BtoBのマーケティングでは、サンクスページがとても重要です。資料ダウンロードやお問い合わせの後に表示されるサンクスページに、「ありがとうございました」だけを表示していませんか?
サンクスページを少し工夫するだけで、その後の商談化率が大きく向上します。実際に、サンクスページに設置したリンクなどを経由して、月に20〜30件の商談が成立する事例も。
そこで今回は、サンクスページの重要性や事例をご紹介します。
株式会社FLUEDではBtoBのマーケティングにお悩みの方へ、無料のオンライン相談会を実施しております。
数多くの企業様をご支援してきた経験からBtoBマーケティングに関する質問、疑問にお答えいたします。
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コンテンツ目次
サンクスページの重要性を解説!
サンクスページとは、ウェブ上で資料請求やお問い合わせなどのお申し込みをした後に表示されるページです。
例えば「資料請求が完了しました。入力いただいたメールアドレスに資料をお送りいたします。」や「お問い合わせいただきありがとうございます。3営業日以内に、担当からご連絡させていただきます。」などの文言が表示されます。
そしてBtoBマーケティングにおいて、サンクスページは非常に重要な役割を担っています。
しかし、実際のビジネス現場では「あまり意識したことがない」「LPしか見直さない」などと考えている担当者が多く、重要視されていないのが実情です。
そこで、まずはサンクスページの重要性やこだわるべき理由などを解説していきます。
サンクスページにこだわるべき理由
BtoB企業がサンクスページにこだわるべき理由は、サンクスページを目にする顧客が企業のプロダクトに関心を示している可能性が高いからです。
サンクスページからオンライン面談を予約できる状態にしておくと、プロダクトに関心のある顧客から面談の予約を獲得できる可能性があります。
実際に弊社の支援先でもサンクスページ経由で、月間20~30件の商談がコンスタントに生まれているケースもあります。
商談数を伸ばしたい場合は、オンライン面談につながるような工夫をすることが大切です。
BtoCのECなどでは割と一般的な手法(確認画面でアップセル・購入完了画面でクロスセルなど)なんですが、BtoBではまだまだやっている企業が少ないです。差をつけていきましょう!
サンクスページを有効活用している事例
ここでは、サンクスページを有効活用している事例を紹介します。MTG予約に誘導をする際の具体的な文章の書き方がわかりますので、参考にしてください。
soraプロジェクトの事例
参考:soraプロジェクト
株式会社soraプロジェクトは、インサイドセールスやテレマーケティングなどのサービスを企業向けに提供する会社です。サンクスページには、次のような文章が書かれています。
【サンクスページ内の文章】 この度はお問い合わせ頂きありがとうございました。担当者より折り返しご連絡をさしあげますので、暫くお待ち下さい。商談のご予約はこちらからも可能です |
楽々B2Bの事例
参考:楽々B2B
楽々B2Bは、株式会社ネットショップ支援室が販売する法人向けのBtoB受発注システムです。サンクスページ内には、次の文章が書かれています。
【サンクスページ内の文章】お問い合わせありがとうございます。 この度は、楽楽B2Bに関するお問い合わせ、誠にありがとうございます。当社 楽楽B2Bの担当からご連絡させていただきますので、今しばらくお待ちくださいませ。 \今すぐ無料相談を予約する!/ |
楽々B2Bのサンクスページには、MTG予約の下に顧客に視聴してもらいたいYouTube動画も掲載されています。
WisdomBaseの事例
参考:WisdomBase
WisdomBaseは、株式会社シェアウィズが販売する企業向けのオンライン学習管理システムです。サンクスページ内の文章は、次のとおり。
【サンクスページ内の文章】 担当者より改めてご連絡させていだきます。恐れ入りますが、少々お待ちいただきますようお願い申し上げます。 すぐにご相談が必要でしょうか?すぐにご相談する必要がございましたら、下記から15分、30分、または1時間の担当者との無料相談をご予約ください。オンラインMTGですぐに担当者が対応させていただきます。 |
