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HubSpot Sales Hubとは?SFA・CRMとして営業管理・案件管理ができる!

2023.05.16

2024.05.31

HubSpot

HubSpotに営業支援ツール(SFA)があるのをご存知でしょうか?

HubSpot Sales Hub(セールスハブ)と呼ばれていて、営業活動の見える化や業務効率化を実現します。

これら機能を活用すると、営業のパフォーマンスが向上するため、売上アップや顧客満足度の向上が可能です。

本記事では、HubSpot Sales Hubの特徴や機能面、導入メリット・注意点について詳しく解説します。

Sales Hubの導入を検討している方や営業活動の改善に悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みください。

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HubSpot Sales Hub(セールスハブ)とは?

Sales Hubは、世界中で多くの企業に利用されているCRMツール「HubSpot」の一機能であり、営業支援に特化しています。

同機能は、SFA(Sales Force Automation:営業支援システム)と同様の機能を備えており、主な目的は営業・販売プロセスの自動化です。

営業プロセスの進捗管理や成約率の向上、顧客との信頼関係の構築をサポートできます。

Sales Hubの大きなメリットは、HubSpot内のツールと連携できる点です。

HubSpotには以下の5つのCRMツールがあり、それぞれ連携できます。

  • Marketing Hub 
  • Sales Hub
  • Service Hub
  • CMS Hub
  • Operations Hub

マーケティングと営業、カスタマーサクセスまでのデータを一元管理し、顧客の行動や状況に合わせた最適なアプローチが可能です。

営業活動の強化や顧客獲得・成約率向上を目指す企業にとって、導入を検討する価値があります。

なお、CRMとSFAは混同されがちですが、CRMが顧客管理を重視するのに対し、SFAは営業活動そのものに焦点を当てています。

HubSpot内のツール間の連携とカスタマージャーニーの管理ができる点は、他社にないSales Hubの強みです。次章より具体的にできることを見ていきましょう。

SFAツール「HubSpot Sales Hub(セールスハブ)」でできること

Sales Hubは、営業活動に必要な機能を網羅的に提供しています。

主な機能は以下の5つです。

機能内容
リード管理:コンタクト管理機能・リード情報を一元管理できる
・連絡先情報や会社情報、コミュニケーション履歴などを集約し、営業担当者間で情報共有できる
営業案件の進捗管理:取引パイプライン機能・営業案件の進捗状況を可視化が可能
・各案件のステージや金額、確度などを管理し、営業プロセスを最適化できる
売上予測:フォーキャスト機能・過去の販売実績や現在の営業パイプラインをもとに、将来の売上を予測ができる
・予測データを活用して、経営判断や資源配分の最適化を行うことが可能
Todo管理:タスク機能・営業担当者のToDo管理を効率化できる
・顧客とのアポイントや見積もり作成やフォローアップなどのタスクを管理し、優先順位をつけられる
見積もり発行〜受注の電子化:見積もり機能・見積書の作成から発行、受注までの一連のプロセスを電子化できる
・テンプレートを活用して見積書の作成時間を短縮したり、電子署名機能を使って受注までのプロセスをオンライン上で完結させたりできる

各機能の特徴や活用方法を理解することで、営業活動の効率化と最適化に向けて、Sales Hubを有効的に使えます。

Sales Hubの代表的な機能は、後ほど詳しくご説明するので、ここでは概要だけ押さえておいてください。

Sales Hubを利用するには、環境設定が必要です。その詳細については下記の記事で解説しているのでご参照ください。

>>【Vol.1/8】HubSpot Sales Hubの使い方を徹底解説<環境設定編>

SFAツール「HubSpot Sales Hub(セールスハブ)」の代表的な5つの機能|営業管理・案件管理など

Sales Hubの代表的な機能として、以下の5つがあります。

  • リード管理:コンタクト管理機能
  • 営業案件の進捗管理:取引パイプライン機能
  • 売上予測:フォーキャスト機能
  • Todo管理:タスク機能
  • 見積もり発行〜受注の電子化:見積もり機能

