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おすすめの企業・法人データベースプラットフォーム12選|料金や比較ポイントを解説

2025.04.30

2025.05.02

BtoBマーケティング

BtoBビジネスを展開する上で、質の高い企業・法人データは、マーケティングや営業活動の成果を左右する上で重要です。

しかし、多くのプラットフォームが存在するため、どれを選べば良いか迷っていませんか?

本記事では、そのようなお悩みを解決するために、おすすめの企業・法人データベースプラットフォーム12選を厳選しました。

各サービスの特徴や機能を比較し、自社に最適なプラットフォームを見つけるためのポイントも解説するので、ぜひご参照ください。

本記事で、おすすめツールと選び方のコツを掴んで、最適なプラットフォームを見つけましょう。

コンテンツ目次

BtoBデータベースプラットフォームとは?

BtoBデータベースプラットフォームとは、企業の属性データや従業員のデータを網羅的に保有しているデータベースのことです。

業種や売上規模、所在地、設立年月日などの企業データや、部署、役職、氏名、連絡先などの個人データが掲載されています。提供されるデータの範囲によって、国内企業に特化したものや、海外企業まで幅広くカバーするものなど、さまざまな種類が存在します。

特に、顧客データの優先度付けは特徴的です。自社が持つ顧客データやリード情報にBtoBデータベースプラットフォームの情報を付与すると、優先度付けがしやすくなります。

例えば、売上規模や業種といった属性情報と、自社サイトへのアクセス頻度などを掛け合わせると、より成約確度の高い見込み客を特定できます。

また、これらのプラットフォームは、CRMやSFAツールと連携することで、営業・マーケティング活動がより効率的になります。企業のWebサイト上の行動履歴やプレスリリース、求人情報などを分析できると、効果的なアプローチが可能です。

BtoB法人データベースプラットフォームをCRMと連携して使うと、「従業員1,000名以上」「売上100億円以上」「〇〇業」などの属性データで過去リードを絞れる点がポイントです。

無料で使える法人データベースの詳細は下記の記事で解説しています。無料で入手できる企業情報もあるので、チェックしてください。

>>法人データベース完全ガイド:無料で企業情報を手に入れる方法

BtoBデータベースプラットフォームの活用イメージ

BtoBデータベースプラットフォームは、営業・マーケティング活動のさまざまな場面で活用できます。主なユースケースは、以下の通りです。

  • CRMデータのエンリッチメントと優先付け
  • 営業タイミングやニーズの検知
  • 優先付けに基づくマーケやセールス自動化

CRMデータのエンリッチメントと優先付け

自社で保有する顧客データやリード情報に、プラットフォームが持つ詳細な企業属性(業種、売上規模、従業員数など)や担当者情報(部署、役職など)を付与します。

具体的には、自社サイトから資料請求いただいた〇〇商事は、業種が△△かつ年商10億円以上なので、最優先で架電するといった対応ができます。架電するといった対応ができます。

このようにデータの質を高めることで、情報の精度が向上するため、ターゲット特定やキーマンの選出が容易です。

結果として、ABMの精度向上や、リソース配分の最適化につながります。

営業タイミングやニーズの検知

プラットフォームによっては、企業のWebサイト上の行動履歴(インテントデータ)や、プレスリリース、求人情報などを分析する機能があります。

特定のキーワード(自社商品や課題など)に関する検索行動や、情報収集活動が活発な企業を特定することで、顕在層を発見しやすくなります。

たとえば、「マーケティング支援」と検索していることの多い会社をリストアップし、マーケティングに関する商材のアプローチをするといった対応が可能です。

このような見込み客にすぐにアプローチできると、商談できる可能性が高まりますね。適切なタイミングで効果的なアプローチをすれば、成約率の向上や顧客との良好な関係構築につながります。

優先付けに基づくマーケやセールス自動化

BtoBデータベースプラットフォームとSFA・CRMツールを連携して、自動化すれば、マーケティングや営業が自動化できます。

例えば、問い合わせフォームから入力されたリード情報に、プラットフォームが自動で企業規模や業種を付与し、スコアリングします。そのスコアに基づいて、高スコアのリードは即座に営業担当に通知するといった設定が可能です。

