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【2025年最新】Salesforceの月額料金は高い?プランごとの費用を解説

2020.11.27

2025.06.27

営業DXツール

「Salesforceを導入したいけど、実際どれくらいのコストがかかる?」

「エディションやライセンスとは、どういう意味?」

「Salesforceは他社のツールより高いの?」

Salesforceを検討している方であれば、このような疑問をお持ちではないですか?

営業やカスタマーサポートの効率化を検討する企業にとって、Salesforceは魅力的な選択肢ですが、料金体系は一見複雑です。

本記事では、最新のSalesforceの価格表をもとに、各エディションの月額料金や機能の違い、ライセンスの考え方などを分かりやすく解説します。

また、導入時に見落としがちな追加コストや、費用対効果を最大化するためのポイントもまとめましたので、ご参照ください。

高機能なSalesforceですが、実はもっとシンプルで、手軽にスタートできるツールも存在します。
HubSpotやZohoなど、コストパフォーマンスに優れたCRMツールについて、無料相談会で詳しく案内できます。料金シミュレーションもできるので、お気軽にご参加ください。

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【2025年最新の価格表】Salesforceの月額料金は?

Salesforceは、世界中で多くの企業に利用されているクラウド型の顧客管理システム(CRM)です。営業支援(SFA)やカスタマーサービス、マーケティング、Eコマースなど、さまざまな分野に対応した製品が提供されています。

Salesforceの料金は、主に下記3つの項目で決まります。

項目内容
製品Sales Cloud、Service Cloud、Marketing Cloudなど、目的別に製品を選択する
エディション各製品には、機能やサポートレベルが異なる複数のエディションがある。料金プランのようなもの
ライセンス利用するユーザー数に応じて、ライセンス費用が発生する

これらの組み合わせによって、最終的な導入・運用コストが変動します。そのため、自社に必要な機能やユーザー数を事前に明確にすることが、適切な製品・エディション選びの第一歩です。

また、2023年にはSalesforceの価格改定(値上げ)があり、一部製品の料金が変更されました。下記の記事では、最新の価格情報を反映し、Salesforceの料金体系を分かりやすく解説しています。

>>Salesforceが2023年に値上げ!最大月額60,000円/ユーザーに|おすすめの乗り換え先を紹介

それでは、Salesforceの主要な製品ごとに、エディションとライセンス費用を見ていきましょう。

  • Sales Cloud
  • Marketing Cloud
  • Marketing Cloud Account Engagement(旧Pardot)
  • Service Cloud

Sales Cloudのエディションとライセンス費用

Sales Cloudは、顧客管理(CRM)と営業支援(SFA)の機能を組み合わせ、企業の営業活動を効率化するSalesforceの主力製品です。見込み客の獲得から商談管理、成約後のフォローアップまで、プロセス全体をサポートします。

Sales Cloudには、企業の規模やニーズに合わせて選べる下記のエディション(料金プラン)があります。

エディション名月額料金(税抜)主な特徴
Starter Suite(スタータースイート)3,000円/ユーザー・すぐに使い始められる簡単設定
・顧客リストと商談の基本管理
・メールのやり取りを自動で記録
Pro Suite(プロスイート)12,000円/ユーザー・自社の業務に合わせた画面カスタマイズ
・売上見込みの計算と予測
・社内チャットでの情報共有
Enterprise(エンタープライズ)19,800円/ユーザー・複雑な商談の進捗管理
・営業担当者ごとの担当エリア設定
・承認フローの自動化(決裁プロセスなど)
Unlimited(アンリミテッド)39,600円/ユーザー・AIによる成約確度予測
・顧客との会話内容の自動分析
・手厚いサポートとテスト環境の利用
Einstein 1 Sales(アインシュタイン・ワン・セールス)60,000円/ユーザー・AIがデータ入力や提案を自動化
・営業チームの成績管理と育成支援
・高度なデータ分析と売上予測
※年間契約の場合
※Starterのみ月額プランあり

SalesCloudの料金は、シンプルに「ライセンス単価×ユーザー人数」で計算できます。

中小企業の方や、基本的な顧客管理と商談管理から始めたい方には、「Starter Suite」や「Pro Suite」が適しています。一方、大企業の方や、高度な分析・予測機能を活用して営業成果を最大化したい場合は、「Enterprise」以上のエディションがおすすめです。