詳細は以下の通りです。

リード管理:コンタクト管理機能

Sales Hubのコンタクト管理機能を使えば、リードの情報を一元管理できます。

例えば、リードの連絡先情報や会社情報、コミュニケーションの履歴などを集約し、営業担当者間で情報共有することが可能です。

コールログやEメールトラッキング、ミーティングログなどの機能により、架電数やミーティングの記録、成果などをHubSpot上に自動で記録できます。

営業に関する一連の情報を管理することで、効率的なリード管理が実現できます。

代表的な機能は、以下の通りです。

  • ミーティング設定
  • Eメールトラッキング
  • コールのトラッキングと記録

ミーティング設定

Sales Hubのミーティング設定を活用すれば、何度もメールを送って日程を調整する必要はありません。

予定をGoogleカレンダーやOffice365カレンダーと同期して管理するため、一目で空いている日程を把握できます。

参加者のカレンダー上で空いている日程を自動的に提案できるため、スムーズな日程調整が可能です。

GoogleカレンダーやOffice365カレンダー上で、取引先と30分単位や1時間単位で時間を調整し、日程調整を効率化しましょう。

また、ミーティングに参加してほしい顧客に対しては、Sales Hubから直接ミーティングリンクを送信できます。

顧客はこのリンクをクリックすると、営業担当者のカレンダー上で空いている日程を確認することが可能です。

自分のスケジュールと照らし合わせながら、都合の良い日時を選択してミーティングの予約を完了できるため、手間になりません。

具体的なミーティングの設定方法は、下記のYouTubeで解説しているので、ご参照ください。

Eメールトラッキング

HubSpot Sales Hubには、Eメールトラッキング機能が備わっています。

Eメールトラッキング機能を活用すれば、メールを送った相手の行動や営業の効果を把握して、次のアクションへつなげられます。

例えば、送信相手がメールを開いたりリンクをクリックしたりと、アクションした際に事前に設定しておいた自動送信メールを送ることが可能です。

Eメールトラッキング機能は、メール履歴や顧客とのやり取りを管理できるため、営業活動を可視化できます。

提案書や契約書への重要なアクションを見逃さずに、迅速なアプローチをかけられるため、成約率の向上が可能です。

コールのトラッキングと記録

Sales Hubはメールをトラッキングするだけでなく、コールのトラッキングと記録も可能です。

Sales Hubを使えば、従来の電話機を使わずに顧客と通話できます。

システム上で直接発信し、通話内容を録音してCRMに自動的に記録できるため、業務の効率化が可能です。

過去の電話内容を振り返ったり、精度の高いアポイント方法をチーム内で共有したりすれば、よりアポイント獲得率の向上を狙えます。

コールのトラッキングと記録機能を活用して、電話営業の精度を高めてください。

営業案件の進捗管理:取引パイプライン機能

取引パイプライン機能を使うことで、カンバンボードのように営業案件の進捗状況を可視化できます。

各案件のステージや金額、確度などを管理し、営業プロセスを最適化することが可能です。

営業案件をまとめて管理できるため、案件の見落としを防ぎ、成約率の向上につながります。

▼パイプライン

パイプラインはYouTubeでも説明しているので、ぜひご確認ください。

売上予測:フォーキャスト機能

フォーキャストは、過去の販売実績や現在の営業パイプラインをもとに、将来の売上を予測できる機能です。

具体的には、受注総額・受注平均単価・受注件数などの情報を1つのレポートにまとめられます。

営業チームのパフォーマンスから改善点を見つられるため、営業戦略の最適化につなげられます。

さらに下記のようにグラフ化して表示できるため、売上について目標と現状の差額を容易に把握できます。

▼フォーキャスト

フォーキャスト機能を活用すれば、データに基づいた意思決定ができます。将来の売上予測を立てることで、適切なリソース配分や目標設定ができ、営業活動の効果を最大化できるのではないでしょうか。

