
「Zohoとは何か?」「Zohoで何ができるか?」と、気になっている方はいませんか?
Zohoとは、CRMを中心に、営業やマーケティング、会計や人事など企業のさまざまな業務を一元管理できるクラウド型の業務支援ツールのことです。特に「Zoho CRM」は製品群の中でも主力サービスとして多くの企業で導入されています。
本記事では、Zohoでできることの基本情報から、主要アプリである「Zoho CRM」の料金や使い方まで詳しく解説します。
中小企業やベンチャー企業を中心に、業務効率化やDX推進の手段として注目されているので、ぜひ参考にしてください。
Zohoを始め、どのツールが自社に合うのか判断がつかない場合は、まずは複数のツールを比較するのがおすすめです。下記より、主要MAツールの比較表を無料でダウンロードできるので、ぜひご活用ください。
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コンテンツ目次
Zohoとは?

Zohoとは、CRMを中心に営業や会計、人事などの業務を一元管理できるクラウド型のビジネス支援ツールのことです。1996年にインドで設立され、現在では180カ国以上にサービスを提供しています。
CRMやSFA、メールや会計、プロジェクト管理機能など、55以上のビジネスアプリをWebとモバイルの両方で提供しています。マーケティングやカスタマーサポート、財務や人事など幅広い業務に活用できるのが魅力です。
また、Zohoは、SalesforceやHubSpotと並んで人気の高いCRMツールです。3社の特徴を簡単に下記の表にまとめました。
ツール名 | 特徴 |
---|---|
Zoho | ・低コストで高機能 ・CRM、SFA、AI予測など標準搭載 ・ノーコードで柔軟にカスタマイズ可能 |
Salesforce | ・大規模や複雑な業務にも対応 ・高度なカスタマイズと拡張性 ・AI「Einstein」による予測分析や自動化機能が強力 |
HubSpot | ・無料でCRMやマーケ機能が利用可能 ・UIが分かりやすく初心者向き ・Web集客やインバウンドマーケに強み |
Zohoは、中小企業から大手企業まで、規模を問わず柔軟に活用できます。ローコードやノーコードで自由度の高いカスタマイズができるため、顧客との関係構築がよりしやすくなります。
SalesforceとHubSpotの詳しい特徴についてさらに比較したい場合は、以下の記事も参考にしてみてください。
>>SalesforceとZohoの違いを徹底比較!移行方法やメリット、注意点も
>>HubSpotとZohoを徹底比較!料金や8つの機能別に違いを紹介
Zohoで何ができる?営業・顧客管理を効率化する機能を紹介

Zohoには、55種類以上のアプリケーションがあり、中でも代表的なのが「Zoho CRM」です。クラウド型の顧客管理や営業支援ツールとして多くの企業に導入されており、営業やマーケティング業務において必要な情報を一元管理できます。
CRMコスト見直しに関するポイントに関しては、以下の記事でも詳しく解説しているので参考にしてみてください。
>>CRMコストの見直しポイントが分かるウェビナー「HubSpotとZohoでできること」
以下でZoho CRMの主な機能や、業務効率化に役立つポイントを詳しくご紹介します。
Zoho CRMでできることと活用シーン
Zoho CRMは、顧客情報や営業活動を一元管理し、誰に何をするべきかを明確にするためのツールです。主に以下のような情報の蓄積や活用ができます。
- 顧客の基本情報や属性・購買情報
- 営業活動や商談の進捗履歴
- Webサイトやメールの反応データ、行動トラッキング
- コミュニケーション履歴(電話・メール・チャット等)
- タスク・スケジュール・フォローアップ管理
データを分析することで、営業活動の優先順位付けや顧客対応の抜け漏れ防止、マーケティング施策の最適化に役立ちます。Zoho CRMを導入すると、業務の効率化や顧客満足度の向上にもつなげることが可能です。
Zoho CRMの主要14機能
Zoho CRMには、営業や顧客管理を効率化するための多彩な機能が備わっています。ここでは、特に重要な14の機能の特徴をまとめました。
機能 | 内容・役割 |
---|---|
顧客管理 | ・顧客情報や履歴を一元管理 ・対応履歴や商談状況も可視化 |
SFA/営業支援 | ・営業活動の自動化、効率化 ・タスク管理、パイプライン追跡 |
営業分析 | ダッシュボードやレポート機能を用いて営業状況を把握 |
カスタマイズ | 業務フローや画面を柔軟に調整 |
マーケティングオートメーション | リード獲得やメール配信、キャンペーン管理などの自動化 |
チームコラボレーション | メモやタスク共有、進捗フィードでチーム連携強化 |
AI(Zia) | AIが商談予測やタスク提案、傾向分析を自動化 |
セキュリティ | データ暗号化、アクセス制御、IP制限、監査ログ |
モバイルアプリ | 外出先でも顧客情報やタスクの確認や更新が可能 |
開発者向けAPI・連携 | APIやSDKで外部ツール連携や独自機能の開発が可能 |
コミュニケーション | メール、電話、チャットなどを一元管理 |
フィード、チャット、メモ | ・フィードやチャット機能で迅速な情報共有 ・営業状況の詳細をメモ保存 |
ドキュメント管理 | 見積書や契約書などの管理・共有 |
タスク・スケジュール管理 | タスクや予定、リマインダーの管理、カレンダー連携で抜け漏れ防止 |
Zoho CRMは、顧客情報の一元管理や営業活動の自動化、AI活用による業務効率化など、営業や顧客管理に必要な機能を幅広く備えています。チームコラボレーションやセキュリティ、外部連携などのツールも充実しており、企業の営業力強化と業務効率化をサポートします。
なお、Zohoの導入をまだ検討中の場合は、他社のMAツールと比較をするのもおすすめです。下記より主要MAツールの機能を一覧化した比較表を無料でダウンロードできるので、ぜひご活用ください。
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Zohoを導入するメリット6つ

