BtoBではデジタル化で名刺交換の機会は減りましたが、その重要性は今も変わりません。
しかし、HubSpotと連携可能な名刺管理ソフトは高額で、導入を躊躇する方も多いのではないでしょうか?
そこで注目したいのが、名刺管理アプリ「Eight」です。個人から法人まで対応し、一般的なツールより安価にHubSpotと連携できます。
本記事では、Eightが提供する3つのプランのうち、「Eight Team」および「Eightプレミアム」にフォーカスして、HubSpotとの具体的な連携方法を紹介します。
最後まで読めば、EightとHubSpotの連携メリットや活用方法が具体的にイメージできるので、ぜひご参照ください。
名刺交換する機会は減ったとはいえ、BtoBではまだまだ重要なチャネルの一つ。とはいえHubSpotと連携できる名刺管理ソフトツールは高い…そういった方々向けの記事です。
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コンテンツ目次
名刺管理アプリの「Eight Team」とは?
Eight Teamは、個人向け名刺管理アプリ「Eight」から派生した法人向けのサービスです。
中小企業を対象に4,000社以上の導入実績があります。
スマホやスキャナで名刺情報を取り込むだけで、クラウド上に無制限に保存できます。物理的な名刺の管理や紛失のリスクが軽減できるため、効率的な管理が可能です。
メモやタグを付けて名刺情報を整理できますし、CSVなどにデータを出力することもできます。
Eight Teamの主な機能は、社内における名刺情報の共有です。個人がEightに登録した名刺データを、同じ組織内のユーザー間で検索・閲覧ができます。
名刺情報を個別に共有する必要がないため、組織全体で効果的に活用できます。
近年のコロナ禍により、非対面・非接触でのビジネスが増加している中、Eight Teamの重要性はますます高まっていると言えます。
Eight TeamはSansan株式会社の製品です。SanSanとHubSpotと連携する方法は、下記の記事で解説しています。
>>HubSpotとSansanの連携方法を解説!メリットや注意点も
Eightにある3つのプラン
Eightは、ユーザーのニーズに合わせて以下のプランを提供しています。
プラン名 | 1.個人向け無料プラン「Eight」 | 2.個人向け有料プラン「Eightプレミアム」 | 3.法人向け有料プラン「Eight Team」 | 【参考】Sansan |
月額料金(税込) | 無料 | 600円 ※年額6,000円 | 18,000円 ※アカウント料が10名無料、11名より500円/月 | 要見積もり |
HubSpot連携 | × | CSVデータ | API連携 ※月額5,500円 | API連携 |
特徴 | ・基本機能が無料で使える | ・名刺の両面を登録できる ・データをダウンロードできる | ・企業の業務効率化アップにつながる | ・大企業向けの名刺管理サービス |
各プランの特徴を詳しく見ていきましょう。
1.個人向け無料プラン「Eight」
個人向け無料プランは、基本的な名刺管理・検索ができるサービスです。
名刺のおもて面にある以下のような情報を登録できます。
- 会社名
- 氏名
- 電話番号
- メールアドレス
これらの情報をスマホで名刺を撮影するだけで、クラウド上で簡単に登録できます。無料でありながら、データ化できる名刺の枚数は無制限ですし、データ容量に上限や期限もありません。
ただし、名刺データのダウンロードやHubSpot連携はできません。
2.個人向け有料プラン「Eightプレミアム」
Eightプレミアムは、Eightを強化した個人向け有料プランです。月額600円(税込)でビジネスのための名刺管理をより効率的に実施できます。
データ対象がより拡大され、以下の情報も登録可能です。
- 部署
- 役職
- 郵便番号
- 住所
- FAX番号
- 携帯電話番号
- WebサイトURL
このプランで人気なのは、名刺データをダウンロードできる点です。CSVやContactXML形式で出力できるため、年賀状やお歳暮リストを作成する際に役立ちます。
CSVで出力すれば、HubSpotと連携可能です。
また、無料プランよりも優先的にデータ入力が実行されるため、名刺情報をより迅速に利用開始できます。