フォーキャスト機能はYouTubeでも解説しているので、ぜひご参照ください。

Todo管理:タスク機能

HubSpot Sales Hubには、営業活動で実施すべきアクションを管理するタスク管理機能とタスク遂行を自動化できるシーケンス機能が備わっています。

タスク管理

予定されている商談やメール・電話などのタスクを管理し、ToDoリストを作成すれば営業活動を効率化できます。

タスク管理機能では、当日のタスクをフィルタリングで管理し、優先順位をつけながら営業活動を進めることが可能です。

例えば、「◯月◯日の何時に取引先へ電話する」「商談後◯日で電話する」など、具体的なタスクを設定できます。

そのような管理をしておけば、電話忘れや訪問遅れなどの心配がありません。

時間を効率的に使って営業活動をするために、HubSpot Sales Hubのタスク管理機能を活用しましょう。

また、GoogleやOutlookのカレンダーと連携することで、スケジュール管理も一元化できます。

営業担当者は、すべてのタスクとスケジュールを管理できるようになるため、業務効率の大幅な向上が見込めます。

タスク管理は下記の記事で詳しく解説しています。気になる方はご参照ください。

>>営業のタスク管理はHubSpotで効率的に!理由や使い方を解説!

シーケンス

Sales Hubのシーケンス機能を使えば、営業業務を自動化して効率化できます。

リードの割り当てや取引作成、タスク処理、見込み顧客へのフォローアップや育成を自動メールで対応することが可能です。

そのため、営業活動にかかるタスクを大幅に軽減できます。

また、特定の顧客へのアクションやフォローが生じた場合は、営業メンバーにアラートが鳴るような設定もできます。

迅速なフォローアップができるのは、大きなメリットです。

シーケンスの詳細は下記でもご紹介しています。ぜひご確認ください。

>>HubSpotのシーケンスでインサイドセールスを自動化しよう

見積もり発行〜受注の電子化:見積もり機能

見積もり機能を使えば、見積書の作成から発行、受注までの一連のプロセスを電子化できます。

テンプレートを活用することで、見積書の作成時間を短縮できるため、手間になりません。

また、電子署名機能を使えば、受注までのプロセスをオンライン上で完結できます。

見積もり作成から電子契約までのプロセスはYouTubeで解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

SFAとCRMを実現する「HubSpot Sales Hub(セールスハブ)」の4つのプラン

Sales Hubには、以下4つのプランがあります。

プラン名変更前の月額料金変更後の月額料金利用可能な機能
無料トライアル無料無料・コンタクト管理
・取引パイプライン
・見積もり作成
・ミーティング設定
・ウェブチャット
・レポート作成ダッシュボード
Sales Hub Starter2,400円〜
※ユーザー2名まで
※追加は1人あたり月1,200円
1,800円/シート・無料版の全機能
・顧客情報の管理
・タスクの管理
・メールの自動化
・レポートの作成
Sales Hub Professional60,000円〜
※ユーザーは5名まで
※追加は1人あたり月12,000円
12,000円/シート・Starterの全機能
・カスタマーサポート
・販売プロセスのカスタマイズ
・カスタマーサクセス
・他CRM・SFAツールとの連携
Sales Hub Enterprise月144,000円〜
※ユーザーは10名まで
※追加は1人あたり月14,400円
18,000円/シート・Professionalの全機能
・セールスプロセスのカスタマイズ
・スクリプトの作成
・ワークフローの作成
※税込表記

HubSpotは、2024年3月5日より料金体系を変更しました。

大きな変更点は、シート(人数)単位の課金に変更されたところです。

これまではSales Hub Professionalの場合、毎月60,000円(税込)で5人まで使えましたが、新プランだと1人あたり12,000円(税込)かかります。

