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HubSpotでオフラインイベントを管理する方法とは?手順やメリットを解説

2024.09.25

2024.09.25

営業DXツール

HubSpotのマーケティングイベント機能を活用することで、オフラインイベントの参加者管理が可能です。

これまでオフラインの展示会やセミナーの参加者を管理する際に、イベントごとにExcelなどでリストを作成していた方も多いかもしれません。

HubSpotのマーケティングイベント機能を活用すれば、イベント情報をCRMで一元的に管理できるだけでなく、キャンペーン機能も併用すれば見込み客への情報提供も効率的にできるようになります。

本記事では、HubSpotでオフラインイベント参加者を管理するメリットや、その手順をキャプチャを交えながら解説します。

効率的なオフラインイベントの管理方法をお探しの方は、本記事を参考にしていただけたら幸いです。

こちらの記事は、HubSpot社による下記の解説動画を基にして作成しています。ぜひ本編の動画もご覧ください。

HubSpotでイベント情報を管理すれば、オフラインとオンラインのマーケティング施策を統合できます。
ぜひHubSpotのマーケティングイベント機能やキャンペーン機能の活用を検討してみてください。

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HubSpotでオフラインイベントの参加者管理ができる

HubSpotでは、マーケティングイベント機能を活用して、展示会などのオフラインイベント情報を管理できます。

担当者の中には、HubSpotを使ったオフラインイベントの管理方法を知らない方もいるかもしれません。

マーケティングイベント機能は、これまでオンラインのイベント管理に対応してきた機能です。

2024年3月のアップデートで、オフラインイベントの参加者管理もできるように機能が追加されました。

つまりHubSpotを使えば、オフライン・オンラインと開催方法を問わず、イベント情報や参加者情報を管理できるようになったのです。

オフラインイベントの参加者管理を適切に行うと、マーケティング施策の効果を高めることにもつながります。

HubSpotのマーケティングイベント機能でできること

ここでは、HubSpotのマーケティングイベント機能でできることを解説します。

全体像をイメージする際の参考にしてください。

イベント情報を整理できる

HubSpotのマーケティングイベント機能とは、HubSpotのCRMオブジェクトのひとつです。

この機能を使うと、コンタクトなどのほかのCRMオブジェクトに関連づけて、イベント情報を管理・整理できます

イベント情報には、開催日時や主催者、オンライン・オフラインのタイプなどが入力可能です。

さらに、より詳細に顧客データを分類したい場合や、自社に合わせたデータ管理をしたい場合には、カスタムプロパティを作成して対応できます。

マーケティングイベントを分析できる

イベントオブジェクトを作成すれば、トラッキングをしてイベントごとのパフォーマンスを把握することも可能です。

カスタマージャーニーレポートを作成すると、分析結果を提示してくれます。

参加者の属性や案内メールに対してどれくらい参加があったかなどの割合もわかるので、イベントの振り返りだけでなく、新規イベント考案時にも参考になるでしょう。

キャンペーンに関連づけられる

イベント情報をマーケティングキャンペーンに関連づけることもできます。

キャンペーンツールを使うと、イベントの効果をより詳細に分析できるアトリビューションレポートが作成可能です。

「イベントがどれくらいコンタクト数や取引数の増加、収益につながったのか」など、より詳細に分析したい場合は、キャンペーン機能も使うようにしてください。

>>効率よく成果を上げるHubSpotのキャンペーンツール活用方法

オフラインイベント情報をより戦略的に活用したいなら、マーケティングキャンペーンを利用することをおすすめします。
ただし慣れないうちは、カスタマージャーニーレポートで全体像を把握するだけでも十分です。

オフラインイベントの参加者管理にHubSpotを使うメリット

HubSpotを、オフラインイベントの参加者管理のために活用するメリットを解説します。

HubSpotでの情報管理の効果をイメージする際の参考にしていただけたら幸いです。

オフラインとオンラインイベントの情報を一元化できる

「マーケティングイベント機能」は、オンラインイベントの管理にも対応しているため、オフラインイベントの情報も取り込むようにすれば、イベントデータをHubSpot上に一元的に保存し、分析、評価できます。