ほかにも、自分の名刺画像をデータでアップロードできる機能やお礼メール送信機能なども便利です。ビジネスにおける活用をより深めたいユーザーに向いています。
3.法人向け有料プラン「Eight Team」
Eight Teamは、Eightの最上位プランとして提供される法人向けサービスです。個人向けEightプレミアムの全機能を包含しつつ、企業特有のニーズに応える機能を追加しています。
月額料金は18,000円(税込)です。アカウント料金が別途、月に500円(税込)かかりますが、10名までであればかかりません。
このプランの主な特徴は、名刺データを管理する機能が充実している点です。
名刺データのダウンロードに加え、Excelデータなどからの取り込みもできます。既存の顧客リストを容易に統合できるため、営業活動や顧客管理の効率が大幅に向上します。
社内情報との連携がしやすい点もメリットです。メンバーが持つ名刺情報が一覧化され、誰が・いつ・どんな人物と名刺交換したかを簡単に把握できるようになります。
また、Eight Teamは外部サービスとも連携可能。HubSpotであれば、APIと呼ばれるシステム間連携の仕組みで連携できるため、リアルタイムでデータを同期できます。
ただし、月額5,500円(税込)かかる点に注意してください。
Eight TeamとHubSpot間で常に最新の顧客情報を共有し、より効果的な営業活動やマーケティング施策を打てるようになります。
HubSpotとEightの連携方法について疑問があれば、弊社の無料相談会にぜひご参加ください!なお、Eightには3つのプランがありますが、本記事では、以下の2つの連携方法を記載しています。
・法人向け有料プラン「Eight Team」とHubSpotの連携
・個人向け有料プラン「Eightプレミアム」とHubSpotの連携
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【参考】Sansan
Sansanは、Eightの3つのプランとは異なる独立したサービスです。主に大規模企業、特に従業員数が数万人規模の会社で広く利用されていて、業界内で80%以上のシェアを獲得しています。
いずれもSansan株式会社が提供しているサービスです。
ただし、同じ法人向けサービスでも、Eight Teamとはコンセプトが異なります。名刺をデータ化してシンプルに管理・共有する以上に、会社の財産として残したい・売り上げのアップにつなげたいといった狙いがより強い場合に導入されることが多いようです。
つまり、戦略的な顧客管理を重視している点が特徴です。
費用は公式サイトから問い合わせして、見積もりを取る必要があります。HubSpotと連携させる方法は、下記の記事にまとめています。気になる方はご参照ください。
>>HubSpotとSansanの連携方法を解説!メリットや注意点も
HubSpotとEight Teamの連携方法
Eight TeamとHubSpotの連携方法は、大きく以下の2つのステップです。
- HubSpotと連携する
- 同期する
HubSpotと連携する
最初の手順は、Eight公式サイトにログインします。ログイン後、画面右上にある3人のアイコンをクリックし、左側のメニューから「オプションサービス」を選択します。
そこでHubSpot連携機能の「連携する」を選び、画面に表示される案内に従って設定すれば完了です。
ただし、HubSpot連携機能は月額5,500円(税込)かかるほか、契約期間は年間契約となる点に注意が必要です。
同期する
連携の設定が完了したら、次はデータ同期です。Eightのマイページの左側のメニューから「オプションサービス」を選択します。
同期タブから[同期]ボタンを押し、同期が完了するまで待ちます。同期が完了したら、履歴タブに切り替えることで、同期した内容を確認可能です。
初回の同期には時間がかかる場合があるため、大量の名刺データを扱う場合は、業務時間外に実行しましょう。
HubSpotとEight Teamを連携させるメリット
HubSpotとEight Teamを連携させることで、以下のようなメリットがあります。
- 名刺情報をHubSpotに同期できる
- 名刺を営業やマーケティング活動に活かせる
単なるデータの統合以上の価値をビジネスにもたらすため、それぞれ確認しましょう。
名刺情報をHubSpotに同期できる
HubSpotとEight Teamを連携させる大きなメリットは、名刺の交換から顧客情報の登録までを一気通貫で実施できる点です。