旧プランでは1つのアカウントで複数人が使えましたが、今後は1人1アカウントです。

そのため、小規模で利用する企業にとってはお得に使える場合があります。

ただし、2024年3月5日以降のユーザーが対象となるため、それ以前に契約した方は現状のプランを継続可能です。

また、旧プランでは閲覧用のアカウントは無料で発行できましたが、新プランでは有料化されます。

アカウントを増やす際は、権限に関係なく課金する必要がある点に注意しましょう。

下記の記事では、Sales Hubの有料ユーザーと無料ユーザーの違いについてまとめています。

課金するか迷っている方は、ご参照ください。

>>HubSpot SalesHubの有料ユーザーと無料ユーザーの違いとは?どちらを使うべきかプラン選びのポイントを解説!

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SFAとCRMの機能を搭載!HubSpot Sales Hub(セールスハブ)を導入する2つのメリット

Sales Hubには以下のメリットがあります。

  • 顧客データを1つのCRMで管理できる
  • 営業活動の管理ができる

上記2つを活かすと、営業チームのパフォーマンスを最大化し、ビジネスの成長を加速させることが可能です。

顧客データを一つのCRMで管理できる

Sales Hubを導入することで、顧客データを1つのCRMシステムで一元管理できるようになります。

営業担当者は、顧客の連絡先情報やコミュニケーション履歴、購買履歴などの情報にアクセスし、活用することが可能です。

顧客データの一元管理ができると、マーケティング・営業・カスタマーサクセスの担当者間での情報共有がスムーズになり、顧客対応の質が向上します。

また、データ分析により、顧客の行動パターンや嗜好を理解しマーケティング施策に活かせます。

営業活動の効率化や顧客満足度の向上が実現できるため、売上アップが期待できるのです。

営業活動の管理ができる

Sales Hubは、営業活動の管理に役立つさまざま機能を提供しています。

例えば、以下のような機能です。

  • タスク管理機能で、営業担当者のToDoリストを作成し優先順位をつける
  • パイプライン管理機能で、営業案件の進捗状況を可視化できる
  • 目標設定と進捗トラッキング機能で、個人とチームの営業目標を設定できる

これらの機能を活用すると、営業プロセスを最適化し、生産性をアップできます。

また、マネージャーは部下の営業活動を効果的に把握し、適切なサポートを提供することが可能です。

数字やタスクに関する管理ができるため、営業活動の PDCAサイクルを回しやすくなります。

Sales Hubを活用すると、仕組みとして営業活動の見える化ができるようになり、最適な改善案を導き出せるようになります。

営業・案件管理が可能!HubSpot Sales Hub(セールスハブ)がおすすめの企業は?

「HubSpot Sales Hubは自社に向いているのか?」と悩んでいる方は、次の特徴に当てはまっているか確認してみてください。

「Sales Hubに向いている企業の特徴」

  • マーケティングや営業活動のリソースが不足している
  • データを活用したマーケティングや営業ができていない
  • マーケティング・営業活動が属人化している

Sales Hubは、マーケティングや営業活動を支援し、成約率の向上・新規顧客の獲得や顧客との関係性構築を強化できます。

顧客のニーズや行動をデータで管理できるため、的確なアプローチが取れるようになり、営業活動の精度と効率を高めることが可能です。

また、ナレッジ共有を支援する機能により、優秀な営業担当者の知識やスキルを組織全体で活用できます。

そのため、上記の特徴に当てはまる企業はHubSpot Sales Hubで現状の課題を解決しましょう。

Sales Hubを導入して、データを活用した営業支援・営業プロセスの可視化や顧客情報の管理をおこない、企業の業績向上につなげてください。

弊社、株式会社FLUEDは、HubSpotの無料オンライン相談会を開催しています。HubSpotが自社に必要かどうかも提案しておりますので、気になる方はご参加ください。

