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HubSpotモバイルアプリの名刺読み込み方法は?他の名刺管理サービスとも比較!

2024.08.29

2024.08.29

営業DXツール

HubSpotのモバイルアプリで名刺を読み込む方法をお探しではないでしょうか?

HubSpotのモバイルアプリでは、オフラインで入手した名刺をスキャンすることで、自動的にコンタクトを新規登録できます。

しかし、HubSpotを用いて名刺を読み込む際には注意点があり、利用の際には他社の名刺管理ツールと連携することが望ましいです。

この記事では、HubSpotモバイルアプリで名刺を読み込む方法や、連携できる名刺管理ツールについて紹介します。

HubSpotと連携する名刺管理ツールは、識字率が高く、費用も安い「Eight Team」がおすすめです!

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HubSpotの名刺管理機能とは?

HubSpotには、CRM機能の一環として名刺管理機能が搭載されています。

スマートフォンのカメラでスキャンした名刺から個人情報を読み取り、自動でHubSpotのコンタクトにインポートできます。

利用にはHubSpotのモバイルアプリのダウンロードが必須ですが、料金はかかりません。

オフラインで入手した名刺をCRMにインポートする手間がかからないので、非常に便利です!

HubSpotの名刺管理機能の使い方

ここでは、HubSpotの名刺管理機能の使い方について解説します。

なお、名刺管理機能を利用する際は、事前にHubSpotのモバイルアプリをダウンロードしておきましょう。

スマートフォンでHubSpotアプリを開き「作成」アイコンをタップします。

この際に、カメラへのアクセス許可も同時に実施します。

「名刺をスキャン」を選択します。

デバイスで名刺の写真を撮影します。

名刺が画面全体に映るように画角を調整し、「カードが見つかりました」という表記が現れたタイミングで、下部の撮影ボタンをタップします。

4つのポイントが名刺の四隅に合うようにタップ&ドラッグで調整し「完了」をタップします。

HubSpotの名刺スキャンで読み取れる情報は以下の通りです。

  • 氏名
  • 役職
  • メールアドレス
  • 携帯電話番号
  • Webサイト

読み取った情報の中から組み合わせが正しいプロパティを選択し「次へ」をタップします。

次の画面では、チェックがつけられなかった情報に関する別の候補が表示されるため、正しいものがあればチェックをつけます。

最終確認をして問題がなければ「保存」をタップします。

修正がある場合は、該当のプロパティをタップして情報を編集してから「保存」をタップしましょう。

「コンタクトが保存されました」というメッセージが表示されると、登録は完了します。

上記で登録したコンタクトのオリジナルソースは以下のように表示されます。
・ドリルダウン1 : MOBILE_IOS or MOBILE_ANDROID
・ドリルダウン2:名刺スキャナー