おすすめの企業・法人データベースプラットフォーム12選を比較

ここからは、おすすめの企業・法人データベースプラットフォームを紹介していきます。

サービス名特徴
FINDFOLIO・初期費用無料で月5万円〜と始めやすい
uSonar・国内最大級820万拠点の法人データベース
スピーダ・豊富な企業や経済の情報を提供
SalesMarker・国内初のインテントセールス特化型SaaS
SalesNow・544万社の企業データと使いやすさが魅力
ZOOMINFO・合計3億件超の海外企業・キーパーソンデータベース
Infobox・市場リサーチから決裁者アプローチまでをワンストップ支援
LeadPool・500万社×700万人決裁者の独自データベース
NBS・独自のタグ付け機能が便利
Demandbase・ABM特化のデータ活用プラットフォーム
Storeleads・ECサイト特化のデータベース
Reply io・安価で始められるマルチチャネル営業自動化ツール

FINDFOLIOはスモールスタートに最適

項目内容
会社名株式会社FLUED
費用初期費用:0円(キャンペーン適用)
月額費用:50,000円〜
※月100件以上は従量課金(1件100円)
会社データ数60万件
部署データ数なし
決定権者のデータ数なし
決定権者のデータソース
ユーザーの行動履歴に関するデータなし
BDR機能(フォーム・DM送信機能)なし
Salesforce連携
HubSpot連携
※HubSpot App Marketplaceからインストール可
WebフォームCV時の名寄せ機能(法人番号付与)

FINDFOLIOは、月額5万円からという手頃な価格で利用できる企業データベースプラットフォームです。約60万件の会社データと約400万件の企業ニュース情報を活用し、効率的なターゲットリスト作成や選定を支援します。

データの提供元はナレッジスイート(東証グロース上場)のグループ会社である「ネットビジネスサポート社」で、信頼性も確保されています。

また、HubSpotと連携でき、App Marketplaceから簡単にインストール可能です。Webフォーム経由のリード獲得時に、法人番号を自動付与し名寄せする機能もあります。

初期費用は無料で、最低利用期間も3ヶ月からと、スモールスタートしたい企業や、初めて企業データベースを導入する企業に向いています。

>>FINDFOLIOで付与できる会社データ(属性情報)を一挙公開!導入する際のQ&Aも併せてご紹介!

下記より資料請求・お問い合わせができます。些細なことでもいいので、お気軽にご相談ください。

U-sonar(ユーソナー)は国内最大級820万拠点の法人データベース

項目内容
会社名ユーソナー株式会社
費用・初年度:約500万円
・2年目以降:約30万円〜 / 月
会社データ数820万件
※拠点ベース
部署データ数820万件
※拠点を含む
決定権者のデータ数なし
決定権者のデータソース
ユーザーの行動履歴に関するデータなし
BDR機能(フォーム・DM送信機能)なし
Salesforce連携
HubSpot連携
WebフォームCV時の名寄せ機能(法人番号付与)Webフックオプションで可能

uSonar(ユーソナー)の強みは、日本全国820万拠点、国内拠点網羅率99.7%の日本最大級の法人企業データ「LBC」を有している点です。

この豊富なLBCデータを元に、9.3億件もの収集データを活用した高度な名寄せ・クレンジング機能を提供しています。すべての団体・事業所に独自の統一コード(LBCコード)を付与するため、データが重複する心配はありません

また、親子関係や支店・支社といった企業の系列関係も把握できるため、より深く多角的な企業分析やターゲティング戦略の立案ができます。

年間2,000万項目ものデータ更新によって、常に情報の鮮度を高く維持している点も、強みです。

>>uSonar(ユーソナー)のLBCコードとは? 使い方や機能、SalesforceやHubSpotとの連携メリットを解説

スピーダ(旧FORCAS)は豊富な企業や経済の情報を提供

項目内容
会社名株式会社ユーザベース
費用要問い合わせ
会社データ数150万件
部署データ数なし
決定権者のデータ数なし
決定権者のデータソース
ユーザーの行動履歴に関するデータなし
BDR機能(フォーム・DM送信機能)なし
Salesforce連携
HubSpot連携
WebフォームCV時の名寄せ機能(法人番号付与)不可