ただし「レポートを閲覧したいだけのユーザー」や「レコードを編集するだけのユーザー」にも、一律で費用がかかる点にはご注意ください。

SalesCloudの料金は、シンプルに「ライセンス単価×ユーザー人数」です。
一方で、HubSpotなどの他社のCRMであれば、「閲覧だけのユーザーは無料」「編集だけのユーザーは安価」などの設定ができる場合もあります。
詳しくは、無料相談会にご参加ください。

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また、Salesforceには、導入・運用を支援する「Success Plan」というサポートプランがあります。Sales Cloudを含む、多くの製品で共通のプランが用意されています。

逆に言うと、このプランを契約しないとサポートは受けられない点にはご注意ください。

下記にサポートに関するプランをまとめました。

▼オプションサービス

オプション名月額料金(税抜)主な特徴
Standard Success Plan(スタンダード)無料・基本的な問い合わせ対応
・オンラインマニュアルとFAQ
・ユーザーコミュニティでの質問
Premier Success Plan(プレミア)該当ライセンス料の30%・24時間365日の問い合わせ対応
・専門家による使い方のアドバイス
Signature Success Plan(シグネチャー)要問い合わせ・専任の担当者が付く
・重要イベント時の特別サポート

無料で使える「Standard Success Plan」から始めて、必要に応じてアップグレードを検討しましょう。基幹システムとして活用したり、トラブル影響が大きかったりする場合は、手厚いサポートが安心と迅速解決につながります。

Marketing Cloudのエディションとライセンス費用

Marketing Cloudは、顧客一人ひとりに合わせたマーケティングを実現する、Salesforceの主要なプラットフォームです。購買データと連携したアプローチや、顧客の行動に応じたコンテンツの出し分けといった多様な機能を備えています。

Marketing Cloudは、以下のエディションで構成されています。

エディション名料金(税抜)主な特徴
Starter Suite(スタータースイート)
月3,000円/ユーザー・シンプルで使いやすいCRM
・効果的なメール配信と分析ができる
・営業活動がスムーズになる
Marketing Cloud Growth Edition月額180,000円〜/組織
※年間契約
・AIを活用したマーケティング自動化
・効果的なキャンペーンの企画&実行ができる
Marketing Cloud Advanced Edition月額390,000円〜
※年間契約
・世界No.1のAI CRMで急成長する企業をサポート
・AIが見込み客の重要度を分析し、効果的なキャンペーンを実施する

また、Marketing Cloudのオプションは、下記の通りです。

▼オプションサービス

オプション名月額料金(税抜)主な特徴
Standard Success Plan

無料・いつでも学べる資料や情報を利用できる
・ほかのSalesforceユーザーと情報交換できるコミュニティに参加できる
Premier Success Planライセンスの30%・専門家による導入支援やアドバイス、迅速なサポートを受けられる
・緊急トラブルには24時間365日体制のサポートあり
Signature Success Plan要問い合わせ・専任の担当者がつき、個別の課題解決や目標達成をサポートする
・24時間365日体制で最短でサポートする

これらの製品やオプションを組み合わせるメリットは、より効果的なマーケティング施策を展開できる点です。

例えば、基本的なメールマーケティング機能に加えて、AIを活用した顧客セグメントやキャンペーン自動化機能を組み合わせます。そのような施策を打つことで、Marketing Cloudの機能を強化し、マーケティングROI(投資収益率)の最大化を目指せるようになります。

Marketing Cloud Account Engagement(旧Pardot)のエディションとライセンス費用

Marketing Cloud Account Engagement(旧Pardot)は、Sales Cloudの取引先・コンタクト・リードを管理できるBtoB向けのマーケティングツールです。リードの獲得から育成、絞り込みまでの工程を、大幅に効率化できるようになります。

以前まではPardotの名称で提供されていましたが、現在は価格改正とともにMarketing Cloud Account Engagementに改名されました。

Marketing Cloud Account Engagementのエディションには、下記の4種類があります。

エディション名料金(税抜)主な特徴
Growth150,000円・リード獲得・育成の基本的なMA機能を網羅
Plus330,000円・Growthの機能に加え、マーケティング活動の自動化と詳細な分析機能で、より効果的かつ効率的な施策展開を支援
Advanced528,000円・Plusの機能に加え、AIによるインサイトと高度な分析機能で、マーケティングROI(投資対効果)の最大化を追求
Premium1,800,000円・すべての機能を実装し、手厚いサポートが提供