HubSpotの名刺管理機能の注意点

便利なHubSpotの名刺管理機能ですが、利用の際にいくつか注意すべきポイントがあります。

ここでは、HubSpotの名刺管理機能を利用する際の注意点について解説します。

姓名が反対に登録されることがある

現在のHubSpotの仕様上、名刺スキャン経由で登録されたフルネームは、姓と名が反対に登録されてしまう場合があります。

そのため、登録後に確認を実施し、姓名が入れ替わってしまっている場合は、正しい形に修正しましょう。

会社名が空欄で登録される

名刺スキャン機能で登録されたコンタクトの会社名プロパティは、空欄となっています。

そのため、会社名プロパティもコンタクトの登録後に入力をするようにしましょう。

会社とコンタクトの自動関連付け設定がされている場合は「プライマリーの会社」のプロパティに自動で入力されているケースもあります。

識字率が低い

HubSpotの名刺スキャン機能は、識字率が低いことにも注意が必要です。

HubSpotの名刺スキャン機能は、OCR(Optical Character Recognition:光学文字認識)を利用しています。

OCRとは、手書きや印刷された文字をスキャナーやカメラで読み取り、デジタルの文字コードに変換することで文字を識別する仕組みのことです。

このOCRは、自動で文字を読み取ることができるものの、人間が目視で確認するより識字率が低くなってしまうデメリットがあります。

HubSpotの場合は、特に日本語の識字率が低い傾向にあり、利用の際には注意が必要です。

上記の課題を解消するためにも、HubSpotと名刺管理サービスを連携させるのがおすすめです!ここからは、HubSpotと連携できる名刺管理サービスを紹介します。

HubSpotと連携できる名刺管理サービス

HubSpotの名刺管理機能は、他社の名刺管理サービスと連携することで、より効果的な活用が可能です。

ここでは、HubSpotと連携できる名刺管理サービスについて紹介します。

SanSan

引用:Sansanの名刺管理サービス

SanSanは、法人向けのクラウド型名刺管理ツールです。

スキャンした名刺情報を社内で共有・管理し、営業活動の効率化を測ることができます。

また、SanSanでは、OCRに加えて人力での文字認識を実施しているため、識字率は100%近い精度となっていることが特徴です。

ただ、機能性は高いものの、料金が他社ツールよりも高額であることには注意が必要です。

SanSanとHubSpotの連携方法については、以下の記事で詳しく解説しているため、気になる方は合わせてご覧ください。

>>HubSpotとSansanの連携方法を解説!メリットや注意点も

Eight Team

引用:【公式】Eight Team – 中小企業向け名刺管理サービス

Eight Teamは、個人向けの名刺管理アプリ「Eight」を、企業やチーム向けに拡張したサービスです。

個々の社員が保有する名刺情報をチーム内で共有・管理できる仕様となっており、企業全体で効率的な人脈活用を実施できます。

こちらのEight Teamも、OCRと人力での文字認識を実施しており、高い水準での識字率を誇っています。

加えて、料金も月額18,000円(税抜)〜と、SanSanと比較して大幅に費用を抑えての導入が可能です。

Eight TeamとHubSpotの連携方法については、以下の記事で詳しく解説しているため、気になる方は合わせてご覧ください。

>>HubSpotと名刺管理アプリ「Eight Team」の連携方法は?料金や注意点を解説

HubSpotと名刺管理サービスを連携するのであれば、コスパの高いEight Teamがおすすめです!

