昨今の人手不足や、転職活動の長期化を理由に、人材紹介事業を展開する企業では、優秀な求職者を成約に至らせる難易度が上がり続けています。
このような状況の中で、成約率を向上させるためには、継続的に求職者と接点を持つ仕組みを構築しなければなりません。
そこで重宝するのがHubSpotです。
本来はマーケティング活動向けのMAツールとして利用されることが多いHubSpotですが、今回は求職者の母集団形成から面談に至るまでのプロセスで活用する方法を解説します。
求職者の集客・管理でお悩みのご担当者は、ぜひ参考にしてください。
HubSpotの使い方、活用方法が聞ける、無料のオンライン相談会を開催中です。
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コンテンツ目次
HubSpotとは?
HubSpotは、アメリカのHubSpot社が提供するマーケティングプラットフォームです。
無料のCRMを中心に、企業のマーケティングから営業、カスタマーサクセスまでをサポートするツールが内包されています。
HubSpotの詳細については、下記の記事を参考にしてください。
>>HubSpotとは?選ばれる理由や7つの主要機能を徹底解説
HubSpotは本来、マーケティング・営業活動をサポートするオートメーションツールとして、多くの企業に認知されています。しかし、人材紹介事業における求職者の母集団形成から面談を獲得するまでのプロセスでも活用できます。
人材業界におけるHubSpotの活用方法
人材業界の企業では、HubSpotを活用することで、人材紹介事業における求職者の集客および管理業務を効率化できます。
なぜなら、CRMとMAの機能を応用することにより、一気通貫で求職者の管理ができるようになるためです。
例えば、求職者の管理を目的とした人材紹介企業向けのCRMは、他社でも提供されていますが、多くのツールでMA機能は搭載されていません。
そのため、MAを連携させる場合は別途ツールを導入し、CRMに連携させる手間や費用がかかります。
HubSpotでは、MA機能を通じて獲得した求職者を自動でCRMに連携し、成約まで効率的にサポートできるため、便利です。
既に求職者管理用のCRMを導入している場合は、API連携を実施することでHubSpotと連携できるケースがあります!HubSpotと既存CRMの連携をお考えの方は、ぜひ弊社のHubSpot無料相談会にご参加ください!
人材紹介企業がHubSpotを用いて実現できること
ここでは、人材紹介企業がHubSpotを用いて実現できることについて、具体的な機能を踏まえながら解説します。
管理画面内で求職者を一元管理
HubSpotでは、獲得した求職者を管理画面で一元管理できます。
例えば以下のような情報を一覧で表示可能です。
- 担当者名
- 企業名
- 部署名
- 役職
- 年収
- 年齢
- 転職理由
- 希望年収・条件
- 面接状況
本来はマーケティング活動におけるリードの管理画面であるものの、カスタマイズすることで上記のように求職者管理に活用できます。
データ活用による施策の改善
HubSpotでは、各施策毎の成果を可視化できます。
そのため、効果的な手法や訴求に絞って施策を実施できるようになります。
例えば、成約に至った候補者と類似した候補者に絞って広告を出稿するといった活用も可能です。
上記のようにデータを活用することで、予算に限りがある中でも効果的な施策を実施できます。
候補者フォローの自動化
HubSpotのワークフロー機能を利用することで、候補者のフォロー業務を自動化できます。
例えば、各担当者へのタスクの振り分けや、候補者へのフォローメールの送信などをワークフローに組み込むことが可能です。
また、休眠中の候補者の掘り起こしにも対応しているため、求職者リストをより有効活用できるでしょう。
HubSpotは、候補者フォローの手間を省きつつ、対応漏れによる機会損失を防ぐことができるのが大きなメリットです。
求職者の潜在ニーズの把握
HubSpotには、求職者が自社サイトへ訪れた際の行動や、メールへの反応が記録されています。
これらの行動情報を活用することで、求職者の潜在的なニーズを満たす施策の実施が可能です。
例えば、候補者が頻繁に見ている求人や、ポジティブな反応があったメールなどを元に、個別化した情報や求人を送ることもできます。