スピーダは、株式会社ユーザベースが提供する、世界中の経済情報にアクセス可能な情報プラットフォームです。東京商工リサーチや野村総合研究所といった高品質なデータパートナーの情報に加え、自社で組成したデータを組み合わせています。

国内約150万社(名寄せ可能企業数は約420万社)の企業データに加え、以下の独自のデータ軸を提供しています。

  • 「シナリオ属性データ」約300種
  • 「企業の行動データ」約4,000種
  • 「利用サービス特定」約1,500種

また、独自の業界レポートやニュースなどの豊富な定性情報も有している点も特徴的です。単なる情報検索ツールに留まらず、CRM/SFAと連携することでデータの名寄せや高精度なターゲティングができるようになります。

データに基づいた戦略的な営業・マーケティング活動を目指す企業に、最適です。

>>スピーダ(旧FORCAS・SPEEDA)とは?HubSpotデータの名寄せもできるか解説

SalesMarker(セールスマーカー)は国内初のインテントセールス特化型SaaS

項目内容
会社名株式会社Sales Marker
費用初期費用:20万円〜
月額費用:34万円〜
会社データ数520万社以上
部署データ数160万
決定権者のデータ数570万
決定権者のデータソースLinkedIn、Wantedly、Facebook、X、Keyman Letter など
ユーザーの行動履歴に関するデータあり
BDR機能(フォーム・DM送信機能)フォーム送信などが可能
※LinkedInからはDM不可
Salesforce連携
※リードに会社情報が連携される仕様
HubSpot連携不可
WebフォームCV時の名寄せ機能(法人番号付与)

SalesMarkerは、顧客の興味・関心を示す「インテントデータ」を活用するプラットフォームです。国内で他に類を見ないインテントセールス特化型SaaSで、営業活動の効率が飛躍的に高まります。

このプラットフォームの特徴は、通常の名刺情報からは把握しきれない多角的な情報も幅広くカバーしている点です。520万社を超える法人情報、570万件に及ぶ人物データ、160万件の部署データに加えて、採用情報や展示会への出展実績に関するデータもあります。

また、SalesMarkerの独自技術により、自社が保有するデータと外部のインテントデータを、個人情報保護に配慮しながら安全に照合できます。

>>話題のインテントセールスができるSalesMarker(セールスマーカー)とは?CRM連携はできる?

SalesNow(セールスナウ)は544万社の企業データと使いやすさが魅力

項目内容
会社名株式会社SalesNow
費用要問い合わせ
会社データ数544万件
部署データ数なし
決定権者のデータ数750万件(連絡先情報)
決定権者のデータソース
ユーザーの行動履歴に関するデータなし
BDR機能(フォーム・DM送信機能)なし
Salesforce連携
HubSpot連携
WebフォームCV時の名寄せ機能(法人番号付与)なし

SalesNow(セールスナウ)は、株式会社SalesNowが提供する国産のABMツールです。大きな特徴は、約544万社以上の企業データをもとに、最新の企業情報やキーパーソン情報を取得できる点です。

営業やマーケティング活動において、企業リストの作成やターゲット抽出を効率化する仕組みを提供しています。

また、UI・UXはシンプルなデザインです。使いやすさを意識しているため、ダッシュボードやデータ検索といった主要機能は分かりやすく整理されています。

ツールに不慣れな方でも、直感的に操作できるようになります。

ZOOMINFOは3億件超の海外企業データベース

項目内容
会社名ズームインフォ・テクノロジーズ
費用要問い合わせ
会社データ数1億件
部署データ数
決定権者のデータ数2億3500万件
決定権者のデータソースLinkedIn
ユーザーの行動履歴に関するデータ
BDR機能(フォーム・DM送信機能)なし
Salesforce連携企業、コンタクト情報の連携
HubSpot連携企業、コンタクト情報の連携
WebフォームCV時の名寄せ機能(法人番号付与)

ZoomInfoは、アメリカのIT企業ZoomInfo Technologies Inc.が提供する、主に海外向けの営業支援SaaSプラットフォームです。

最大の特徴は、その圧倒的なデータベース量です。全世界の企業情報と決定権者のデータは合わせて3億件を超え、グローバルな営業・マーケティング活動に必要な情報を網羅しています。