また、Sales Cloudと同期することで、顧客データを一元管理し、マーケティング部門とインサイドセールス部門の連携を強化できます。各エディションで利用できる機能と利用料金を確認して、導入するべきエディションを選定しましょう。

Marketing Cloud Account Engagement (旧 Pardot) はSalesforce製品の一つですが、ほかにもBtoBマーケティングに強いツールはあります。
HubSpotやZohoなどのCRMは、Salesforceと比較すると費用が安くなります。CRMツールを移行した際の料金シミュレーションもできるので、お気軽に無料相談会にご参加ください。

Service Cloudのエディションとライセンス費用

Service Cloudは、顧客からの問い合わせ対応を効率化し、顧客満足度向上を支援するSalesforceの製品です。

顧客からの電話やメールでの問い合わせを受け付け、誰がいつ、どのような対応をしたのか、すべてのやり取りを記録・管理できるツールです。主に企業のコンタクトセンターカスタマーサポートの部門で使われています。

エディションは、下記の5つです。

エディション名月額料金(税抜)主な特徴
Starter Suite(スタータースイート)3,000円/ユーザー・問い合わせ(ケース)管理の基本機能
・必要な情報をまとめて見られるダッシュボード
・よくある質問と回答を蓄積できるナレッジベース
Pro Suite(プロスイート)12,000円/ユーザー・Starterの機能に加え、チャットでのリアルタイム対応
・作業の自動化で対応時間を短縮
・売上予測と見積機能でスムーズな提案が可能
Enterprise(エンタープライズ)19,800円/ユーザー・AIによる問い合わせ内容の自動分析
・顧客が自分で解決できるセルフサービスポータル
・対応手順を自動化するワークフロー機能
Unlimited(アンリミテッド)39,600円/ユーザー・24時間365日のサポート体制
・AIを活用した自動応答チャットボット
・複数チャネルからの問い合わせ一元管理
Einstein 1 Sales(アインシュタイン・ワン・セールス)60,000円/ユーザー・Unlimitedの全機能に加え、SNSなどのデジタルチャネル対応
・AIによる回答候補の提案と対応分析
・Slackを使った社内連携とデータ活用基盤
※年間契約の場合
※Starterのみ月額プランあり

メールや電話での基本的な問い合わせ管理からスタートしたい、あるいはサポートチームが少人数といった場合であれば、「Starter Suite」や「Pro Suite」が最適です。それ以上のサポートが必要であれば、Enterprise以上のプランが有力な選択肢となります。

Service Cloudを活用して、顧客対応の質と効率を向上させましょう。

また、Service Cloudでも、Salesforceの導入・運用を支援するSuccess Planを利用できます。Sales Cloudと共通していて、下記の3つのプランです。

▼オプションサービス

オプション名月額料金(税抜)主な特徴
Standard Success Plan(スタンダード)無料・オンラインマニュアルとFAQの閲覧
・コミュニティフォーラムでの質問
・基本的な問い合わせ対応(対応時間に制限あり)
Premier Success Plan(プレミア)該当ライセンス料の30%・24時間365日の技術サポート
・専門家による導入
・運用アドバイス
・システム活用状況の定期診断
Signature Success Plan(シグネチャー)要問い合わせ・専任のテクニカルアカウントマネージャー配置
・システムの予防的な監視と対策
・最短の応答時間保証
・24時間体制サポート
・戦略的なアドバイス

Salesforceの活用状況や必要なサポートレベルに応じて、適切なプランを選択することをおすすめします。

Salesforceの料金は、ご紹介した通り高額になりがちです。より気軽にSFA・CRMツールを始めたい方には、HubSpotの導入も検討することをおすすめします。気になる方は、無料相談会にてお気軽にご相談ください。

