpglmd?hl=en
HubSpotとGmailを連携する方法やメリットについては、以下の記事で詳しく解説しているので、ご確認ください。
>>HubSpotとGmailを連携する方法やメリットを解説
HubSpotと連携できるおすすめツール20選
ここからは、HubSpotと連携できるツールについてご紹介します。
- クラウド請求書との連携:board
- LINEとの連携:LITTLE HELP CONNECT
- CTIとの連携:Miitel Phone for HubSpot
- メールソフトとの連携:Outlook
- 法人データベースとの連携:FindFolio
- カレンダーとの連携:Google Calendar
- 表計算シートとの連携:Google Sheets
- SFAとの連携:Salesforce
- 名刺管理システムとの連携:Sansan
- Facebook広告との連携:Facebook広告
- Google広告との連携:Google Ads
- アクセス解析ツールとの連携:Google Search Console
- 商談や電話の分析サービスとの連携:amptalk
- カスタマーサポートツールとの連携:Zendesk
- フォーム作成ツールとの連携:Jotform
- 決済システムとの連携:Stripe
- 名刺管理アプリとの連携:Eight Team
- オンライン会議システムとの連携:Zoom
- 業務アプリとの連携:Kintone
- ビジネスチャットツールとの連携:Slack
上記20選の詳細を見ていきましょう。
クラウド請求書との連携:board
boardは、クラウド型の請求書管理ツールです。
請求書の作成や送付、入金管理などの業務を効率化し、経理業務の負担を軽減できます。
HubSpotと連携すると、取引内容と請求書を紐づけられるため、請求書や入金管理をスムーズにできるようになります。
>>HubSpotとboardの連携方法は?メリットや設定方法も解説
LINEとの連携:LITTLE HELP CONNECT
LITTLE HELP CONNECTは、HubSpotとLINEを連携させるためのツールです。
LINEは、日本国内で多くのユーザーに利用されているメッセージングアプリです。
連携すると、LINE上でユーザーの行動を追跡し、HubSpotのCRMにデータを自動で蓄積できるようになります。
→HubSpotとLITTLE HELP CONNECTを連携する
>>HubSpotとLINEの連携でCRMもMAもさらに充実!
CTIとの連携:Miitel Phone for HubSpot
Miitel(ミーテル)は、電話回線と社内のITシステムを統合し、クラウド上で管理できるシステムです。
電話応対の効率化や自動化を支援し、インサイドセールスや営業の生産性を向上できます。
HubSpotと連携すると、CRM内で電話をかけたり、履歴を管理したりできるようになります。
>>MiiTelとHubSpotの連携でインサイドセールス・営業の電話業務を効率化!メリットや導入方法を解説
メールソフトとの連携:Outlook
Outlookは、Microsoft社が提供する代表的なメールソフトです。
ビジネスシーンでも広く利用されており、スケジュール管理や連絡先管理などの機能も備えています。
HubSpotと連携すると、OutlookからCRM機能にアクセスできるようになり、Eメール作成を効率化できます。
>>HubSpotとOutlookを連携してできること!接続方法も解説
法人データベースとの連携:FindFolio
FindFolio(ファインドフォリオ)は、日本の企業情報を網羅したデータベースを提供するサービスです。
HubSpotと連携すると、コンタクト情報に売上高や従業員数などのデータを補完・更新できます。
営業リストの精度が向上し、アプローチ先の絞り込みがしやすくなります。
FINDFOLIOは弊社、株式会社FLUEDが提供するサービスです。詳細は下記をチェックしてください。
>>FINDFOLIOで付与できる会社データ(属性情報)を一挙公開!導入する際のQ&Aも併せてご紹介!
Googleカレンダーとの連携:Google Calendar
Googleカレンダーは、Google社が提供するクラウド型のカレンダーサービスです。
HubSpotと連携すると、ミーティングやタスクをGoogleカレンダーに自動で同期できるようになります。
そのため、スケジュール管理を一元化でき、二重予約のリスクを防げます。
>>HubSpotとGoogleカレンダーの連携で業務効率化!連携方法やメリットを解説
表計算シートとの連携:Google Sheets
Googleスプレッドシートは、Google社が提供するクラウド型の表計算ソフトです。
HubSpotと連携すると、データのエクスポートとインポートができます。
例えば、HubSpotのコンタクトデータをスプレッドシートにエクスポートすれば、データ分析や一括編集がしやすくなります。
>>業務効率化や営業力向上に!HubSpotとスプレッドシートの連携
SFAとの連携:Salesforce
Salesforceは、世界的に広く使われているクラウドベースのSFA(営業支援システム)です。
HubSpotと連携すると、リードの獲得から商談の成約までを一気通貫で管理できるため、全体の可視化や最適化がしやすくなります。
>>HubSpotとSalesforceの違いとは?連携方法や使い分け方法についても解説!
