
Salesforceの連動選択リスト機能は、HubSpotでも再現が可能です。
プロパティの「条件付きオプション」や、フォームの「依存フォームフィールド」を設定することで、同様の機能を実現できます。この機能を活用することで、ユーザーの入力負担を軽減するとともに、企業側も正確なデータを収集できるようになります。
本記事では、設定手順を画像付きで詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。SalesforceからHubSpotへの移行を検討中の方は、以下の記事もぜひお読みください。
>>HubSpotとSalesforceの違いを徹底比較!移行・連携方法も解説
Salesforceで連動選択リスト機能を使っていて、HubSpotでも同様の設定をしたいと考えている方におすすめの記事です!
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コンテンツ目次
Salesforceの連動選択リスト機能はHubSpotで再現できる

Salesforceのオブジェクトマネージャーから作成できる「連動選択リスト機能」は、HubSpotでも再現できます。
以下の画像は、Salesforceで作成した「連動選択リスト機能」の画面です。

HubSpotでも、以下の画像のように「連動選択リスト機能」の設定ができます。

「連動選択リスト機能」とは、あるフィールドの選択肢に応じて、次のフィールドの選択肢が動的に変化する仕組みのことです。情報に親子関係を持たせることができ、ユーザーの入力ミスを防ぎながら、データの一貫性を保てます。
「地方」と「都道府県」を連動する選択リストを、例にして解説します。
制御プロパティー | 東北地方 | 中部地方 |
---|---|---|
依存プロパティー | 青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県 | 新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県 |
連動選択リストを設定することで、以下の条件付けが行われます。
- 「地方=東北地方」の場合は「青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県」のいずれか一つを選択可能にする
- 「地方=中部地方」の場合は「新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県」のいずれか一つを選択可能にする
上記の表における「地方」は「制御プロパティー」に該当し、条件に応じて連動するフィールドをコントロールするものです。
一方の「都道府県」は「依存プロパティー」に該当し、制御プロパティーの内容に連動して内容が変更されます。
この条件付けにより、「地方=東北地方」なのに「東北地方=静岡県」といった不適切な組み合わせを防ぐことが可能です。
Salesforceでは標準機能として連動選択リストを作成できますが、HubSpotでは別途設定する必要があります。手順で不明点がありましたら、お気軽にご相談ください!
HubSpotのプロパティーに連動選択リストを設定する具体例・実装例

HubSpotプロパティに連動選択リストを設定する実装例として、以下のようなものがあります。
目的 | 実装例 |
---|---|
ユーザーの入力ミスを減らしたい | 「地方」フィールドで「東北地方」を選ぶと、「都道府県」フィールドで東北の都道府県のみが表示されるように設定 |
ユーザーの入力負担を軽減させたい | 問い合わせフォームで「製品カテゴリー」を選ぶと、「具体的な製品名」がそのカテゴリに応じて変わるように設定 |
社内データの一貫性を確保したい | 営業チームが「業種」と「サブ業種」を正しく分類できるように項目を設定 |
連動選択リストの設定は、ユーザー側だけでなく企業側にも大きなメリットがあります。
次の章から解説する方法で、連動選択リストは簡単に設定可能です。目的や課題に応じ、実装を行いましょう。
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HubSpotのプロパティーに連動選択リストを設定する方法

HubSpotの以下のプロパティーで使える連動選択リスト(条件付きオプション)の設定方法を解説します。
- コンタクト
- 会社
- 取引
- チケット
- カスタムオブジェクト
条件付きオプションは、主に社内ユーザーが利用することを想定しています。
条件付きオプションが使えるプランは、Marketing Hub、Sales Hub、Service Hub、Operations Hub、Content HubのProfessionalまたはEnterpriseです。設定前に、使用中のプランをご確認ください。
今回は、コンタクトの居住地が「東北地方」の場合に「青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県」のいずれかを選択できるように設定します。
上部のナビゲーションバーに表示される歯車マークの「設定」アイコンをクリックします。

左のサイドバーメニューから「プロパティー」を選択します。
「オブジェクトを選択」の右にあるドロップダウンメニューをクリックし、編集したいプロパティーを選んでください。ここでは「コンタクトプロパティー」を選択します。