Zohoには、以下のようなメリットがあります。
- 業務を効率化・自動化できる
- モバイル対応で外出先でも使える
- ノーコード対応で柔軟にカスタマイズできる
- サポート体制が充実しスムーズに移行できる
- 他社のアプリと連携しやすい
- 低価格でプランを柔軟に変更できる
それぞれ、具体的に見ていきましょう。
業務を効率化・自動化できる
Zohoを導入することで、商談や請求書の管理など、日々の業務をクラウド上で一元管理できます。
クラウド上で管理することで、チーム全体でリアルタイムに情報の確認や更新ができるようになります。担当者間での認識のズレや情報のタイムラグが、発生する心配は基本的にありません。
また、請求書の発行やリマインド通知などのプロセスを自動化することで、手作業による入力ミスや処理漏れのリスクを大幅に削減できます。
業務の情報がクラウド上に集約されるため、正確性とスピードが向上し、担当者はより付加価値の高い業務に集中できるようになります。
クラウド上での一元管理や業務の自動化により、作業効率アップやミス削減を実現しやすくなります。チーム全体の生産性が一段とアップするのがZohoの大きなメリットです。
モバイル対応で外出先でも使える
Zohoのメリットは、会計やプロジェクト管理、メールやドキュメント保存など、幅広いビジネスアプリケーションをモバイルアプリでも提供している点です。
そのため、多くのスタッフが出張先や外出中でも社内と同じ情報にアクセスできるため、迅速な対応がしやすくなります。
管理者によるアクセス履歴の確認や、セキュリティ設定も簡単にできるため、安心して運用できる点も魅力です。
ノーコード対応で柔軟にカスタマイズできる
Zohoは、ノーコード・ローコードに対応しており、専門的な知識がなくても直感的に操作できます。
シンプルで分かりやすいUI設計により、社内に定着もしやすく、自社の業務フローに合わせた項目や画面の調整も柔軟にできます。
使いやすさとカスタマイズ性を両立し、これまでSFA・CRMツールの導入に断念したことがある企業にはおすすめです。
サポート体制が充実しスムーズに移行できる
Zohoのサポート体制は充実しており、他社のCRMからの移行もスムーズに進めることが可能です。要件のヒアリングから初期設定、導入まで手厚いサポートが受けられます。
なお、移行専用サービス「ジャンプサポート」も提供されており、初期の負担を軽減しやすくなっています。
最短4時間から、1時間あたり20,000円(税抜)と、低コストです。
他社のアプリと連携しやすい
Zohoは、他社のアプリケーションとの連携性にも優れており、Zoho CRMであれば連携できる外部のサービス数は1,000以上です。
Google WorkspaceやMicrosoft365、SlackやZendeskなど、日常業務で使われる主要なビジネスアプリとも簡単に連携できます。導入後、すぐに実務に活用できるようになる点は大きなメリットです。
低価格でプランを柔軟に変更できる
Zohoは、必要な機能だけを選んで利用できる柔軟な料金体系です。コストを抑えながら導入できるほか、プラン変更もしやすいため、初期投資を抑えたい中小企業に適しています。
また、クレジットカードの登録なしで無料トライアルを始められるため、気軽に使い勝手を試せます。
Zohoの料金プラン