名刺管理システムとの連携:Sansan
Sansanは、クラウド型の名刺管理システムです。
それぞれ連携すると、名刺データをHubSpotのコンタクトデータに自動で同期できます。
イベントや展示会などで収集した名刺情報をすぐにHubSpotで活用できるため、リードのフォローアップがスムーズに実施できます。
>>HubSpotとSansanの連携方法を解説!メリットや注意点も
Facebook広告との連携:Facebook
Facebook広告は、世界最大のSNSであるFacebookで展開される広告サービスです。
両者を連携すると、Facebook上のユーザー行動をHubSpotで追跡し、リードの獲得や顧客のエンゲージメント向上に活用できます。
>>HubSpotとFacebook広告を連携させる方法とメリットについて解説!
Google広告との連携:Google Ads
Google Adsは、Google社が提供する広告プラットフォームで、検索連動型広告やディスプレイ広告などを配信できます。
それぞれ連携すると、Google広告の効果測定やキーワード分析をHubSpot上でまとめて管理可能です。
>>HubSpotにGoogle広告やGoogleサーチコンソールを連携させる方法を解説!
アクセス解析ツールとの連携:Google Search Console
Google Search Consoleは、Google社が提供するWebサイトの検索パフォーマンス分析ツールです。
HubSpotと連携すると、オーガニック検索経由のクエリやクリック率などのデータをHubSpot上で確認できます。
→HubSpotとGoogle Search Consoleを連携する
>>HubSpotにGoogle広告やGoogleサーチコンソールを連携させる方法を解説!
商談や電話の分析サービスとの連携:amptalk
amptalkは、商談や電話の内容を自動で文字起こしし、分析するAIサービスです。
HubSpotと連携すると、商談や電話の音声データをテキスト化し、自動で保存できるようになります。
>>HubSpotとAmptalkは連携できる?手順やメリットを紹介!
カスタマーサポートツールとの連携:Zendesk
Zendeskは、カスタマーサポートに特化したヘルプデスクシステムです。
HubSpotと連携させると、カスタマーサポートの履歴をコンタクトデータと紐付けて管理できます。
例えば、Zendeskのチケット情報をHubSpotのタイムラインに同期させれば、営業担当者がサポート対応の内容を把握しやすくなります。
>>HubSpotとZendeskの連携方法とは?メリットや手順を紹介!
フォーム作成ツールとの連携:Jotform
Jotform(ジョットフォーム)は、デザイン性の高いフォーム作成ツールです。
それぞれ連携すると、Jotformで作成したフォームの回答データをHubSpotに自動で取り込めます。
結果として、アンケート結果をホームページに反映させやすくなります。
>>話題のフォーム作成ツール「Jotform」とは〜HubSpot純正フォームとの比較も解説〜
決済システムとの連携:Stripe
Stripeは、オンライン決済サービスです。
HubSpotと連携させると、HubSpotのフォームに決済機能を組み込めるようになります。
例えば、申し込みフォームや注文フォームにクレジットカード決済を追加することが可能です。
>>HubspotとStripeの連携で予約/クレジットカード決済フォームが作れる!
名刺管理アプリとの連携:Eight Team
Eightは、スマホをお互いにかざすだけで名刺交換ができるアプリです。
HubSpotとEight Teamを連携させると、Eightで取り込んだ名刺データをコンタクトデータに自動で同期できます。
そのため、名刺の情報を手動で入力する手間が今後、少なくなります。
>>HubSpotと名刺管理アプリ「Eight」は連携可能!注意点を解説
オンライン会議システムとの連携:Zoom
Zoomは、ビデオ会議に特化したオンライン会議システムです。
両者を連携すると、HubSpotのワークフローからZoomミーティングを自動で作成できるようになります。
HubSpotからZoomウェビナーの案内メールも送付できるため、便利です。
>>ウェビナーならHubspotとZoomとの連携がおすすめな理由
業務アプリとの連携:Kintone
Kintoneは、業務アプリをノンプログラミングで開発できるツールです。
HubSpotと連携すると、Kintoneの顧客情報を自動で同期できるようになり、個別に登録する必要がなくなります。
例えば、営業チームがKintoneで管理している商談情報と、HubSpotのコンタクトデータを同期させると、マーケティングチームとスムーズに連携できます。
>>HubSpotとKintoneを連携させる2つの方法をご紹介!
