コンテンツ目次
HubSpotとは?Kintoneとは?
HubSpotは、マーケティングやセールスで収集する顧客データを、一元管理できるソフトウェアのことです。「Marketing Hub」「Sales Hub」「Service Hub」「CMS Hub」の4つのサービスを展開しており、用途に応じて導入できます。
一方でKintoneは、サイボウズ株式会社が提供するビジネスアプリの作成ツールです。ノンプログラミングでできるのが特徴で、顧客管理・生産管理・請求管理など、多種多様な業務を効率化できます。
HubSpotで顧客管理ができるのはもちろん、Kintoneでも顧客や案件を管理することが可能です。しかし両者を連携できていないと、「顧客情報を個別に登録・更新しなければならない」といった手間が発生してしまいます。
HubSpotの使い方、活用方法が聞ける、無料のオンライン相談会を開催中です。
「HubSpotで何ができるか知りたい方」はもちろん、「すでに利用しているがもっとフル活用したい方」もお気軽にご相談ください。
詳細は「HubSpotをより活用したい方へ!無料のオンライン相談会を実施中!」をご確認ください。
▼ 今すぐHubSpot無料相談会を予約
HubSpotとKintoneは連携できる?
結論から言うと、HubSpotとKintoneは連携可能です。しかし、公式のアプリマーケットである「HubSpot App Marketplace」には、Kintoneがラインナップされていません。
そのため、別のサービスや方法で連携する必要があります。
HubSpotとKintoneを連携させる2つの方法
ここでは、HubSpotとKintoneを連携させる方法についてご紹介します。
Zapierを利用する
Zapierの公式サイトでHubSpotとKintoneの連携詳細を確認する
HubSpotとKintoneを連携させる方法の1つに、「Zapier」と呼ばれるサービスを活用するやり方が挙げられます。Zapierは、1,500種類以上のアプリケーションをつなげられる自動化ツールのことです。
HubSpotとKintoneをZapierで連携させることで、HubSpotへ新しいコンタクトが追加されると同時に、Kintoneへデータを送信する、といったことができます。
両者を連携させるのは非常に簡単。ZapierでHubSpotとKintoneの認証を行い、動作の要因となるトリガーを設定します。その後、実現したいアクションを選択し、対象となるデータを決定するだけで完了です。
ただしZapierでは、対応していない動作もある点に注意しましょう。具体的には、以下のアクションはできません。
- Kintoneで変更したレコード情報をHubSpotのコンタクトと同期する
- Kintoneの情報を元に、HubSpotでタイムラインイベントを作成する
- HubSpotのコンタクトページへ移動するURLを、Kintoneのレコードへ送信する
完全に双方向の連携ができるわけではないので、企業やチームによっては不便さを感じてしまうかもしれません。
また、Zapierがすべて無料で使えるわけではない点にも留意しましょう。無料プランでは、最大5つのワークフロー・月100件の処理数・そして15分毎の実行などの制限があります。
本格的に連携させたいと考える方は、有料プランに申し込むか、以下で紹介する別の方法を試してみてください。
WebhookとAPIを利用する
HubSpotとKintoneのスムーズな双方向同期を実現させたい方は、WebhookとAPIを活用した連携を検討しましょう。たとえば、HubSpotで管理していた顧客がMQL(品質保証された見込み客)へ達した時点でKintoneと同期する、といったことが可能になります。
なおWebhookとは、あるアプリケーションの動作が実行されたときに、http通信で外部サービスへ通知する仕組みのことです。
実際の連携は、送信先のサービスからWebhookを使ってサーバーへデータを送信します。その後、サーバーと受信先のサービスをAPIでつなぐことでデータの同期が可能です。
連携を実現させるには、Webhookの通知を受信できるサーバーを用意する必要があります。サーバーには、AWS(Amazon Web Service)や、GCP(Google Cloud Platform)といったクラウドコンピューティングサービスを活用するのがおすすめです。
WebhookとAPIを活用することで、HubSpotとKintoneをより高度に連携させられるのがメリット。Zapierではできなかった双方向同期もできるので、ぜひチャレンジしてみてください。
HubSpotとKintoneを連携させて、顧客管理の手間を減らそう
この記事では、HubSpotとKintoneの概要や具体的な連携方法についてご紹介しました。連携する方法として、以下の2つがあります。
- Zapierを利用する
- WebhookとAPIを利用する
簡易的な連携であればZapierを活用したやり方でも問題ないですが、Kintoneからの同期も考えている方は、WebhookとAPIを使った連携がおすすめです。
ぜひこの記事を参考に、顧客情報の管理を効率化してください。
HubSpotの使い方、活用方法が聞ける、無料のオンライン相談会を開催中です。
「HubSpotで何ができるか知りたい方」はもちろん、「すでに利用しているがもっとフル活用したい方」もお気軽にご相談ください。
詳細は「HubSpotをより活用したい方へ!無料のオンライン相談会を実施中!」をご確認ください。
▼ 今すぐHubSpot無料相談会を予約