Zohoには、アンケートツールの「Zoho Survey」や、SNS管理ツールの「Zoho Social」など業務ごとの課題に特化したツールが揃っています。
中でも顧客管理や営業支援に活用できるCRM・SFA機能は特にニーズが高く注目されているツールです。
ここで、CRM機能を備えた代表的な3つのプランを取り上げて紹介します。
プラン名 | 月額費用 / 1ユーザー(税抜) | 特徴 |
---|---|---|
Zoho CRM(CRM単体) | 1,680〜6,240円 | ・顧客管理、営業支援に特化した単体プラン ・4つのグレードあり |
Zoho CRM Plus | 6,840円 | ・CRM含む15製品バンドル ・営業、マーケティングなどまとめて利用 |
Zoho One | 4,440円〜10,800円 | 45種類以上のアプリ使い放題 |
Zoho CRMの料金プラン
Zoho CRMでは、利用したい機能やチームの規模に合わせて、複数の料金プランから選択できます。すべてのプランで無料トライアルが用意されているため、導入前に使用感を確認できる点も安心です。
以下は4つのプラン内容と1ユーザーあたりの料金なので、参考にしてみてください。
プラン名 | 月額(税抜)/年間契約 | 月額(税抜)/月間契約 | 主な機能 |
---|---|---|---|
スタンダード | 1,680円 | 2,400円 | ・一括メール ・売上予測 ・Office365連携など基本機能 |
プロフェッショナル | 2,760円 | 4,200円 | スタンダード機能+ブループリント、CPQ、Webhookなど |
エンタープライズ | 4,800円 | 6,000円 | プロフェッショナル機能+Zia、テリトリー管理、カスタム関数など |
アルティメット | 6,240円 | 7,800円 | エンタープライズ機能+AI機能強化、上限拡張など |
Zoho CRMのどのプランを選ぶか迷った場合は、自社の業務内容や活用したい機能に応じて検討しましょう。
初めてCRMを導入する企業は「スタンダード」や「プロフェッショナル」から始めて、必要に応じてプランを切り替えていくのがおすすめです。
Zoho CRM Plusの料金プラン
Zoho CRM Plusは、CRM機能のほか、マーケティング支援やプロジェクトの管理などの人気15製品をまとめたオールインワンパッケージです。
業務の幅広い領域をカバーできるため、チーム全体での連携や情報共有を効率化したい企業におすすめです。
利用形態 | 月額(税抜)/1ユーザー |
---|---|
年間契約 | 6,840円 |
月間契約 | 8,280円 |
Zoho CRM Plusは、CRMに加えて、マーケティングやサポート、プロジェクト管理などの業務も一元化できます。
社内の業務効率をよりスムーズにし、社内の連携やDX化を加速させたい企業に特におすすめです。
Zoho Oneの料金プラン
Zoho Oneは、CRMを含む45種類以上のビジネスアプリをまとめて利用できる使い放題の統合パッケージです。人事や会計などあらゆる業務を一元化できるため、部門の連携や業務効率の向上に最適です。
なお、組織単位で請求書が1つにまとめられ、以下の通り利用形態に応じて2つの価格帯が設定されています。
利用形態 | 月額(税抜)/1ユーザー |
---|---|
全従業員利用プラン | 4,440円 |
一部従業員での利用プラン | 10,800円 |
Zoho Oneの特徴は、営業や人事、会計やサポートなど企業全体の業務をまるごとクラウドで一元管理できる点です。全社的にDXを進めたい中小企業や、ツールの一本化で運用負荷を減らしたい企業にも向いています。
Zohoは、企業の規模や業務内容に合わせて、最適なプランを柔軟に選択できます。ぜひ自社に合わせたプランで業務効率化を目指してください。
Zohoを使用する際の注意点