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HubSpotと連携できない名刺管理サービス

現在では様々な名刺管理ツールが提供されていますが、以下で紹介するツールはHubSpotと連携できないため、注意が必要です。

サービス名概要
mソナー820万件以上の法人データベースを活用した名刺管理アプリ。日本最大の法人データベース「LBC(Linkage Business Code)」を活用している。
PHONE APPLI名刺管理を通じて社内外のコミュニケーションを促進するツール。社内電話帳としても利用可能で、リモートワーク環境にも対応している。
ホットプロファイル名刺管理と顧客データの分析機能を備えたツール。各種CRMやMA(マーケティングオートメーション)とも連携が可能。
CAMCARD(CAMCARDBusiness)名刺をスマートフォンでスキャンしてデジタル化できるアプリ。16の言語で正確に読み取ることが可能。
SmartViscaSalesforceとの連携に強みをもつ名刺管理ツール。Web電話帳やオンライン名刺交換といった機能も搭載。
Wantedly People株式会社Wantedlyが提供している無料の名刺管理アプリ。同時に10名の名刺を即座に取り込める読み込み速度や、名刺交換相手に関する情報の自動収集機能などが特徴的。
SKYPCESky株式会社が提供する名刺管理ツール。名刺データの持ち出し対策を実施するなど、高いセキュリティを誇っている。
PRINTBAHN PLUS名刺専門の印刷会社が提供する名刺管理ソフト。AI-OCRを活用した高い識字率やオンライン名刺交換へも対応しているのが特徴。
トーニチ ネクスタ メイシ東日印刷株式会社が提供する法人企業向けの業務用アプリケーション。インド工科大学を卒業したエンジニアによって開発され、シンプルな操作画面とリーズナブルな価格が特徴。
名刺de商売繁盛クラウド型名刺管理サービス。専門のオペレーターがほぼ100%の精度で名刺データを生成。
ApeosPlus Cards R富士フイルムビジネスイノベーションが提供するクラウド型の名刺管理サービス。名寄せ機能やオンライン名刺交換機能、データエクスポート機能なども搭載。
名刺バンク2法人向けのクラウド型名刺管理サービス。OCRとオペレーターの二重確認を行っている他、名刺交換先への架電やメール送信も可能。
名刺万能3OCRを搭載した名刺管理ツール。21ヶ国22言語に対応。
eセールスマネージャーRemix Cloud営業活動の効率化を支援するツール。OCR搭載の名刺スキャン機能も搭載。
Knowledge Suite営業活動を支援するSFA・CRMツール。スキャンした名刺情報を、自動的にSFAの顧客情報に関連づけて管理できる。
アルテマブルーキヤノンエスキースシステム株式会社が提供するクラウド型の名刺管理サービス。名刺データに対して日報を作成して顧客情報をデータ化することも可能。
PiQyスマートフォンでデジタル名刺を作成し、名刺交換ができるアプリ。フォーマルなものからカジュアルなものまで、あらゆるデザインを選択できるのが特徴。
WorldCard Mobile Lite名刺を認識して管理できるスマートフォンアプリ。連続自動撮影、手振れ防止、画像補償機能を搭載。
myBridgeLINEが提供する名刺管理ソフト。LINE上で名刺の共有が可能。
名刺ファイリングCloud(旧 THE 名刺管理)基本利用料0円(無料)のクラウド名刺管理サービス。​​利用環境に応じて登録名刺枚数やユーザー数を自由に選択可能。
名刺管理のメイシー名刺を郵送するだけでデータ化できるクラウド型の名刺管理サービス。該当者に⼀⻫メールの送信、メモやラベルの付加、名寄せ機能も搭載。
スマート名刺管理専用スキャナを利用した名刺管理ソフト。1枚あたり0.3秒ほどといった読み取りの速さが特徴。
Hirameki 7(ヒラメキセブン)中小企業向けの統合型DXプラットフォーム。名刺を取り込んだ担当者が自動的に紐付けられる他、名刺の一括インポートにも対応。
GENIEE SFA/CRMSFA・CRMツール。「見込客」と「会社担当者」ページに自動で登録可能。
S-Port Cloud NSeriesクラウド名刺管理サービス。分かり易いユーザインターフェースや検索項目のカスタマイズ性の高さが特徴。

ご覧の通り、HubSpotと連携できる名刺管理ツールの数には限りがあります。ツールの連携をお考えの方は注意しましょう。

HubSpotと名刺管理ツールを連携し、顧客管理業務を効率化しましょう

HubSpotの名刺管理機能や、連携できる名刺管理ツールについて紹介しました。

HubSpotの名刺管理機能は便利である一方で、単体で利用するには物足りないと感じる方も多いでしょう。

顧客管理業務を効率化させたい場合は、HubSpotと名刺管理ツールを連携させましょう。

なお、HubSpotと連携する名刺管理ツールは、識字率が高く、費用も安い「Eight Team」がおすすめです。

OCR+人力チェックで名刺情報を取り込むので識字率が非常に高いほか、SanSanなどの名刺管理ツールと比べると安価に利用できます。

HubSpotと連携できる名刺管理ツールの選定や、過去名刺のスキャンについてお悩みの方は、弊社のHubSpot無料相談会にご参加ください。

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松永創

FLUED CEO / 代表取締役 Hubspotシニアスペシャリスト

B2Bマーケティングエージェンシーでベンチャー企業から大手IT企業、製造業など様々なマーケティングに携わる。 HubSpotゴールドパートナーとしても認定され、サポート実績多数。WEBを中心としたオンライン施策から、インサイドセールスや展示会といったオフライン施策まで幅広く支援している。携わった企業/プロジェクトの数は500以上に及び、スピード感あふれるコンサルティングには定評がある。 B2Bマーケティング/営業DXなどのテーマを中心になど講演多數。