編集したいプロパティーの名前にカーソルを合わせて「プロパティーを編集」をクリックします。

プロパティー編集画面の左のメニューの中から「条件付きオプション」を選択してください。すると、左側に制御プロパティーを入れる欄が、右側に依存プロパティーの値が表示されます。

制御プロパティーのプルダウンから、使用したい制御プロパティーを選びます。

設定をしたい制御プロパティーを選び「次のオプションのみ」のラジオボタンを選択してください。制御プロパティーに対応する依存プロパティーで表示させたい項目に、チェックを入れます。

他の選択肢にも同様の作業をします。

すべての作業が完了したら、画面右上の「保存」を押してください。
設定完了後に、実際の画面を確認しましょう。
今回はコンタクトプロパティーに変更を加えたため、コンタクト画面で該当箇所を確認します。コンタクトの概要の「>」をクリックしてメニューを開きます。

今回設定を行った項目までスクロールをしてください。

居住地が「東北地方」の場合、選択できる都道府県は「青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県」のいずれかになっています。

一方、居住地が「中部地方」の場合、選択できる都道府県は「新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県」のいずれかです。

コンタクトプロパティーについては、以下の記事で詳しく解説しています。
>>HubSpotにおけるコンタクトプロパティ設定の方法を解説! | 営業DX.jp
プロパティーロジックを使用できるのは、チェックボックス・ドロップダウン・ラジオ選択プロパティーのみです。設定したいプロパティーの形式に注意しましょう!
HubSpotフォームで連動選択項目を設定する方法

フォームで設定する場合は「依存フォームフィールド」を使用します。この機能は、主に外部からの訪問者が使うことを想定しています。
依存フォームフィールドを使用できるプランは、Marketing Hub、Service Hub、Content HubのProfessionalもしくはEnterpriseです。設定前に、使用中のプランをご確認ください。
設定すると、フォーム内でのユーザーの入力内容に応じて、追加の質問を自動的に表示させられます。
左のサイドバーメニューから「マーケティング」>「フォーム」の順に進んでください。

新しいフォームを作成する場合には「フォーム作成」をクリックします。既存のフォームを編集する場合にはフォーム名にカーソルをあわせ「編集」を選びましょう。今回は「居住地」が「東北地方」の場合に「都道府県(東北)」フィールドを表示できるように、既存フォームを編集します。

左側のプロパティー一覧から、フォームに追加したいプロパティーを選択し、ドラッグ&ドロップで配置します。

プロパティーを追加した後、鉛筆マークの「編集」ボタンをクリックしてください。

プロパティー編集画面にて「ロジック」タブを選択します。

条件設定を進めます。依存フィールドで、1つ目の条件を設定しましょう。この場合は「東北地方」を選択します。

1つ目の条件に応じて、表示させたいフィールドを「次を表示する」の項目から選びます。今回は「東北地方」の場合に「都道府県(東北)」フィールドを表示したいので、以下を選択しました。

以下の画像のように、1つ目の質問の回答内容に連動して、2つ目のフィールドが出てくるフォームが完成します。

実際のフォームを確認してみましょう。1つ目の質問に「東北地方」が選択された場合に「青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県」のいずれかが選択できるように設定されています。

なお、他の地方を選択した場合には、次の質問が出ないようになっています。

HubSpotのフォームについては、以下の記事で詳しく解説をしています。
>>HubSpotのフォームに入力制限を設ける手順とは?画像付きで解説 | 営業DX.jp
フォームに連動選択リストを設定することで、ユーザーの入力負担が減ります。そのため、離脱率の低下も期待できます!
Salesforceの連動選択リスト機能をHubSpotで再現し、効率的なデータ収集につなげよう

HubSpotでは、Salesforceと同様に「連動選択リスト」を作成できます。
「連動選択リスト」を設定することで、入力ミスを防ぎ、データの一貫性を確保できるだけでなく、ユーザーの入力負担を軽減することも可能です。
設定方法としては、プロパティの「条件付きオプション」を活用する方法や、フォームの「依存フォームフィールド」を利用する方法があります。
手順についてご不明な点がありましたら、相談会にて詳しくご説明いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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