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イチサンフォームとは?HubSpot・Salesforce連携のメリットや導入手順を解説

2026.04.26

2026.04.26

営業DXツール

イチサンフォームは、会員登録不要かつ無料で利用できるEFO(入力フォーム最適化)ツールです。Webフォームの入力項目の多さによる離脱や、入力ミスによるデータ不備などの課題の解消に役立ちます。

なお、HubSpotやSalesforceと連携すれば、表記揺れの防止やデータ管理の効率化に役立てることも可能です。

本記事では、イチサンフォームの特徴や、HubSpotやSalesforceと連携するメリット、注意点などを解説します。イチサンフォームの導入を検討している方は、ぜひご参照ください。

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イチサンフォームとは?

イチサンフォームとは「法人番号株式会社」が提供している、法人情報の自動補完をサポートする無料の入力支援サービスのことです。初期費用、月額費用共に無料で提供されており、費用負担なく導入・検証を進められます。

なお、企業情報は経済産業省が運営するgBizINFO(ジービズインフォ)のデータを元に取得しています。法人番号に基づいた企業情報を公的に集約したデータベースのため、信頼性の高い情報を取得できる点も特徴です。

イチサンフォームは、初期費用・月額費用が不要で完全無料で利用できます。まずはコストをかけずに、フォーム改善をしたい企業に特におすすめです!

イチサンフォームを導入するメリット

イチサンフォームを導入して得られる主なメリットは、以下の3つです。

  • 入力負担を軽減して問い合わせ完了までスムーズに進められる
  • インボイス番号の確認や照合作業を自動化できる
  • HubSpotやSalesforceでの名寄せやデータ管理がスムーズにできる

それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。

入力負担を軽減して問い合わせ完了までスムーズに進められる

Webフォームの入力項目が多いことは、ユーザーがストレスを感じて離脱してしまう要因のひとつです。特に、BtoBサイトでは、社名や部署名、住所など入力すべき情報が多くなりがちです。

イチサンフォームを導入すれば、ユーザーが社名の一部を入力するだけで候補がリストアップされます。企業情報が自動補完されるため、正式名称を調べたり、住所を手入力したりする手間がかかりません

ユーザーの負担を大幅に軽減できるため、結果的に、問い合わせ完了までスムーズに進められます。

下記の記事では、BtoBマーケティングにおけるWebフォーム項目の最適解について詳しく解説しています。あわせてご参照ください。

>>BtoBマーケティングにおけるWEBフォーム項目の最適解

インボイス番号の確認や照合作業を自動化できる

イチサンフォームは、各企業の法人番号をキーにして、公的なデータベースから情報を取得する仕組みです。そのため、ユーザーにインボイス番号を直接入力してもらう必要がありません

インボイス番号を入力する手間が発生しないため、入力漏れや誤入力を未然に防げます。最初から正確な番号が紐付いた状態でデータが届くため、営業部門での照合作業もスムーズになります。現場の工数削減だけでなく、組織全体の業務負担を軽減する効果が期待できる点もメリットです。

HubSpotやSalesforceでの名寄せやデータ管理がスムーズにできる

イチサンフォームは、HubSpotやSalesforceなどの外部ツールと連携できます。CRMやSFAの運用において直面しやすい課題が、表記揺れによるデータの重複です。

イチサンフォームと連携すれば、入力時点で法人番号がデータに紐付くため、システム内での重複を物理的に防止できます。ユーザーの入力した内容に多少の表記揺れがあっても、同じ法人番号を持つデータとして自動で統合されるためです。結果的に、表記揺れのないクリーンなデータを維持しやすくなり、マーケティング分析の精度にもつながります。

なお、下記の記事では、表記揺れ解消のための名寄せ方法について詳しく解説しているので、あわせてご参照ください。

>>HubSpotフォームから収集した会社名の表記がバラバラ!表記ゆれ解消のための名寄せ方法を詳しく解説

データの整理に手間がかかってしまうケースは多いですが、入力時点で法人番号を付与できると修正作業を減らせます。入力フォームを整備しておけば、運用全体がスムーズになります。