HubSpot Sales Hub(セールスハブ)でChrome拡張機能が使える!使い方を解説

HubSpot Sales Hubは、Chromeの拡張機能が使えます。

この拡張機能を活用することで、より効率的な営業活動が可能です。

例えば、Gmailと連携すると、Gmailの画面からHubSpotのコンタクトやタスクを管理できるようになります。

ここからは、拡張機能のセットアップ、設定、トラブルシューティングについて見ていきましょう。

拡張機能のセットアップ

拡張機能のセットアップ手順は、以下の通りです。

  1. Google Chromeを開き、HubSpot Sales Chrome拡張機能のページにアクセス
  2. Chromeに追加ボタンをクリックし、確認画面で「拡張機能を追加」をクリック
  3. HubSpotアカウントにログインし、必要な権限を付与

これで、Chrome拡張機能のセットアップは完了です。

▼HubSpot Sales 拡張機能

拡張機能の設定

Chromeの拡張機能にHubSpot Sales Hubを追加したら、以下の設定をしましょう。

  1. ChromeのツールバーでHubSpot Sales拡張機能のアイコンをクリック
  2. 設定タブを選択し必要な設定を実施
  3. 設定が完了したら、「保存」ボタンをクリック

これで、拡張機能の設定が完了です。

設定を変更することで、拡張機能の動作をカスタマイズできます。

設定が完了すると、Gmailの画面上にHubSpotのアイコンが表示され、クリックすると以下のような画面が出てきます。

必要な設定があれば、押下して進めるようにしましょう。

拡張機能のトラブルシューティング

拡張機能が正常に動作しない場合は、以下の手順を試してください。

  1. Chromeを最新バージョンに更新
  2. HubSpot Sales Chrome拡張機能をアップデート
  3. Chromeのキャッシュとクッキーを消去
  4. 他の拡張機能との競合を確認し、必要に応じて無効に設定
  5. HubSpot Sales Chrome拡張機能をアンインストール&インストール