ビジネスチャットツールとの連携:Slack
Slackは、ビジネスチャットツールの代表格です。
HubSpotと連携させることで、HubSpotの通知を自動的にSlackに送信できるようになります。
例えば、新しいリードが獲得された際に営業チームのSlackチャンネルに通知を送るなど、ワークフローの自動化が可能です。
>>HubSpotとSlackの連携方法を解説!ワークフローで通知を自動化しよう!
HubSpotの連携ツールを使う3つのメリット
HubSpot連携ツールには、以下のようなメリットがあります。
- 業務の効率化ができる
- ユーザーの利便性が向上する
- データ分析がしやすくなる
業務の効率化ができる
HubSpotの連携ツールを活用することで、これまで手動で実行していた作業を自動化できます。
例えば、リードの獲得から育成までのプロセスを自動化し、スコアリングによって優先順位をつけることが可能です。
また、業務プロセスを改善できれば、作業にかかる時間と労力を大幅に削減できます。
事務系の作業効率がアップできれば、マーケティングやセールスといったコア業務に集中できるようになり、生産性の向上が期待できますね!
ユーザーの利便性が向上する
HubSpotの標準機能だけでは不足している部分を、他社のツールと連携すると補完できます。
例えば、チャットボットやSNS機能などを追加すると、ユーザーとのコミュニケーションチャネルを増やし、満足度を高めることが可能です。
また、自社の業務プロセスに合わせてHubSpotをカスタマイズできる点も大きなメリットです。
APIを活用して独自の機能を開発したり、アプリと連携したりすることで、自社に最適化されたシステムを構築できます。
データ分析がしやすくなる
他社ツールと連携することで、データ分析がしやすくなります。
MiitelやGoogle Analyticsなどの外部ツールとのデータ連携ができると、マーケティングやセールスなどの指標を1つに集約可能です。
結果として、データ分析の精度が向上します。
また、データを一元管理することで、部門間のサイロ化を防ぎ、組織全体でデータドリブンな意思決定が可能です。
顧客の行動履歴や属性情報を統合的に分析し、より効果的なマーケティング施策やセールス活動につなげられます。
HubSpotとツールを連携する際の注意点
HubSpotと他社ツールを連携する際は、以下のような点に注意が必要です。
- ツールを連携しすぎると使いにくくなる
- セキュリティ面に注意する
ツールを連携しすぎると使いにくくなる
連携先のツールを選ぶ際は、自社のニーズに合ったものを慎重に選定することが重要です。
不必要なツールまで追加してしまうと、必要な機能を見つけづらくなり、かえって従業員の業務効率が低下する恐れがあります。
また、自社の業務プロセスに適さない機能を導入すると、慣れない作業手順を強いられ、生産性が下がる場合も少なくありません。
現場の意見を十分に取り入れ、必要最低限のツールから連携するようにしましょう。
最初から連携するツールの数を増やしすぎると、現場が混乱しやすくなるため、注意することをおすすめします。
セキュリティ面に注意する
HubSpotとツールを連携する際は、セキュリティ面の確認を怠ってはいけません。
連携するアプリ機能が適切なセキュリティ対策を実施しているか、データの暗号化や認証機能は十分かなどをチェックしましょう。
また、取り扱うデータの保護にも注意が必要です。
機密情報や個人情報を扱う場合は、アクセス権限の設定やログ管理をする必要があります。
社内のセキュリティポリシーに従って、安全に管理してください。
HubSpotと普段使いのツールを連携して生産性をアップしそう
HubSpotといつも使っているツールを連携することで、業務の効率化やユーザーの利便性向上といった多くのメリットが得られます。
データ分析の精度も向上できるため、セールスやマーケティングにおいて新しい施策を考えるヒントにもなります。
本記事で紹介したおすすめの連携ツール20選を参考に、ぜひHubSpotを活用して生産性アップを目指してください。
HubSpotの使い方、活用方法が聞ける、無料のオンライン相談会を開催中です。
「HubSpotで何ができるか知りたい方」はもちろん、「すでに利用しているがもっとフル活用したい方」もお気軽にご相談ください。
詳細は「HubSpotをより活用したい方へ!無料のオンライン相談会を実施中!」をご確認ください。
▼ 今すぐHubSpot無料相談会を予約
弊社、株式会社FLUEDでは、HubSpotの無料説明会を開催しています。貴社に合った活用方法も提案しているので、ぜひご参加ください。