また、顧客情報も常に更新されています。ZoomInfoのプラットフォームは、企業のWebサイトやニュース記事などから常に新しい情報を自動で収集・更新するため、常に鮮度の高いデータに基づいたアプローチが可能です。

ただし、主に海外向けにサービスが設計されているため、日本国内の企業データについてはカバー範囲が限定的です。海外進出を目指す企業や、グローバルな取引先を持つ企業には、向いています。

>>Zoominfoとは?1.3億社の企業情報/2.2億人のキーマン情報を持つ世界最大のABMデータベース

Infobox(インフォボックス)は市場リサーチから決裁者アプローチまでをワンストップ支援

項目内容
会社名株式会社インフォボックス
費用初期費用:要問い合わせ
月額費用:25万円〜
会社データ数70万件
部署データ数200万件
決定権者のデータ数150万人
決定権者のデータソースSNS(Meta、Linkdin、X、関連記事 等)
ユーザーの行動履歴に関するデータあり
BDR機能(フォーム・DM送信機能)・レターサービス連携
・SNSからのDM
Salesforce連携
HubSpot連携
WebフォームCV時の名寄せ機能(法人番号付与)要問い合わせ

Infoboxは、市場リサーチからターゲットリストの作成、そして決裁者へのアプローチまでをワンストップで支援するプラットフォームです。SNSや関連記事などから収集した約150万人の決定権者データと、企業約70万件、部署約200万件の豊富なデータベースがあります。

特に、データアシスト機能は有効です。自社サイトへの訪問履歴や競合サービスへの関心度などのデータを使って、ターゲット企業に「なぜ今アプローチすべきか」という理由を具体的に可視化します。

インサイドセールスやフィールドセールスはもちろん、営業企画部門の業務効率化にも役立つツールです。取得できるデータから、戦略的なリスト作成もできるようになります。

>>Infobox(インフォボックス)とは?HubSpot・Salesforce連携や活用方法を紹介

LeadPool(リードプール)は500万社×700万人決裁者の独自データベース

項目内容
会社名株式会社Mer
費用初期費用:15万円
月額費用:10万円〜
会社データ数537万件
部署データ数20万社・150万部署
決定権者のデータ数781万人
決定権者のデータソースLinkedIn、Wantedly、Meta、Xなど
ユーザーの行動履歴に関するデータなし
BDR機能(フォーム・DM送信機能)LinkedInからDM可能
Salesforce連携企業情報(取引先)と人物情報(取引先責任者)の一括インポート
HubSpot連携企業情報・人物情報の一括インポート
WebフォームCV時の名寄せ機能(法人番号付与)なし

株式会社Merが提供するABMツール「LeadPool(リードプール)」は、膨大な企業・人物データを活用して営業効率を高めます。小売、サービス、飲食、医療、娯楽、製造など、多くの業界で導入されています。

その核となるのは、537万社以上の企業データと781万人以上の決裁者情報を組み合わせた独自のデータベースです。最適なターゲット企業やキーパーソンを素早く見つけられるため、商談獲得のチャンスを逃しません。

インサイドセールスにおいては、ターゲットリスト作成やキーパーソンの情報収集の時間を短縮し、より本質的な活動に集中できます。

>>LeadPool(リードプール)とは?料金やHubSpot・Salesforceとの連携方法を解説

NBSは独自のタグ付け機能が便利

項目内容
会社名ネットビジネスサポート株式会社
費用要問い合わせ
会社データ数70万件
部署データ数20万社・150万部署
決定権者のデータ数6,000社・30万人
決定権者のデータソース公開人事異動情報
ユーザーの行動履歴に関するデータなし
BDR機能(フォーム・DM送信機能)フォーム送信代行可能
Salesforce連携API連携可能
HubSpot連携API連携可能
WebフォームCV時の名寄せ機能(法人番号付与)ST&E(スタンディ)使用

NBS(日本ビジネスデータベース)は、営業やマーケティング活動で活用できるデータベースサービスです。インターネット上から収集した約70万社分の企業データを保有しています。

単に会社名や住所、事業内容といった基本情報だけでなく、展示会の出展有無や新規事業の立ち上げ、特許の取得などに関する情報もタグ付け可能です。一般的な属性情報だけでは難しい、より詳細でピンポイントな条件でターゲットリストが作成できるようになります。