取り込んだデータは「キャンペーン」にも関連づけられるので、使い方によっては全体的なマーケティング戦略の精度を高められます。

見込み顧客に適切な情報が配信できる

HubSpotを活用することで、オフラインイベント後も、参加者に対して適切な情報を提供できる可能性が高まります。

オフラインのイベント参加者は、自社の商品やサービスに強い関心を持っている割合が高いです。

顧客の行動履歴に基づいた情報提供やニーズに合わせたフォローアップなど、効果的なコミュニケーションを取ることで、見込み顧客をより確実に育成できます。

HubSpotにイベント参加者の情報を取り込むと、HubSpotを通してお礼メールやステップメールなどを送れます。
自社のオンライン施策をオフラインイベント参加者に対しても行えるようになるのは、大きなメリットです。

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HubSpotでオフラインイベントを管理する手順

HubSpotのマーケティングイベント機能を使って、オフラインイベントを管理する方法を解説します。

大まかな手順は、まずマーケティングイベントを作成し、イベント情報を入力してから、参加者情報をインポートするという流れです。

実際の操作をイメージするための参考にしてください。

マーケティングイベントを作成する

1. HubSpotのコンタクトのプルダウンメニューから「マーケティングイベント」を開きます。

2. 右上の「マーケティングイベントを作成」をクリックし、イベント名、説明、タイプ、開始日、終了日、主催者等を入力します。

インポートファイルを準備する

  1. 登録できる参加者データは「登録済み」「参加済み」「キャンセル済み」の3種類です。

2. 必須ヘッダーは「Eメール」と「登録日」「参加日」「キャンセル日」のいずれかで、CSVファイルでのアップロードが推奨されています。

イベント参加者データのインポート

1.参加者情報を追加したいマーケティングイベントを開きます。

2. 「インポート」をクリックします。

3. インポートしたいアクティビティーを「登録済み」「参加済み」「キャンセル済み」のいずれかから選択します。

4. 「ファイル選択」をクリックして、インポートファイルを選択します。

5. インポートしたリストの項目が表示されるので、必要に応じて形式や上書きするかどうかを選択します。

6. 最終的な詳細画面で、コンタクトを作成する場合はチェックボックスにチェックを入れます。

7. インポートしたコンタクトの数は、マーケティングイベントの概要欄で確認できます。

参加者データを作成する際、「登録日」「参加日」「キャンセル日」のいずれかを必ず用意する必要があります。
3つの日付をすべてインポートすることも可能です。

HubSpotでオフラインイベントを管理する際の注意点

オフラインイベントの管理にも便利なHubSpotですが、以下の点にご注意ください。

まず、「マーケティングイベント」を新規作成するには、「CRM>コンタクト」のプルダウンメニューから選択する必要があります。

最初は見つけにくいので、ご注意ください。

次に、イベントデータをインポートする際、メールアドレスと登録日(もしくは他の日付情報)のみが必須項目ですが、氏名や性別も最低限入力しておくと、後の管理がスムーズになります。

また、作成したマーケティングイベントは、キャンペーンへ自動的に紐づけられる点に注意してください。

最後に、インポート時に既存のデータを上書きしたくない場合は、該当項目にチェックを入れて慎重に処理を行いましょう。

既存データを上書きする場合は、重要度の低いリストからインポートすることがおすすめです。

HubSpotでオフラインイベントを管理してマーケティングの効率化を図ろう

HubSpotでは、オフラインイベントの情報も管理できます。

オフラインイベントの参加者は、自社の商品やサービスに高い関心を持ってくれている可能性が高いです。

効果的なマーケティング施策を展開するためにも、HubSpotを活用してオフラインイベントの情報を管理するようにしましょう。

こちらの記事は、HubSpot社による下記の解説動画を基にして作成しています。ぜひ本編の動画もご覧ください。

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松永創

FLUED CEO / 代表取締役 Hubspotシニアスペシャリスト

B2Bマーケティングエージェンシーでベンチャー企業から大手IT企業、製造業など様々なマーケティングに携わる。 HubSpotゴールドパートナーとしても認定され、サポート実績多数。WEBを中心としたオンライン施策から、インサイドセールスや展示会といったオフライン施策まで幅広く支援している。携わった企業/プロジェクトの数は500以上に及び、スピード感あふれるコンサルティングには定評がある。 B2Bマーケティング/営業DXなどのテーマを中心になど講演多數。