HubSpot Sales Hubの導入を考えているものの「どのプランを選べば良いか分からない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
HubSpot Sales Hubには、無料プランを含む4つの料金プランが存在しており、それぞれで搭載されている機能が異なります。
本記事では、HubSpot Sales Hubの料金プランについて解説します。
Professionalシートとコアシートの機能差や、無料プランと有料プランの違いなどについても紹介しているため、導入時の参考にしてみてください。
2024年3月から、HubSpotの料金プランが変更になりました。以前よりも複雑なプランになったため、記事を読んでも分かりづらいという方もいるかと思います。弊社のHubSpot無料相談会では、費用シミュレーションや競合サービスとの比較などもご案内しているので、気になる方はぜひご参加ください!
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コンテンツ目次
HubSpot Sales Hubの料金プラン
HubSpot Sales Hubの料金プランは以下の4通りです。
- 無料プラン
- Starterプラン
- Professionalプラン
- Enterpriseプラン
それぞれのプランの料金や機能については、以下の表をご確認ください。
無料 | Starter | Professional | Enterprise | |
1シート毎の料金 | ¥0(5名まで利用可能) | ・月額プラン:¥2,400〜/月 ・年額プラン:¥1,800〜/月 | ・月額プラン:¥2,400〜/月 ・年額プラン:¥1,800〜/月 | ・年額プラン:¥18,000〜/月 |
主な機能 | ・コンタクト管理 ・取引パイプライン管理 ・見積もり作成 ・ウェブチャットミーティング設定 | ・無料ツールの全機能 ・セールスオートメーション ・目標 ・セールスコンテンツアナリティクス ・決済タスクキュー | ・Starterの全機能 ・営業活動とリードの管理 ・シーケンス ・フォーキャスト ・カスタムレポートとセールスアナリティクス ・プレイブック | ・Professionalの全機能 ・カスタムオブジェクト ・予測リードスコアリング ・コミュニケーションインテリジェンス ・経常収益の追跡 ・取引ジャーニーアナリティクス |
以下の記事でもHubSpotの料金について解説しているので、気になる方は参考にしてみてください。
【解説動画あり】HubSpotの料金はいくら?価格や費用をプランごとに解説
HubSpot Sales Hubは、無料やStarterのような安価なプランでも利用できます。しかし、チーム全員で営業機能を本格的に利用したい場合は、Professional以上のプランを選択するのがおすすめです!
HubSpot Sales Hubの有料プランの考え方
従来のHubSpotの有料プランでは、最低利用人数が定められた価格が設定されていました。
しかし、2024年3月5日に実施された価格改定により、各プランで最低利用人数の概念が撤廃され、現在では新たなプランが設定されています。
以下では、価格改定後のHubSpot Sales Hubにおける、有料プランの考え方について解説します。
シートとは?
HubSpotにおけるシートとは、閲覧や編集などにおける「権限」のことで、シート一つに対して一人のユーザーに各種権限が与えられます。
現在は、以下の3種類のシートが提供されています。
- 表示のみシート
- コアシート
- Sales Hub Professionalシート(旧有償シート)
価格改定後の料金では、このシートの導入数毎に料金が加算される仕組みとなりました。
以下では、それぞれのシートの詳細について解説します。
表示のみのシート
表示のみのシートは、HubSpotのデータやレポートを表示できる権限を持つシートです。
HubSpotの全てのサービスにおいて無料で与えられるシートで、最大5名のユーザーで利用が可能です。
ただ、表示のみのシートには、編集権限が与えられていないため、注意が必要です。
コアシート
コアシートは、契約中の製品機能と、CRM機能の編集権限を持つシートです。
HubSpot Sales Hubの場合は、Starterプランを契約することにより、コアシートが付与されます。
Sales Hub Professionalシート(旧有償シート)
Sales Hub Professionalシートは、コアシートで利用できる全機能に加えて、HubSpot Sales Hubにおける様々な機能の編集権限を持つシートです。
このSales Hub Professionalシートは、HubSpot Sales HubのProfessionalプランを契約することによって付与されます。
Sales Hub Professionalシートで利用できる機能については、以下の表で詳しく解説します。
機能名 | 機能の概要 | コアシートとの機能の違い |
ドキュメント共有機能 | ドキュメントをアップロードして顧客に共有する機能。開封タイミングの通知受信や、どのページを何秒閲覧しているかを可視化する機能も搭載。 参考:HubSpotなら閲覧状況も可視化!セールスドキュメント機能で資料送付をしてみよう | コアシート:5件まで利用可能 Proシート:5,000件まで利用可能 |
