BtoBマーケ無料相談へ

HubSpotで作成したミーティングリンクの活用法!Webに埋め込んで商談化率アップ

2022.02.27

2023.06.07

営業DXツール

HubSpotのミーティングリンクは、ユーザーが簡単にミーティングを予約できるツールです。通常、ミーティングを設定するには、顧客とメールで何度も日程調整のやり取りをしたり、新規ユーザーがコーポレートサイトから問い合わせを送るのを待ち、返信したりする必要があります。

HubSpotのミーティングリンクは、そのような手間のかかるやり取りを一切不要にできるリンクです。Web上のさまざまな場所にミーティングリンクを設定することで、たとえユーザーがコーポレートサイトを訪問しなくても、簡単にミーティングのアポが取れます。

使い始めると非常に便利なツールで、業務効率化を実現できますが「実際にどこにリンクを設定すればいいかわからない」という担当者も少なくありません。

そこで今回の記事では、HubSpotのミーティングリンクの埋め込み方法を紹介します。ここで紹介したWeb上の箇所にリンクを埋め込むと、商談化率アップにつながるのでぜひ参考にしてください。

なお、HubSpotのミーティングリンクの説明や、作成手順はこちらの記事に記載しています。

【2021年12月最新】アポイント調整にかかる時間が今までの半分!?Hubspotのミーティングリンクとは?アップデート情報もあり!

HubSpotの使い方、活用方法が聞ける、無料のオンライン相談会を開催中です。

「HubSpotで何ができるか知りたい方」はもちろん、「すでに利用しているがもっとフル活用したい方」もお気軽にご相談ください。

詳細は「HubSpotをより活用したい方へ!無料のオンライン相談会を実施中!」をご確認ください。

▼ 今すぐHubSpot無料相談会を予約

HubSpotのミーティングリンクの埋め込み箇所とは?

HubSpotのミーティングリンク埋め込み箇所として、次のような例があります。

  • サンクスページ
  • ホワイトペーパー
  • Eメール
  • チャットボット
  • CTA

それぞれ詳細を解説します。

Webサイトの資料ダウンロードや問い合わせのサンクスページ

Webサイト上に、製品サービスの資料ダウンロードページや、問い合わせページを設定している企業がほとんどかと思います。

Webサイトに訪問したユーザーが自社に興味を持ったとき、資料ダウンロードや問い合わせなどアクションを起こすと、サイト画面は「サンクスページ」と呼ばれる画面に遷移します。

例えば、サンクスページには以下のような文言が表示されるはずです。

  • 「ダウンロードありがとうございます。」
  • 「お問い合わせを受け付けました。担当者より営業日3日以内にご連絡いたします。」

このサンクスページにHubSpotのミーティングリンクを設置すると、商談化に向けてユーザー行動を促せます。

ビジネスSNSで有名なWantedlyのサンクスページを見てみましょう。

出典:Wantedlyサンクスページ

資料をダウンロードすると、まず「ダウンロードありがとうございました」とお礼の言葉が表示されます。「ご予約は下記フォームから」とあり、スクロールすると上記の予約フォームが表示されます。

Wantedly担当者の空いている時間が表示され、ダウンロードを完了したユーザーはアクション直後にミーティングを申し込めるのが特徴です。

また、BtoB ECカートシステムを提供する楽楽B2Bでは、問い合わせ後のサンクスページへ、次のようなHubSpotミーティングリンクを設置しています。

ダウンロードや問い合わせをするユーザーは「自社に興味がある」、つまり温度感の高い潜在顧客です。従って、簡単に予約できるミーティングリンクをサンクスページに設定すれば、ユーザーの意欲が高いまま商談時間が決定できるでしょう。

ホワイトペーパー

ホワイトペーパーは、企業の導入事例や商品紹介が掲載されたPDFファイルです。多くの企業はホワイトペーパーをWeb上に設置し、ダウンロードされるよう工夫しながら制作しています。

しかし、「ある程度の数をダウンロードされているが、なかなか次のアクションにつながらない」という課題を抱えている企業も多くあるでしょう。こういった問題の原因の1つとして、ダウンロード後の導線が整備されていない、という点が挙げられます。

つまり、ホワイトペーパーをダウンロード後、問い合わせまでの導線がスムーズでないため、次のアクションにつながらないのです。

そこでHubSpotのミーティングリンクをホワイトペーパー内に設置することで、ユーザーはその場で予約を取ることが可能です。

現在、ホワイトペーパー上に電話番号やメールアドレスを記入している企業は見られますが、ミーティングリンクを埋め込んでいる企業は多くないようです。ここでミーティングリンクを設置しておけば、商談化に向けて一歩進めることができるでしょう。

Eメール

EメールにもHubSpotのミーティングリンクを貼りつけて送信すれば、スケジュール調整が飛躍的に簡単になります。

例えば、弊社が提供している「FindFolio」というリード情報提供ツールへの問い合わせがあった場合、次のようなサンクスメールを送信しています。

まずは問い合わせへのお礼を伝え、ミーティングを設定できるリンクを貼り付け予約を促すことで、商談化率アップが見込めます。

サンクスメール以外で、既にやり取りのある顧客や関係者と打ち合わせする必要があるときにも、もちろん活用可能です。「スケジュール調整は面倒くさい」という認識は、誰でも同じです。そこでミーティングリンクを使えば、お互いの都合のいい日時に手間をかけずミーティング設定ができるようになります。