サイト内の行動やメールでのやりとりから、求職者自身も気づいていない潜在ニーズを掘り起こすことができるのもHubSpotの強みです。
各種事務作業の効率化
HubSpotでは、システムに情報を集約することで、各種事務作業を削減できます。
例えば面談の日程調整は、カレンダーと連携することによって、担当者の空いている時間が表示されたMTGリンクを発行できます。
また、面談前に過去の履歴を確認する際も、HubSpot内で一覧表示されるため、手間がかかりません。
HubSpotを活用することによって、事務作業にかかるリソースを省き、成果の最大化に直結するコア業務に集中できるようになります。
HubSpotは、個別最適化・自動化に強みを持っているため、求職者のフォローに十分なリソースを割けない企業様でも十分にご活用いただけます。
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人材紹介企業がHubSpotを導入した際のシミュレーション
ここでは、人材紹介企業がHubSpotを導入した際のシミュレーション事例について紹介します。
A社:現場作業者向けの派遣会社
A社は、大阪の工場勤務者や建設作業者向けの派遣会社です。
A社では、リソースの都合上、登録された求職者の掘り起こし対応ができていませんでした。
そこでHubSpotを導入し、今まで面談した全ての候補者の掘り起こし対応を実施したとします。
掘り起こし対応をした求職者のうち、3%が面談化することで、約440万円/月の成約増加を見込んでいます。
B社:介護士/看護師向けの人材紹介会社
B社は、東京の介護士や看護師に特化した人材紹介事業を展開する企業です。
B社では、CVR(登録率)と面談化率の向上により、年間38,160,000円/年の売上増加を見込んでいます。
具体的な施策については以下の通りです。
▼CVRの向上施策
・ポップアップCTAを導入し、ユーザーの離脱を防止する
・LPのABテスト機能を活用し、効果の高いLPの選定をする
・チャットボットを導入し、ユーザーの疑問や懸念点を払拭する
▼面談化率の向上施策
・LINEを利用したシナリオメッセージを配信し、ユーザーの反応率を向上させる
・ユーザーがサイトを訪問したタイミングで即架電をし、面談を創出する
・ユーザーの行動履歴や応募情報を元に、個別化した案内を送付する
上記以外にも人材系企業様の事例は複数ございます。弊社のHubSpot無料相談会では、各企業様に最適なHubSpotの活用方法をご提案させて頂いているため、気になる方はぜひご参加ください!
人材業界におけるHubSpotの活用事例:ランスタッド社
引用:ランスタッド株式会社
ランスタッド株式会社は、国内外4,700の地域で人材事業を展開する企業です。
同社では、面談獲得を目的とした求職者とのコミュニケーションに課題を感じていました。
そこでHubSpotを導入し、コミュニケーションツールのLINEと連携させることで、求職者の返信率向上を試みます。
その結果、以下のような成果が得られました。
- メッセージの返信率が20%→80%に向上
- 案件のマッチ率が16%→25%に向上
- CRM入力業務の削減
ランスタッド社の事例は、求職者と担当者双方のコミュニケーションコストを削減し、返信率を向上できた好事例です。
上記のように、HubSpotは他のコミュニケーションツールとの連携も可能です!LINEとの連携方法については、以下の記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてください!
>>HubSpotとLINEの連携でCRMもMAもさらに充実!
人材紹介事業でHubSpotを活用し、求職者の集客数や応募承諾率の向上に努めましょう
HubSpotのMA・CRMとしての機能を応用することで、人材紹介事業における求職者の集客・管理業務を効率化できます。
多くのツールとの連携が可能で、他社ツールでは実現できない機能も豊富に搭載されているため、非常に便利です。
求職者の管理や集客でお悩みの担当者は、ぜひHubSpotの導入をご検討されてみてはいかがでしょうか?
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