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Salesforceのライセンス以外にかかる費用

Salesforceの利用には、これまで説明してきた製品ごとのライセンス費用以外にも、いくつかの費用が発生する場合があります。

ここでは、Salesforceの導入・運用において、ライセンス費用以外にかかる主な費用について解説します。

機能拡張「AppExchange」

AppExchangeは、機能拡張するアプリケーションやサービスを提供する、Salesforce公式のアプリケーションストアです。Salesforceが認定するパートナー企業が開発した、さまざまな分野のアプリが公開されています。

営業支援やマーケティング、カスタマーサービス、バックオフィス業務などのアプリが、無料版および有料版で提供されています。AppExchangeで、自社の課題をキーワードにして検索し、最適なアプリを見つけましょう。

AppExchangeを賢く活用すれば、Salesforceをより便利に使えるようになります。

AppExchangeはこちらへ

追加アドオン

追加アドオンは、Salesforceが公式に提供する機能拡張オプションです。Salesforceの基本機能をさらに強化し、より高度な活用をできるようにします。

AppExchangeが、Salesforce認定パートナー企業によるアプリ提供なのに対して、アドオンはSalesforce自身が開発・提供しています。

例えば、Sales Cloud EinsteinはAIを活用し、リードのスコアリング、商談の予測、活動記録など、営業活動をサポートするツールです。

AppExchangeアプリも公式アドオンも、Salesforce活用の幅を広げます。しかし、追加費用がかかる場合があるので、事前にチェックしましょう。
自社の課題解決に本当に役立つかコストに見合う価値があるか、導入前の吟味が欠かせません。次章では、Salesforceと他社ツールとの比較について、詳しく解説していきます。

Salesforceの料金は高い?他社ツールと比較

「Salesforceは高機能で魅力的だけど、料金が高いのでは?」

多くの企業担当者が、一度はこのように考えるのではないでしょうか。実際のところ、Salesforceのコストパフォーマンスはどうなのでしょうか。

ここでは、代表的なSFA/CRMツールとSalesforce(Sales Cloud Starter)の料金・特徴を比較していきます。

ツール名月額料金特徴
Salesforce(Sales Cloud Starter)3,000円/ユーザー・カスタマイズ性が高い
・セキュリティ機能が高い
HubSpot(Sales Hub Starter)1,800円/シート
※年間払い:12,960円(月1,080円)
・無料プランあり
・ノーコードでエンジニアでなくても使いやすい
kintone(ライトコース)1,000円/ユーザー・自社に合った業務アプリを作れる
・スタンダードコースであれば30日間お試しできる
Zoho CRM(スタンダード)1,680円/ユーザー・15日間の無料トライアル付き
・中小企業に向いているCRM
Microsoft dynamics 365(Dynamics 365 Sales Professional)9,745円/ユーザー
※年間払い
・Microsoft製品と連携できる

この表からも分かる通り、各ツールにはそれぞれ価格帯や特徴に違いがあります

Salesforceは、高いカスタマイズ性やセキュリティレベルの高さが魅力的ですが、設定や運用に専門知識が必要となる場面もあります。そのため、自社の規模や課題、必要な機能、運用体制などを考慮し、本当に使いこなせるツールを選ぶことが大切です。

もし、下記のように考える場合、HubSpotが有力な選択肢です。

「まずは低コストでCRM/SFAを試してみたい」

「IT専門の担当者がいないため、誰でも簡単に使えるツールが良い」

そのようなときに検討したいのが、HubSpotです。無料プランから始められて、プログラミングの知識がなくても直感的に操作ができます。

他社では無料期間を設けている場合もありますが、期間は限定されています。

また、より幅広いMAツールの比較情報に興味がある方は、こちらの記事も参考にしてください。

>>中小企業におすすめのMAツール9選!料金や機能を詳しく比較 | 営業DX.jp

HubSpotなら、無料から手軽にスタートできるほか、専門知識がなくても直感的に使いこなせるようになります。「うちの会社でも本当に使えるの?」「Salesforceと比較して具体的に何が違うの?」そのような疑問や不安は、ぜひ無料相談会で解消してください!