Eight Teamにある情報がボタンひとつで、HubSpotのコンタクト情報としてそのまま登録できます。Eight Teamで更新された情報も簡単にHubSpotに反映されるため、顧客情報が常に新しい状態です。
そのため、データ入力の手間が大幅に削減され、ヒューマンエラーを防止できます。
それぞれのデータを一元管理することで、営業担当者は正確な顧客情報をもとに、より効果的な営業活動ができるようになります。
名刺を営業やマーケティング活動に活かせる
HubSpotで名刺情報を効率よくリスト化し、営業やマーケティングに活用できます。業種や役職などの情報をもとに、ターゲットを絞ったリスト作成が可能です。
顧客の興味や要望に合わせた情報提供をすることにより、リードナーチャリング(顧客教育)もしやすくなります。
また、名刺情報とHubSpotの行動データを組み合わせるのもおすすめです。
例えば、Eight Teamの名刺情報から特定の業界の決裁権を持つ顧客をリストアップします。
そして、HubSpotの商品ページの閲覧履歴から決裁権者の行動を確認し、高い購買意欲を持つ方を特定することもできます。
ツールの連携により、これまで気づかなかった高優先度の顧客を発見し、効果的なアプローチが可能です。名刺情報と行動データの融合が、新たな営業機会を生み出します。
HubSpotとEight Teamを連携して使う際の注意点
HubSpotとEight Teamの連携を検討する際は、費用と契約条件に注意が必要です。
連携機能は、オプションサービスとして月額5,500円(税込)かかります。オプションの契約期間も1年間(自動更新)です。
次回の自動更新日の30日前までに解約の申し出がない場合、契約は自動的に更新されます。
そのため、契約更新日を適切に管理し、必要に応じて期限内に解約手続きをすることも忘れないようにしましょう。
連携するにあたって費用はかかりますが、業務効率化や顧客管理の向上によるメリットは大きいです。投資対効果を慎重に検討し、自社のニーズに合うか判断しましょう。
HubSpotと個人向けEightプレミアムの連携方法
個人向けEightプレミアムとHubSpotを連携するには、CSVデータを出力してインポートする必要があります。
手順は以下の通りです。
- Eight公式サイトから 右上にある「歯車マーク」をクリック
- 「名刺のダウンロード」から 「ダウンロードファイルを作成」をクリック
- CSVデータで出力した後にHubSpotにインポート
また、アプリ版からも名刺データを同等の手順でCSVエクスポートできます。「2」を実行すると、ダウンロードファイルのURLが発行されるため、使用するデバイスに応じて、最適な方法を選択してください。
定期的にCSVファイルでエクスポートとインポートすると、Eight側の最新情報をHubSpotに反映できます。効果的な顧客管理のために、更新頻度を決めて実行しましょう。
HubSpotとEight Teamを連携して顧客管理の効率化を目指そう!
HubSpotとEight Teamの連携は、業務効率とマーケティングの観点からとても有効な戦略です。
連携するにはオプション加入が必要ですが、得られるメリットはそれを十分に上回る可能性があります。
▼HubSpotとEight Teamを連携するメリット
- 名刺情報をHubSpotに同期できる
- 名刺を営業やマーケティング活動に活かせる
社内の名刺情報と顧客情報を簡単にリンクできるため、必要な情報を素早く探し出せますし、情報共有もスムーズになります。
また、Eight Teamの詳細な顧客情報と、HubSpotの高度なマーケティングツールを組み合わせると、より効果的なキャンペーンを実施できます。
連携手順も複雑ではないため、設定しやすいです。
HubSpotとEight Teamをすでに活用している企業担当者の方・これから活用を検討している方は、本記事で紹介した内容をぜひ実践してみてください。
営業DX.jpを運営する株式会社FLUEDは、HubSpotの認定パートナーとして相談を受け付けています。Eight Teamとの連携方法でお困りでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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