イチサンフォームとHubSpot・Salesforceを連携してできること

イチサンフォームは、HubSpotやSalesforceといった主要なCRM・SFAツールとの連携が可能です。フォームで取得した情報をそのまま活用できるため、リード情報の精度向上から営業活動の効率化まで一貫して実現できます。

ここでは、イチサンフォームとHubSpot・Salesforceの連携によって得られる主なメリットを2つ解説します。

  • リード管理とマーケティングの精度を向上できる
  • データ品質と営業効率を向上できる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

リード管理とマーケティングの精度を向上できる

Webフォームの運用において、項目を増やすと離脱されやすく、減らすとリードの質が下がりがちです。イチサンフォームを活用すれば社名の一部を入力するだけで企業情報を自動補完できます。そのため、ユーザーの入力負担を抑えながら、会社名や住所、法人番号などの正確な企業情報を取得できます。

イチサンフォームをHubSpotやSalesforceに連携することで、法人番号をキーとした正確なリード管理が可能です。法人番号をキーにデータを管理できるため、社名やドメインの表記揺れによる重複登録を防止できます。クリーンなデータを蓄積することで、ターゲットの絞り込みや分析精度が向上し、マーケティング施策の効果が高まりやすくなります。

なお、下記の記事では顧客データの名寄せに関する実践方法を詳しく解説しているので、あわせてご参照ください。

>>顧客データの名寄せをして営業効率アップ!エクセルによる方法も紹介

データ品質と営業効率を向上できる

HubSpotやSalesforceでは、企業情報の表記揺れによって既存データと照合できない場合があります。表記揺れにより、データの確認作業が発生して名寄せに手間がかかる課題を抱える企業は少なくありません。

イチサンフォームと連携すれば、法人番号をキーにした正確なデータ管理ができるため、情報の重複を未然に防げます。企業ごとに情報を一元管理することで、同一企業のデータが分散するのを防いで、データの照合や修正作業の手間を削減できます。

また、HubSpotやSalesforce側で、業種などの情報を元にリードの振り分けや担当者の割り当て設定も可能です。問い合わせ後すぐに適切な担当者が対応できる体制を構築できるため、営業対応のスピードと精度も高まります。

なお、Salesforceでは「Web-to-リードフォーム」にスクリプトとclassを追加するだけで実装できます。既存フォームの入力内容をそのまま自動登録できるため、大きな環境変更をせずに導入できる点もメリットです。

イチサンフォームとHubSpot・Salesforceを連携すると、入力負担の改善とデータの正確性を両立できます。フォーム改善によるリード獲得の最大化と、CRM・SFAでのデータ活用・営業効率化を同時に実現できる点が大きな強みです。

イチサンフォームの導入方法

イチサンフォームはアカウント登録が不要で、完全無料で導入できます。基本的な手順は以下の4ステップです。

  1. 専用コードをHTMLに追加する
  2. フォームの入力項目を準備する
  3. フォームに「class」を追加する
  4. 動作確認をする

それぞれの手順を順番に見ていきましょう。

1.専用コードをHTMLに追加する

まずは、イチサンフォームを機能させるための準備をします。公式サイトに掲載されている以下の専用コードを、HTMLの<head>内に追加してください

専用コードには、企業情報を自動補完する「スクリプト」と、候補表示を整えるための「CSS」が含まれています。2つのコードを読み込ませることで、既存のWebフォームにイチサンフォームの機能を追加できます。

2.フォームの入力項目を準備する

次に、フォーム側でどの企業情報を自動入力させたいかを検討し、必要な入力項目を準備しましょう。なお、イチサンフォームで取得できる項目は以下の通りです。

項目class名
法人名company_name法人番号株式会社
法人名(半角)company_name_halfホウジンバンゴウ
法人名読みcompany_name_kanaほうじんばんごう
法人番号company_id9010001223838
郵便番号location_zipcode1040061
所在地location_full東京都中央区銀座一丁目12-4 N&EBLD.7階
所在地(都道府県)location_pref東京都
所在地(市区町村)location_city中央区
所在地(町丁目)location_town銀座一丁目
所在地(番地以降)location_street12-4 N&EBLD.7階
インボイス登録番号invoice_idT9010001223838