これらの手順で問題が解決しない場合は、HubSpotのサポートチームに連絡することをおすすめします。

拡張機能を設定し、トラブルシューティングの方法を理解することで、営業活動の効率化を図りましょう。

営業・案件管理ツール「HubSpot Sales Hub(セールスハブ)」を導入する際の注意点

HubSpot Sales Hubを導入する際は、以下のような点に注意をする必要があります。

  • 導入目的を明確にする
  • 現状の営業プロセスを見直す
  • ほかのシステムとの連携を検討する
  • 導入後の運用体制を整える

上記4点に注意しながら、自社の営業活動に合わせて活用方法を検討してください。

導入目的を明確にする

Sales Hubを導入する際は、まず目的を明確にすることが重要です。

単に「営業活動を改善したい」といった漠然とした目的ではなく、具体的にどのような効果を期待するのかを設定しましょう。

例えば、以下のような目的設定がおすすめです。

  • 「リードの獲得数を月間100件増やす」
  • 「営業担当者1人あたりの商談数を20%増加させる」
  • 「営業担当者の作業時間を週10時間減らす」

ただし、Sales Hubはあくまでツールのため、導入するだけでは期待する効果は得られません。

使いこなすには、自社の営業プロセスに合わせた活用方法を検討する必要があります。

自社の営業活動における課題を洗い出し、Sales Hubで解決できるか、どのように業務を効率化できるのかを検討してください。

Sales Hubの導入は、営業活動を改善するための第一歩です。

現状の営業プロセスを見直す

Sales Hubを導入する前に、現状の営業プロセスを詳細に分析し、改善点を洗い出すことが重要です。

営業プロセスには、リードの獲得から商談の締結、アフターフォローまで、さまざまなステップがあります。

非効率な作業や自動化できる工程などを検討することで、現状の営業プロセスの問題点や改善点が明らかになります。

例えば、リードの獲得段階では、Sales HubのWebフォームやチャットボット機能を活用すると、効率的なリード収集が可能です。

また、Sales Hubのタスク管理機能を使うと案件の進捗状況を可視化できるため、適切なタイミングでフォローアップができます。

このように、Sales Hubの各機能を営業プロセスのどの段階で活用するかを明確にし、営業活動の効率化と最適化が可能です。

ほかのシステムとの連携を検討する

Sales Hubを導入する際は、既存のシステムとの連携を検討することが重要です。

特に、チャットツールやカレンダー・メールサービスと連携すると、情報共有やスケジュール管理などが容易になります。

そのため、業務効率の大幅なアップが可能です。

例えば、HubSpotとSlackを連携します。

その場合、HubSpotの通知をSlackに自動的に送信できるようになるため、重要な情報を見落とすリスクを減らせます。

また、GoogleカレンダーやOffice 365などのカレンダーサービスと連携すれば、営業担当者のスケジュール管理の一元化が可能です。

HubSpotのミーティング機能を使って顧客とのアポイントを設定すると、自動的にカレンダーに反映されるため、二重予約のリスクを避けられます。

HubSpotと連携できるツールは数多く存在します。詳細については下記の記事でまとめているので、ご確認ください。

HubSpotと連携できるツール20選!メールや会計ソフト、カレンダーなど

導入後の運用体制を整える

Sales Hubを導入したら、その後の運用体制を整えることが、継続的な成果につながるため非常に大切です。

そのために、継続的な改善とユーザートレーニングを実施し、定着化を図りましょう。

例えば、定期的に利用者からのフィードバックを収集し、その内容をもとに改善策を講じるのも一つの方法です。

また、利用者の習熟度に合わせた段階的なトレーニングを実施することで、Sales Hubの活用度を高められます。

HubSpot Sales Hubには、充実したサポート体制があります。

操作方法や機能に関する質問は、サポートチームに問い合わせて、疑問点を残さないことが重要です。

自社の体制に合わせたサポート方法を選択し、Sales Hubの活用を推進していきましょう。

弊社、株式会社FLUEDは、HubSpotの導入支援を行うダイヤモンドパートナーとして、多数のノウハウと実績があります。これまでの多くの企業様の導入サポートをしているので、安心してお任せください。詳しくは、無料オンライン相談会でご説明しています。

>>【2024年最新】HubSpotの導入支援サービスとは?導入事例の多いパートナー10選

SFA・CRMを始められる!HubSpot Sales Hub(セールスハブ)を導入・活用してみよう

Sales Hubは、営業活動に必要な機能を網羅的に提供するSFAツールです。

営業活動をする上で、必要な下記の機能が搭載されています。

  • リード管理:コンタクト管理機能
  • 営業案件の進捗管理:取引パイプライン機能
  • 売上予測:フォーキャスト機能
  • Todo管理:タスク機能
  • 見積もり発行〜受注の電子化:見積もり機能

また、HubSpot Sales HubはChromeの拡張機能にも対応しており、Gmailと連携することでさらに利便性が向上します。

拡張機能のセットアップや設定は簡単で、トラブルシューティングの方法も明確です。

HubSpot Sales Hubには無料トライアルを含む4つのプランがあるため、自社の課題や目標にあった最適なものを選んでください。

まずは無料トライアルで試してみて、本格導入すべきか検討するとリスクヘッジができます。

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松永創

FLUED CEO / 代表取締役 Hubspotシニアスペシャリスト

B2Bマーケティングエージェンシーでベンチャー企業から大手IT企業、製造業など様々なマーケティングに携わる。 HubSpotゴールドパートナーとしても認定され、サポート実績多数。WEBを中心としたオンライン施策から、インサイドセールスや展示会といったオフライン施策まで幅広く支援している。携わった企業/プロジェクトの数は500以上に及び、スピード感あふれるコンサルティングには定評がある。 B2Bマーケティング/営業DXなどのテーマを中心になど講演多數。