また、ST&E(スタンディ)機能により、名寄せ作業が簡単です。ユーザーの入力ミスも減らせるため、コンバージョン率が改善されます。

さらに、データは2ヶ月ごとにアップデートされるため、常に比較的新しい情報に基づいてアプローチ戦略を立てられます。特定の活動を行っている企業を効率的に見つけ出したい場合に最適です。

Demandbase(デマンドベース)はABM特化のデータ活用プラットフォーム

項目内容
会社名Demandbase, Inc.
費用要問い合わせ
会社データ数9,900万件
部署データ数
決定権者のデータ数1億5,000万件
決定権者のデータソースLinkedIn
ユーザーの行動履歴に関するデータ
BDR機能(フォーム・DM送信機能)LinkedInからDM送信可能
Salesforce連携各種オブジェクトと連携
HubSpot連携各種オブジェクトと連携
WebフォームCV時の名寄せ機能(法人番号付与)API実装が必要

Demandbaseは、ABM(アカウントベースドマーケティング)に特化したアメリカ発の高機能プラットフォームです。ターゲット企業の選定からエンゲージメント、効果測定まで、ABM戦略の実行プロセス全体を一気通貫で支援します。

大きな特長は、訪問者の企業や立場、地域などを特定して広告やコンテンツを提供する点です。豊富なデータソースと高度なデータ解析技術を使って、それぞれに最適化された広告やコンテンツを配信します。

インターネット上でどのような情報を検索したり、どのようなトピックに関心を示したりしているかなどの分析も可能です。このようなインテント機能があることで、顧客の購買意欲が高まっている最適なタイミングでアプローチしやすくなります。

Storeleads(ストアリーズ)はECサイト特化のデータベース

項目内容
会社名Lochside Software, Inc.
費用初期費用:-
月額費用:75ドル〜
会社データ数1,300万件
部署データ数
決定権者のデータ数なし
決定権者のデータソース企業やブランドが運営しているSNSアカウント(X、Pinterest、Snapchat、YouTube、TikTok、LinkedIn)
ユーザーの行動履歴に関するデータなし
BDR機能(フォーム・DM送信機能)なし
Salesforce連携
HubSpot連携
WebフォームCV時の名寄せ機能(法人番号付与)なし

Storeleadsは、世界中のECサイト情報を網羅したデータベースプラットフォームです。グローバルで約1,300万件、日本国内だけでも約20万件ものEC/D2Cサイトに関する詳細なデータを保有しています。

最大の特徴は、各ECサイトが利用しているECカートシステムや商品カテゴリ、推定売上規模といった属性情報を収集している点です。

この豊富な情報を用いて、自社のターゲットとなるEC/D2C企業を特定の条件で絞り込み、高精度なリードリストを作成できます。

例えば、メールマーケティングツール企業が、Storeleadsで競合ツール利用かつ一定規模以上のECサイトを探します。そして、そのリストをもとに、自社に乗り換えを促すアプローチをかけることが可能です。

Reply ioは安価で始められるマルチチャネル営業自動化ツール

項目内容
会社名Reply Intelligent Solutions Inc.
費用初期費用:-
月額費用:89ドル〜
会社データ数6000万件
部署データ数
決定権者のデータ数10億件
決定権者のデータソース
ユーザーの行動履歴に関するデータなし
BDR機能(フォーム・DM送信機能)・LinkedInからDM送信が可能
・SMS配信も可能
Salesforce連携Lead、Contact、Campaignオブジェクトの連携が可能
HubSpot連携コンタクトとリードステータスの連携が可能
WebフォームCV時の名寄せ機能(法人番号付与)なし

Reply.ioは、営業のアプローチとエンゲージメント構築を自動化・効率化するプラットフォームです。

洗練されたユーザーインターフェースと効率的な自動化機能が特徴です。メールやLinkedInなどを組み合わせたアプローチを実行し、見込み客とのコミュニケーションプロセス全体を支援します。

奥単位の大規模なグローバルデータベースも利用でき、リード発掘にも役立ちます。

Salesforce/HubSpot連携にも対応し、月額59ドルからと比較的安価です。生産性向上や海外進出を目指す、中小企業のインサイドセールス/BDRチームに特に適しています。