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SalesforceとHubSpotの料金や機能を比較

SalesforceとHubSpotは、どちらも世界中で使われているCRM/SFAプラットフォームです。本章では、それぞれの特徴を比較し、分かりやすくまとめました。

項目SalesforceHubSpot
料金・製品ごとに複数のエディションがあり、個別契約が必要な場合が多い
・基本的に年間契約が必須
各製品に無料
/Starter/Professional/Enterpriseプランが存在する
・月額・年額払いが選択できる
機能面・高いカスタマイズ性や業界特化ソリューションなどによる高度な予測・提案ができる・インバウンドマーケティング機能の充実
・マーケティングから営業、カスタマーサービスまで一元的に管理できる
使いやすさ・設定や操作が複雑になりやすい
・導入・運用には専門知識やトレーニング、専任管理者が必要となりやすい
・直感的で分かりやすいユーザーインターフェース(UI)
・多くの機能が統一されたUIで提供されている
サポート・標準サポートのほか、利用料金に応じたサポートサービスがある・Starter以上の有料プランでチャット・メール・電話によるサポートが提供されている
主な利用者・複雑な業務プロセスや業界特有の要件を持つ企業
・高度なカスタマイズやデータ分析を重視する企業
・専任のCRM管理者を配置できる企業
・インバウンドマーケティングを重視する企業
・使いやすさや導入の手軽さを重視する企業
・IT専門の担当者がいない、または少ない企業
・まずは無料で試してみたい企業

上記の比較表からも分かるように、Salesforceは高度なカスタマイズ性や分析機能を求める大企業や、複雑なニーズを持つ企業に適しています。

その一方で、HubSpotは使いやすさや導入の手軽さインバウンドマーケティングを重視する企業にとって魅力的な選択肢です。

実際に、SalesforceからHubSpotに移行することで、年間で数千万円以上のコストダウンを実現した事例もあります。単純なコストだけでなく、機能要件や運用体制とのバランスを考慮することが重要です。

「自社の場合、具体的にどうなの?」「もっと詳しく話を聞いてみたい」と思っている方は、無料説明会にご参加ください。

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Salesforceを検討中なら、よく比較されるHubSpotの料金も気になりますよね。具体的なプランや費用は、下記の記事で詳しく解説しているので、チェックしてみてください!

>>【解説動画あり】HubSpotの料金はいくら?価格や費用をプランごとに解説

Salesforceを導入する際に注意すべきポイント

Salesforceは、適切に導入・活用することで、ビジネスに大きな効果をもたらします。

しかし、下記の注意点を押さえておかないと、期待した効果が得られない恐れがあります。

  • 複数サービスを入れる際はエディションを統一させる
  • エディションのダウングレードができない

順番に確認しましょう。

複数サービスを入れる際はエディションを統一させる

Salesforceの複数の製品(Sales CloudやService Cloudなど)を導入する場合、それぞれのエディションを統一する必要があります。

例えば、Sales CloudでProfessionalエディションを利用している場合、Service CloudもProfessionalエディションで揃えなければなりません。異なるエディションを組み合わせて利用できない点に、注意してください。

エディションを統一しないと、製品間の連携がうまくいかなかったり、データ共有に制限が生じたりする恐れがあります。

エディションのダウングレードができない

Salesforceでは、上位エディションに一度アップグレードすると、下位にダウングレードはできません。例えば、Sales Cloudでは、EnterpriseからPro Suiteエディションに変更できません。

エディションのアップグレードは、Salesforceの利用状況やビジネスの成長に合わせて慎重に検討することが重要です。安易にアップグレードしてしまうと、不要な機能に対して費用を払い続けることになりかねません。

Salesforceのエディション選びは、将来の拡張性も考慮して慎重に検討しましょう。

これからSalesforceを導入する際に押さえるべきポイント4つ

Salesforceは、導入前の準備と導入後の運用を適切にすることで、その効果を最大限に発揮します。

ここでは、Salesforce導入を成功させるために、特に重要な4つのポイントを解説します。

  • 導入目的を明確にする
  • データ整備が必要だと認識する
  • 社内の運用に根付くまでに時間はかかる
  • 小規模でスタートする

詳細は下記の通りです。

導入する目的を明確にする

Salesforce導入を成功させる上で、何よりも大切なのは「何のためにSalesforceを導入するのか?」という目的を明確にすることです。流行している、競合も使用しているなどの理由で、ツール導入そのものがゴールになってしまっては、期待した効果は得られません。