ミーティングのスケジュール機能 | カレンダーの空き状況を反映した日程調整リンクを送れる機能。複数人でも調整可能。 参考:アポイント調整にかかる時間が今までの半分!?HubSpotのミーティングリンクとは?アップデート情報もあり! | コアシート:1件まで利用可能(HubSpotのロゴあり) Proシート:1,000件まで利用可能(HubSpotのロゴなし) |
メール機能 | メールテンプレートを作成できる機能。開封タイミングやリンククリックの通知を受信する機能も搭載。 参考:HubSpotのテンプレートとは?使い方と活用方法を紹介 | コアシート:5件まで作成可能 Proシート:5,000件まで作成可能 |
スニペットの自動呼び出し機能 | 頻繁に使う文章を登録することで、いつでも呼び出しができる機能。呼び出した文章に対し、CRM情報(氏名、会社名など)の差し込みも可能。 | コアシート:5件まで利用可能 Proシート:5,000件まで利用可能 |
取引タグの自動付与機能 | 事前に設定したルールに基づき、タグを付与できる機能。 | コアシート利用不可 |
問い合わせの自動割り当て機能 | 受信した問い合わせに対し、対応ステータスを判断して自動でチームや個人に割り当てができる機能。 | コアシート利用不可 |
プレイブック機能 | ヒアリングのフォーマットを作成し、展開する機能。 | コアシート利用不可 |
リードの管理機能 | コンタクトのリード履歴を記録し、過去のアプローチや進行状況を可視化する機能。 参考:HubSpotでリード管理は可能?リードオブジェクトを用いた一元管理手法を解説 | コアシート利用不可 |
フォーキャスト機能 | チーム・個人の目標進捗や、進行中の案件を管理する機能。 参考:HubSpotを活用したフォーキャストとは?売上予測の精度を上げよう | コアシート利用不可 |
ABM機能 | ターゲット企業を一元管理できる機能。購買決定者のラベリングや、コンタクトの行動履歴の確認がリアルタイムで可能。 参考:ABMに有効なツールとは?HubSpotをABM運用に役立てる方法を解説 | コアシート利用不可 |
リードやタスクの集約管理機能 | タスクやアクションを1ページで把握できる機能。 参考:HubSpotでのタスク管理で業務を効率化!実践方法や使い方を解説 | コアシート利用不可 |
タスクキュー機能 | 希望の条件でタスクを絞り込み、複数のタスクを一斉に開始・処理できる機能。 | コアシート利用不可 |
外部カレンダーへのタスク同期機能 | GoogleかOutlookのカレンダーと接続し、タスクの内容と期日を同期して表示する機能。 | コアシート利用不可 |
繰り返しタスクの設定 | 繰り返されるタスクを、日、週、月、年などの区切りで作成できる機能。平日のみのタスク生成も設定可能。 | コアシート利用不可 |
営業予定の管理機能 | カレンダーと接続することで、営業の予定を集約できる機能。カレンダーとCRM情報を紐づけて管理する機能や、タスクやメールの期限をアラートする機能も搭載。 | コアシート利用不可 |
目標管理・予実管理機能 | 収益額や取引数などの目標を設定し、実績と比較できる機能。 | コアシート利用不可 |
シーケンス機能 | 営業プロセスの作業を自動化できる機能。 参考:HubSpotのシーケンスでインサイドセールスを自動化しよう | コアシート利用不可 |
見積もりの電子署名機能 | 見積もり作成時に電子署名を選択できる機能。 参考:HubSpotを活用して見積もりから発注をスムーズに! | コアシート利用不可 |
※Proシート=Sales Hub Professionalシート
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有料ユーザー数の考え方
HubSpot Sales Hubを導入する際は、自社内にどれほどの数のシートを導入すべきか検討しましょう。
HubSpot Sales Hubでは、コアシートやSales Hub Professionalシートの導入数によって料金が変わります。
例えば、営業人員が5人の場合は、最多で5名分のシートを導入することになります。
しかし、実際にHubSpot Sales Hubの有料機能を使う人員が3名であれば、シートは3名分で十分です。
シートの導入を検討する際には、有料機能を使うべき従業員の数を検討し、必要な分だけシートを導入しましょう。
とはいえ、自社にどの程度の有料シートを導入すべきかお悩みの方も多いと思います。弊社のHubSpot無料相談会では、費用シミュレーションや競合サービスとの比較もご案内しているので、気になる方はぜひご参加ください。
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HubSpot Sales Hubの有料プラン加入を検討してみよう!
HubSpot Sales Hubは、営業活動の効率化に大きく寄与するツールです。
無料でも利用は可能ですが、有料のプランを契約することで、より効果的に営業活動を実施できます。
HubSpot Sales Hubを導入する際には、必要な機能やシートの数を明確化した上で導入しましょう。
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