Webサイトに設置したチャットボット

コーポレートサイトやLPなど、Webサイト上に設置したチャットボットにもHubSpotのミーティングリンクを埋め込めます。

具体例として、弊社「営業DX.jp」のホームページを見てみましょう。ホームページを開くと、右下にチャットボットが表示されます。

チャットボット内の選択肢から「個別ZOOM相談会(30分無料)を予約する」をクリックすると、次の画像のようにリンクが表示されます。

これがミーティングリンクです。リンクをクリックすると予約画面が開きます。

候補日時の中から希望の日時を指定すると、ミーティングの予約が完了します。

チャットボットは24時間365日いつでも問い合わせできるため、ミーティングリンクを埋め込んでおけば、顧客が好きなときに予約できるのもメリットの1つです。

WebサイトのCTA

CTAとは、Webサイトに組み込めるユーザーを誘導ためのテキストや画像です。コンバージョン率を高めるためには、魅力的なCTAを作成し、適切な場所への配置が必須となります。

HubSpotのコンテンツでCTAを作成した場合、CTAにもミーティングリンクをオプションで設置可能です。

CTAを設置したWebページが問い合わせを喚起するような内容であれば、ミーティングリンクをCTAに埋め込み導線を整備することで、スケジュール調整のハードルが下がり商談化率アップが期待できるでしょう。

HubSpotのミーティング機能を活用するメリット

HubSpotのミーティング機能を活用し、得られるメリットを解説します。

商談化率を高められる

HubSpotのミーティングリンクを活用する一番のメリットは、商談化率アップだといえるでしょう。

ユーザーが閲覧するミーティング日時の選択画面は、自社にとって都合のいいスケジュールです。その中からユーザーに選択してもらえるので、その場でミーティング日時を決定でき、商談につながります。

Eメールのみでやり取りすると、ダブルブッキングや日時の打ち間違いが起こる可能性がありますが、ミーティングリンクならそのような問題は起こりにくくなります。

スムーズに商談へと運べるため、ミーティングリンクを設置し、商談に向けたWeb上の導線整備を検討することをおすすめします。

Googleカレンダー、Office365と連携できる

HubSpotのミーティングリンクは、GoogleカレンダーやOffice365と連携できるのが特徴です。ユーザーがミーティングの候補日時をクリックすると、自動でカレンダーに反映されるので、自分で入力する必要がありません。

さらに、連携したGoogleカレンダーなどに別の予定を入力するとHubSpotでもその日時は候補から自動で外されるので、漏れやダブルブッキングのリスクがなくなり、スケジュール調整の手間が大幅に削減されるでしょう。

グループミーティングでも管理できる

複数メンバーが参加するグループミーティングの時間調整も、HubSpotなら容易に行えます。HubSpot上でメンバーを選択し、カレンダーを統合させる機能を利用するとスケジュールが共有でき、メンバーの1人が都合がつかなければミーティングの候補日時から外されます。

複数メンバーでのスケジュール調整は、個別ミーティングよりも複雑になりがちです。しかし、HubSpotではすべてのメンバーにとって予定が合う時間帯のみが選択できるようになるので、社内ミーティングでも活用できるでしょう。

Zoomと連携できGoogleカレンダーに自動反映される

オンラインでの外部打ち合わせや社内ミーティング、ウェビナーなどで欠かせないツールとなったZoomとも連携可能です。さらに、Googleカレンダーとも同期を済ませておけば、Zoomミーティングの日時が自動入力されるようになります。

HubSpotでミーティング日時が決まれば、共有用のURLを含めHubSpotに反映され、相手にもHubSpotから自動送信されるので、簡単にスケジュール調整やリンク共有が済ませられます。

キャンセルやスケジュール変更が自動処理される

一度決定したミーティング日時が、キャンセルや変更になることも少なくないでしょう。特に、決定後のスケジュール調整はやり取りが必要で、わずらわしいものです。

しかしHubSpotのミーティング機能では、ミーティングリンクから予約した際に送付される確認メールに、キャンセルや変更できるボタンも付いています。相手が操作することで自動で処理できるので、面倒なスケジュール調整もパッと完結できるでしょう。

HubSpotのミーティングリンク機能で日程調整を効率的に

HubSpotのミーティングリンク機能を活用すれば、商談化率アップが実現できるだけでなく、スケジュール調整が自動化できます。これまで人件費などコストがかかっていた調整業務から解放され、本来取り組むべきコア業務に集中できるようになるでしょう。

自社のカスタマージャーニーの中で「どこにミーティングリンクを設置すれば、予約率が向上するだろうか」そんなお悩みをお持ちの場合は、ぜひ私たち株式会社FLUEDにご相談ください。

HubSpotの使い方、活用方法が聞ける、無料のオンライン相談会を開催中です。

「HubSpotで何ができるか知りたい方」はもちろん、「すでに利用しているがもっとフル活用したい方」もお気軽にご相談ください。

詳細は「HubSpotをより活用したい方へ!無料のオンライン相談会を実施中!」をご確認ください。

▼ 今すぐHubSpot無料相談会を予約


松永創

FLUED CEO / 代表取締役 Hubspotシニアスペシャリスト

B2Bマーケティングエージェンシーでベンチャー企業から大手IT企業、製造業など様々なマーケティングに携わる。 HubSpotゴールドパートナーとしても認定され、サポート実績多数。WEBを中心としたオンライン施策から、インサイドセールスや展示会といったオフライン施策まで幅広く支援している。携わった企業/プロジェクトの数は500以上に及び、スピード感あふれるコンサルティングには定評がある。 B2Bマーケティング/営業DXなどのテーマを中心になど講演多數。