自社のリード管理や運用フローに合わせて、必要な項目をあらかじめ整理しておきましょう。

3.フォームに「class」を追加する

入力項目の準備ができたら、自動入力させたい箇所に指定されたclass名を付与します。例えば、法人名は「company_name」、法人番号は「company_id」などを指定しましょう。

class名を付与するだけで、ユーザーが社名を選んだ際に正しい情報が自動で反映されるようになります。

4.動作確認をする

最後に、実際のWebページ上で正しく動作するかを確認します。フォームに社名の一部を入力した際に、候補がドロップダウン形式で表示されて各項目が自動補完されれば、導入は完了です。

イチサンフォームは、HTMLの編集に慣れていない方でも、基本的なコードの貼り付けとclass名の追加だけで導入できます。なお、FLUEDが提供するFINDFOLIOでも、属性情報を含めたリード情報の獲得ができます。あわせてチェックしてみてください!

イチサンフォームを導入する際の注意点

イチサンフォームを導入する際には、主に以下の2点に注意が必要です。

  • データの反映までにタイムラグがある
  • 既存のJavaScriptや入力補助ツールにより動作に影響がある場合がある

それぞれのポイントを確認していきましょう。

データの反映までにタイムラグがある

イチサンフォームでは、経済産業省が提供する「gBizINFO(Gビズインフォ)」などのデータベースを元に企業情報を取得しています。公的データに基づく情報の信頼性は極めて高い一方で、更新のタイミングによっては最新情報が即時に反映されない場合があります。

特に、設立直後の新設法人や、社名や住所を変更した直後の企業データは更新に時間がかかる場合も多いです。全ての企業データがリアルタイムで同期されるわけではないため、最新情報が表示されない可能性のある点には注意しましょう。

イチサンフォームは入力補助ツールとして活用して、最新情報については最終確認が必要なケースもあります。

既存のJavaScriptや入力補助ツールにより動作に影響がある場合がある

Webサイトの構成によっては、すでに導入しているスクリプトやツールとの兼ね合いを考慮する必要があります。例えば、アクセス解析のための計測タグや、サイト独自で動かしているスクリプトがある場合に注意が必要です。既存プログラムとイチサンフォームのスクリプトの干渉が起きると、入力補完が正しく作動しない可能性もあります。

また、郵便番号から住所を自動入力する機能など、ほかのEFOツールをすでに利用している場合も注意が必要です。複数のツールで処理が重複すると、入力内容が上書きされるほか、正しく補完されないケースが発生する場合もあります。

導入時には既存サイトの環境を把握したうえで、候補表示から自動入力までの流れが問題なく機能するかを確認しましょう。

イチサンフォームを導入する際には、データ反映までのタイムラグと、既存ツールとの干渉に注意が必要です。あらかじめ動作確認をして、スムーズに運用できる準備を整えておきましょう。

イチサンフォームでフォームを最適化して成果を出そう

イチサンフォームを導入すると、Webフォームでのユーザーの入力負担を減らして、正確な企業データが取得しやすくなります。法人番号に基づいた正確な企業情報が自動で補完されるため、リード獲得の効率とデータの精度を同時に高められる点も魅力です。

さらに、HubSpotやSalesforceと連携すれば、名寄せやデータ管理の手間を減らして営業活動の効率化にもつながります。

フォーム改善は単なる入力最適化ではなく、営業成果にも直結する取り組みです。イチサンフォームは無料で導入できるので、まずは小さく試して効果を確認してみましょう。

より高度なデータ活用や名寄せ・営業リストの最適化をしたい場合は、FINDFOLIOの活用もご検討ください。データ運用から営業効率化まで一貫してサポートできるため、リード活用を強化したい企業におすすめです。


松永創

FLUED CEO / 代表取締役 Hubspotシニアスペシャリスト

B2Bマーケティングエージェンシーでベンチャー企業から大手IT企業、製造業など様々なマーケティングに携わる。 HubSpotゴールドパートナーとしても認定され、サポート実績多数。WEBを中心としたオンライン施策から、インサイドセールスや展示会といったオフライン施策まで幅広く支援している。携わった企業/プロジェクトの数は500以上に及び、スピード感あふれるコンサルティングには定評がある。 B2Bマーケティング/営業DXなどのテーマを中心になど講演多數。