Zohoを導入する際の注意点は、以下の4つです。
- 多機能ゆえに使いこなしにくい場合がある
- カスタマイズに時間がかかることがある
- 日本語対応やサポートに不十分な点がある
- モバイルアプリの機能が一部制限されている
今回は、代表的なアプリである「Zoho CRM」の例を中心に取り上げながら紹介します。なお、Zoho全体に共通する注意点も存在するので、ぜひ参考にしてみてください。
多機能ゆえに使いこなしにくい場合がある
Zohoは多機能で便利な反面、すべての機能を使いこなすのが難しい場合があります。
例えば、初めてCRMを導入する企業や、ITリテラシーに不安のあるユーザーにとっては、Zoho CRMの操作や設定に戸惑ってしまうかもしれません。
さらに、Zohoはアップデートや新機能が頻繁に追加されます。
そのため、導入後も定期的に機能を把握し、必要に応じて運用フローを見直す柔軟性も課題となりやすいです。
カスタマイズに時間がかかることがある
Zohoはカスタマイズ性が高い点に魅力がありますが、最適な運用設計をするには時間と労力がかかる場合があります。
現場の要望を反映しすぎると、項目や設定が煩雑になりやすいため、優先順位を明確にし段階的にカスタマイズを進めることが重要です。
なお、Zohoではユーザー向けに、ウェビナーの開催やオンデマンド動画の配信を定期的に提供しています。
企業のリアルな体験談を交えた内容をオンラインで学べるため、サポートを活用することでカスタマイズをスムーズに進めやすくなります。
日本語対応やサポートに不十分な点がある
Zohoは海外発のサービスのため、一部の画面や新機能で日本語訳が不自然に感じられる場合があります。
Zoho CRMやZoho SalesIQなど主要アプリは日本語対応が進んでいますが、アプリによってはUIやサポート体制が十分でない場合もあり、注意が必要です。
一方、Zohoではユーザー同士が交流できる「Zohoコミュニティ」の提供もしています。
オンライン掲示板やユーザー交流会を通じて、サービスに関するノウハウ共有や、疑問点の解消が可能です。
公式の日本語サポートだけではカバーできない部分も、ユーザー同士の助け合いによってフォローしやすい点も活用しやすいポイントの一つです。
モバイルアプリの機能が一部制限されている
Zoho CRMのモバイルアプリは外出先でも利用できて便利ですが、一部機能に制限があります。
例えば、レポートの詳細表示や複数キーワードでの検索がアプリ版では利用できないなど、ブラウザ版に比べて操作性が限られる場合もあります。
用途に応じてモバイル版とブラウザ版を使い分けるのも、効果的です。
Zohoを使用する際には注意点がありますが、導入時には「ジャンプスタートサービス」を利用できます。また、無料トライアルで使い勝手を試してみるのもおすすめですよ!
Zoho CRMの導入手順と使い方のコツ

本章では、Zoho製品の中でも中心となる「Zoho CRM」を導入する際の基本的な手順から、実際の運用で役立つ活用のコツまで、紹介します。
- アカウント作成と初期設定で基本情報の登録を済ませる
- 顧客登録と商談管理の基本操作で管理体制を整える
- レポート・ダッシュボードで業務データを可視化する
上記3つの手順を確認していきましょう。
Zoho CRMの導入手順から使い方を解説するので、参考にしてみてください。
1.アカウント作成と初期設定で基本情報の登録を済ませる

まずは、Zoho公式サイトにアクセスし、無料アカウントの作成を実施します。登録時には、会社名や電話番号、メールアドレスなどの基本情報の入力が必要です。
基本情報を入力すると、登録したメールアドレス宛に以下のような確認メールが届き、アカウント登録が完了します。
2.顧客登録と商談管理の基本操作で管理体制を整える
Zoho CRMでは、サンプルデータを読み込んで実際の運用を想定した画面操作を体感することが可能です。本番データを取り込む前に、画面の流れや操作感を事前に確認できるため、導入前の不安を軽減できます。
ここでは、サンプルデータをCRMに読み込む手順を中心に基本的な操作方法を解説していきます。
まずは、アカウント登録後に表示される初期画面で、「サンプルデータを読み込む」をチェックしましょう。「今すぐ開始」ボタンをクリック後、Zoho CRMのダッシュボード画面に進みます。
サンプルデータのダウンロード後にまず表示されるのが、以下のようなホーム画面です。画面上部のタブやメニューから、案件や顧客情報の確認、操作ができます。
ホーム画面上部の歯車マークをクリックすると以下のような設定画面に遷移し、個人や組織の設定、カスタマイズなどの初期設定をすることが可能です。
以下の「顧客・商談管理」の画面では、見込み顧客や企業情報、連絡先など、CRMで扱う主要データが一覧表示されます。
Zoho CRMでは、主に以下のようなデータ管理が可能です。
- リード(見込み顧客)
- 取引先(企業情報)
- 連絡先(担当者情報)
- 商談(案件の進捗や金額など)
基本情報の登録後は、見込み客や取引先、連絡先や商談などを項目ごとに管理します。顧客情報は項目を入力するだけで簡単に編集や更新ができ、進捗情報や金額などを記録しておくことで、案件の管理がスムーズになります。
Zoho CRMでは登録後すぐに実装データを取り込むことも可能ですが、導入前のデモ環境で操作性を試せる点も魅力です。
サンプルデータから実装データへの切り替えも可能なので、まずは手順を参考に、実際の使用感を確認してみてください。
3.レポート・ダッシュボードで業務データを可視化する
Zoho CRMには、売上や案件進捗、活動履歴などを確認できる標準レポートが搭載されています。以下のように、各種データをレポートで可視化でき視覚的に状況を把握することが可能です。