Salesforceは多機能で、利用する機能やユーザー数が増えれば、その分コストもかさみます。

導入目的が曖昧なままでは「高機能なのに使いこなせない」「費用ばかりかさんで効果が見えない…」といった残念な結果になりかねません。

そのような事態にならないためにも、業務や課題について「Salesforceを使ってどのように解決し、どのような状態を目指すのか?」を掘り下げましょう。

例えば、下記のような目的であれば、望ましいです。

  • 「営業部門のリード管理を効率化し、成約率を〇%向上させる」
  • 「カスタマーサポート部門の問い合わせ対応時間を〇%短縮させる」
  • 「マーケティング部門のキャンペーンの効果測定を自動化し、ROIを〇%改善する」

目的が明確になれば、Salesforceの豊富な機能の中から本当に必要なものを選び、無駄なコストを抑えられます。

データ整備が必要だと認識する

Salesforce導入時には、既存の顧客データをSalesforceに移行する必要があります。

しかし、既存のデータ形式とSalesforceのデータ形式が一致することは稀です。多くの場合、データのクレンジング(重複データの削除、表記ゆれの統一など)や、フォーマットを調整することになります。

データ移行・整備は、手間と時間がかかる点に注意しましょう。

ただし、Salesforceの導入支援サービスを利用する場合、データ移行のサポートをしてくれます。代行範囲を事前に確認した上で、どの部分で専門家のサポートを効果的に活用するかを見極めることが大切です。

株式会社FLUEDでは、名寄せ作業の代行を実施しています。無料相談会を開いているので、お気軽にご連絡ください!

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社内の運用に根付くまでに時間はかかる

Salesforceは高機能なツールであるため、社内に定着するまでには時間がかかります。操作方法を覚えるのが大変、使いこなせないといった声も少なくありません。

Salesforceの導入効果を最大化するためには、社内でのトレーニングやサポート体制を整えることが重要です。

また、一度にすべての機能を導入するのではなく、段階的に導入を進める、スモールスタートで始めるなどの工夫も有効です。

Salesforceの導入を検討している方は、下記の記事もあわせてご確認ください。

>>Salesforceが役に立たない・要らないと言われる理由は?向いている企業を解説

小規模でスタートする

いきなり全社規模でSalesforceを導入し、既存の顧客台帳や基幹システムを完全に置き換えるのは、多くの企業にとって大きな負担となります。

導入プロジェクトが大規模になれば、準備期間もコストも膨らみ、万が一うまくいかなかった場合の影響も甚大です。

そこで効果的なのが、特定の部門や限定的な業務範囲に絞って、小規模からSalesforceの導入をスタートするアプローチです。

Salesforceには、さまざまなエディションやプランがあるため、必要最低限の機能を持つプラン安価なプランから試してみるのも良いでしょう。

また、効果が出やすく影響範囲を管理しやすい部門や業務からSalesforceを導入することをおすすめします。小さな成功とノウハウを積み重ねて徐々に拡大すれば、リスクを抑えつつ全社展開を目指せます。

いきなり全社導入することに不安を感じるなら、まずは一部門からスモールスタートしてみませんか? 
小さな成功体験を積み重ねることが、結果的に全社的な導入成功への近道になります。

Salesforceの月額料金は3,000円~60,000円/ユーザー

Salesforceは、営業支援や顧客サポート、マーケティング支援などの目的別に製品が分かれています

各製品に機能やサポートレベルの異なる複数のエディション(料金プラン)があり、月額料金の範囲は、3,000円~60,000円(税抜)/ユーザーです。

また、AppExchangeのアプリやSalesforce公式アドオン、導入支援サービス利用時には追加費用が発生します。

導入目的を明確にし、必要な機能や将来の拡張性、最適なプランを考えることが重要です。

エディション統一やダウングレード不可などの注意点も考慮しながら、Salesforceを導入しましょう。

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松永創

FLUED CEO / 代表取締役 Hubspotシニアスペシャリスト

B2Bマーケティングエージェンシーでベンチャー企業から大手IT企業、製造業など様々なマーケティングに携わる。 HubSpotゴールドパートナーとしても認定され、サポート実績多数。WEBを中心としたオンライン施策から、インサイドセールスや展示会といったオフライン施策まで幅広く支援している。携わった企業/プロジェクトの数は500以上に及び、スピード感あふれるコンサルティングには定評がある。 B2Bマーケティング/営業DXなどのテーマを中心になど講演多數。