以上はすべてMTG予約への誘導されている点が特徴でしたが、次のような工夫の仕方もあります。
invyの事例
invyは利用者の紹介を通して新規顧客を開拓するリファラルマーケティングを支援するサービスです。株式会社クリエイティブホープによって提供されています。
ツイッターの動画を確認していただくと、申込者の名前が表示されてサンクスページがパーソナライズされていることがわかります。
画像やQRコードも掲載されていて、商談獲得のための工夫が散りばめられたサンクスページです。
さらに資料が送られてくるだけではなく、MTG面談への予約を促すメールも個人名で送られてきます。MTG面談につなげようとするこだわりが見られ、商談化率も高いことが予想できます。
「CV後」は一番顧客のモチベーションが上がっているポイントなので、このタイミングでMTGを打診するのはすごく有効です。
また、BtoCのECなどでは割と一般的な手法(確認画面でアップセル・購入完了画面でクロスセルなど)ですが、BtoBではまだまだやっている企業が少ないですので、差をつけれます。
MTG予約が入ったあとの工夫
ちなみに弊社FLUEDでは、MTG予約後のページも工夫して、面談を円滑に進められるように努めています。
以上のようにMTG面談の前に視聴をお願いしたい動画を掲載しておき、事前情報を提供しているのです。こういった取り組みは、専門性をアピールして拍付けの効果も期待できるのではないでしょうか。ぜひ、お試しください。
サンクスページには「MTG予約機能」を設置しよう
「MTG予約機能」は、顧客を商談予約へとつなげる際に役立ちます。また、次のメリットがある点も魅力です。
- サンクスページに埋め込みして表示できる
- 自分の空いている時間のみ表示して相手が時間を選ぶことが可能
- GoogleカレンダーやOffice365、ZOOMとの連携が可能
- HubSpot CRMと連携した便利な機能が使える
- いつどのような顧客とMTGを行うのか社内全体で共有が可能
資料請求やお問い合わせをした後の顧客は購買意欲が高い傾向にあるため、ぜひサンクスページに「MTG予約機能」を設置してみてください。詳しい設置方法などについては、次の記事を参考にしてください。
【2022年12月最新】アポイント調整にかかる時間が今までの半分!?HubSpotのMTGリンクとは?アップデート情報もあり!
サンクスページにこだわる〜応用編〜「Googleカレンダーに追加」
商談やウェビナーのサンクスページに「Googleカレンダーに追加」を表示させると、商談率の向上やウェビナーの参加率が向上します。ここでは、サンクスページの「Googleカレンダーに追加」機能について解説します。
「Googleカレンダーに追加」とは?
「Googleカレンダーに追加」とは商談やウェビナーを予約した顧客が、Googleカレンダーにその開催予定日を反映できる機能です。
「Googleカレンダーに追加」した方がいい理由
「Googleカレンダーに追加」を利用すると、顧客が商談を申し込んだ後に、すぐにその予定をGoogleカレンダーに反映できます。そのため、顧客が予約情報や申し込みの詳細をメモする必要がなくなるのです。
仮に顧客が数週間や数ヶ月後に商談の予定を入れた場合でも、リマインドの機能を果たせます。また、ついカレンダーに追加するのを忘れてしまうことも防げるでしょう。
「Googleカレンダーに追加」の活用方法
「Googleカレンダーに追加」機能は、サンクスページや商談申し込み後に送られるメールにリンクを設置して活用してください。
サンクスページを工夫すると、商談やウェビナーの当日参加率が高くなります。他にも、サンクスページやメールに「動画」や「資料」を設置したり添付したりすると、効果が高まるので、ぜひ実践してみてください。
サンクスページにこだわり商談率&参加率を上げる!
BtoBのマーケティングにおいて、サンクスページにこだわることで商談率や参加率の向上を図れます。今回は「MTG予約」や「Googleカレンダーに追加」機能などをサンクスページに応用する施策を紹介したので、ぜひお試しください。
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