企業・法人データベースプラットフォームを比較する際のポイント

自社にとって最適なツールを選ぶためには、いくつかの重要な比較ポイントを押さえておく必要があります。

  • 目的に応じた選び方ができているか
  • 対応データの量や種類が多いか
  • 検索や絞り込みがしやすいか
  • CRM・SFAツールと連携できるか

機能やデータ量をやみくもに比較するのではなく、上記の点を意識して検討していきましょう。

目的に応じた選び方ができているか

最も重要なのは、企業・法人データベースを導入する目的を明確にすることです。目的が曖昧なままでは、導入後に「思っていたような使い方ができなかった」「活用しきれない機能が多かった」といった事態に陥りかねません。

例えば、顧客の購買意欲を示すインテントデータが不可欠であれば、SalesMarker、Infobox、ZOOMINFOといったツールが有力な候補です。国内と海外のどちらのデータが必要かによって、選ぶべきものも異なります。

自社の目的を達成するために、どのようなデータや機能が必要なのかを具体的に定義し、合致するサービスを選びましょう。

対応データの量や種類が多いか

導入目的を達成するために、プラットフォームがどのようなデータの「量」と「種類」を持っているかを確認することが大切です。会社名、部署、役職者(決定権者)といったデータの件数が多いほど、アプローチしたいターゲットが見つかる可能性は高まります。

しかし、量だけでなく、データの種類も確認する必要があります。基本的な企業属性のほか、利用技術やニュースリリース、求人情報、インテントデータなど、プラットフォームによってバラバラです。

必要なデータを獲得できるかチェックしましょう。あわせて、下記の記事もご確認ください。

>>法人番号、企業コードの種類・種別を徹底解説!|TSR・TDB・LBC・DUNS・JAN…などの違いについて

検索や絞り込みがしやすいか

プラットフォームの検索機能や絞り込み機能が使いやすいかも、比較する上で重要です。どれだけデータが豊富でも、目的の情報をすぐに見つけ出せなければ活用は進みません。

業種や地域、キーワードなどで条件を設定し、素早く欲しい情報にたどり着けるかを確認しましょう。多くのツールでは無料トライアルやデモが提供されているので、実際に操作して、直感的に使えるかを判断するのがおすすめです。

CRM・SFAツールと連携できるか

現在、SalesforceやHubSpotなどのツールを利用している場合、連携できるかも重要なチェックポイントです。

連携できれば、データ入力の手間が省けたり、既存データに最新情報を付与できたりと、営業・マーケティング活動が効率化されます。

反対に連携できないデータベースプラットフォームを選ぶと、取得したデータを活かしきれず、導入効果が半減してしまうかもしれません。自社で利用中のツールとの連携可否については、事前に確認しましょう。

高機能なツールほど魅力的に見えますが、本当にその機能を使いこなせるか、自社のシステムと連携できるかも重要なポイントです。

目的に合った企業・法人データベースプラットフォームを選ぼう

BtoBビジネスを展開する上で、質の高い企業・法人データは、営業・マーケティング活動を進める上で不可欠です。

数多くのプラットフォームが存在しますが、自社に最適なものを選ばないと無駄な投資になってしまう恐れがあります。本記事を参考に、各プラットフォームの機能や特徴を比較し、デモや無料トライアルなども活用しながら選定していきましょう。

多くの選択肢がありますが、特に「手頃な価格でスモールスタートしたい」とお考えであれば、FINDFOLIOがおすすめです。

月額5万円から利用可能で、約60万件の会社データと法人番号付与機能などで、営業・マーケティング活動に役立ちます。

詳細が気になる方は、下記より資料をダウンロードしてご確認ください。


松永創

FLUED CEO / 代表取締役 Hubspotシニアスペシャリスト

B2Bマーケティングエージェンシーでベンチャー企業から大手IT企業、製造業など様々なマーケティングに携わる。 HubSpotゴールドパートナーとしても認定され、サポート実績多数。WEBを中心としたオンライン施策から、インサイドセールスや展示会といったオフライン施策まで幅広く支援している。携わった企業/プロジェクトの数は500以上に及び、スピード感あふれるコンサルティングには定評がある。 B2Bマーケティング/営業DXなどのテーマを中心になど講演多數。