データはグラフ化や自動更新も可能で、常に最新の情報を把握できるのが魅力です。レポートやダッシュボードを活用することで、業務の可視化に加えて的確な意思決定がしやすくなります。
Zohoの導入におすすめの企業

Zohoの導入がおすすめの企業は、以下の通りです。
- ベンチャー・中小企業
- 社内システムを一本化したい企業
- DX・デジタル化を進めたい企業
- ほかのCRMからの乗り換えを検討している企業
それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
ベンチャー・中小企業
Zoho は多くのアプリで無料プランを提供しており、必要に応じて段階的に有料プランへ移行できます。
そのため、コストを抑えながら導入したいベンチャー・中小企業にはおすすめです。
企業の事業拡大や組織成長に合わせて機能やユーザー数を柔軟に調整できる点も魅力。また、専門知識がなくても使えるため、IT担当者がいない企業でも安心して活用しやすいのも嬉しいポイントです。
社内システムを一本化したい企業
Zohoは、CRMやSFA、MAなどの業務を1つのプラットフォームで一元管理できるため、社内システムを一本化したいと考えている企業に適しています。
複数のツールの契約や運用が不要になり全体のコスト削減につながるほか、情報の重複入力などのミスが減らせる点も魅力です。
DX・デジタル化を進めたい企業
Zohoは、ワークフローや自動化ルールを活用して、営業やマーケティング、請求業務などを自動化できるようになります。
これらの機能により業務効率が飛躍的に向上するため、これからDX・デジタル化を進めたい企業に最適です。
Excelや紙での管理から脱却し、業務の自動化や情報の可視化を進めることで、チーム全体のクラウドベースでいつでもアクセスが可能です。
蓄積した顧客・業務データを分析して、経営判断やマーケティング施策の立案などにも活用できます。
ほかのCRMからの乗り換えを検討している企業
Zohoにある、Zoho CRMは、SalesforceやHubSpotなどの大手CRMと比較すると低価格ながら、同等レベルの機能を備えています。
既存の業務フローや外部システムとも柔軟に連携できるため、移行後も業務をスムーズに継続できます。
スムーズに移行できるように、サポート体制が充実している点も安心できるポイントです。
Zohoは成長途中の中小企業から、既存システムの見直しをしたい企業まで、さまざまな課題を抱える企業におすすめできる柔軟なクラウドツールです。
ちなみに、主要なMAツールの機能を徹底的に比べられる、比較表を無料配布中です!

Pardot(Marketing Cloud Account Engagement)やMarketo、HubSpotなど、各ツールでできることを機能ごとに一覧化した便利なシートです。ツール選定の参考資料としてぜひご活用ください。
Zohoを活用して業務の効率化をしよう

本記事では、Zohoの特徴や使い方、料金体系まで詳しく解説しました。顧客管理や営業活動の効率化をしたい企業にとって、Zoho CRMは柔軟性や拡張性に優れた心強いツールです。
現在のCRM運用を見直したい方や、新たに導入を検討している方は、ぜひZohoの導入を前向きにご検討してみてください。
FLUED社では、BtoBマーケティング相談会を実施しています。CRM導入前の疑問や比較検討のご相談など、お気軽にご相談いただけるので、ぜひご活用ください!
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