企業情報には、企業の概要や理念・経営状況などの詳細情報が記載されています。企業情報を取得すれば、営業活動やマーケティング活動に活用することが可能です。
事業に企業情報を活用するために、スムーズに情報を検索する方法を把握しておきましょう。
この記事は、企業情報を検索する方法を詳しく解説します。おすすめの検索サービスを5選紹介しますので、企業情報を取得する際の参考にしてください。
コンテンツ目次
企業情報とは?
企業情報とは、企業の概要や経営理念・経営状況などホームページで公開されているような、企業の詳細情報を指します。
企業情報を調べることで、企業の住所や電話番号・代表取締役などの情報を取得できるため、営業活動やマーケティング活動に活用できます。
取引先の選定や顧客の情報管理など、さまざまなシーンで企業情報を検索する機会があり、適切な情報の検索方法を把握しておくことが大切です。
企業情報の主な項目
企業情報の主な項目は、次のとおりです。
- 企業名
- 設立年月日
- 事業内容
- 本社の住所
- 事業所・支店など本社以外の住所
- 代表者名
- 法人番号
- 電話番号
- 従業員数
- 資本金
- 売上高
- 取引銀行
- 株主
- 主な取引先
上記はあくまで一例ですが、企業情報を取得することで対象の企業の詳細情報を網羅できます。
>>法人データベース完全ガイド:無料で企業情報を手に入れる方法
企業情報を検索できるサービス5選
企業情報を検索できるサービスとして、次の5つがおすすめです。
- FUMA
- Musubu
- TDB企業サーチ
- 法人番号公表サイト
- NBSクリックサーチ
それぞれの検索サービスを比較して、企業情報を取得する際に活用しましょう。
>>企業情報を収集する方法とは?企業・法人リストの集め方やツールを紹介
FUMA
「FUMA」は、完全無料でログインせずとも利用できる企業情報検索サービスです。
全国の有力企業160万社と4万種類の独自分類データを保有しており、最短5分でオリジナルの企業リストを作成できます。
地域や業種など基本的な条件から、業績や企業規模などの詳細情報を設定して、検索をかけて企業情報をリスト化して抽出可能です。
上場区分や売上高・従業員数・設立年など、絞り込みたい条件を選択するだけで簡単に企業情報をリスト化できるため、営業リストの作成などに活用できます。
Musubu
「Musubu」は、140万件以上の企業情報をデータベースで保有している企業情報検索サービスです。
豊富な検索軸からアプローチしたいターゲット層を絞り込み、一覧で企業情報を抽出できます。
売上規模や従業員数など基本情報だけでなく「今求人を出している」など、リアルタイムでの企業情報まで取得できるため、営業活動の効率化に役立てることが可能です。
さらに、メール配信機能や営業管理機能なども搭載しているため、営業活動を総合的に管理できます。
TDB企業サーチ
帝国データバンクが運用する「TDB企業サーチ」は、企業名や住所・フリーワードで企業情報を検索できるサービスです。
国内最大級の企業情報データベースを保有する帝国データバンクの調査員が、現地を訪れて収集した確度の高い企業情報が集約されています。
企業概要や代表者名などの基本情報だけでなく、登記情報や業績・倒産予測値などの詳細情報まで取得可能です。
法人番号公表サイト
「法人番号公表サイト」は、国税庁が運営する法人番号の指定を受けた法人の情報を検索できるサービスです。
企業名や住所から法人番号を調べたり、反対に法人番号から企業情報を検索したりと、手軽に企業情報を検索できます。
国税庁が運営しているサービスになるため、信頼性の高い情報を取得可能です。
NBSクリックサーチ
「NBSクリックサーチ」は、BtoBマーケティング商材を提供するネットビジネスサポート株式会社(NBS)が開発・販売している企業情報検索サービスです。
Chromeアドオンなのでブラウザ上であればどんなページでも活用できます。SalesforceやHubSpotなど関係なくあらゆるCRMツールで活用可能です。
ブラウザ上でマウスを企業名に合わせて右クリックをするだけで、部署名や部署電話番号などの企業情報が簡単に取得できます。料金も3IDで¥30,000/月とお得に利用できる点も魅力。
NBSクリックの詳細については、弊社FLUEDのコーポレートサイトよりお問い合わせください。
企業情報を検索する目的
企業情報を検索する主な目的は、次のとおりです。
- 取引先の情報を取得して営業活動やマーケティング活動に活用する
- 就職先や転職先として適切な企業か確認する
- 信頼性の高い企業か確認する
BtoBマーケティングにおける企業情報を検索する目的は、取引先・潜在顧客の詳細情報を取得することです。
既存顧客や潜在・顕在顧客の詳細情報を取得できれば、顧客リストの作成や営業アプローチの方針策定など、さまざまな業務に活用できます。
その他にも就職先や転職先として検討している企業の情報を取得し、適切な企業かどうかを判断する材料としても企業情報を検索するケースがあります。
また企業情報を検索すれば、不動産会社や金融機関が賃貸契約や融資の対象として信頼できる企業かを見極めることも可能です。
企業情報を検索する方法とは?
企業情報を検索する方法として、次のような手段が有効です。
- 企業の公式ホームページやSNS
- 会社四季報
- 企業情報検索サービス
- 有価証券報告書
- 登記簿謄本
- 口コミサイト
- 図書館や新聞
それぞれについて解説するので、企業情報を活用する際の参考にしてください。
企業の公式ホームページやSNS
企業の公式ホームページやSNSをチェックすれば、企業情報を取得できます。
企業名を検索エンジンで検索すると、公式ホームページが出てくるため、ホームページ内の会社概要へアクセスすれば企業情報が記載されています。会社概要には、設立年月日や資本金・従業員数・住所・電話番号などの詳細情報が記載されているケースが多く、企業情報の検索方法として有効的です。
さらに近年ではSNSメディアで企業名を検索すると、企業がSNSを活用している場合、公式アカウントが出てきます。
公式アカウントのプロフィール欄には、企業名や住所・電話番号・公式ホームページへのURLが記載されていることが多いため、企業情報の取得に活用できます。
会社四季報
企業情報の検索方法として、会社四季報をチェックする方法が有効です。
会社四季報では、株主の保有率や財務指標・連結事業など、企業の経営状況に関わる詳細情報まで詳しく記載されています。
投資家のバイブルとも呼ばれる会社四季報は、株式の配当予想や資本異動など投資に役立つ情報も記載されており、企業の将来性を図る材料として活用されます。
会社四季報には上場企業の情報を網羅した「会社四季報」と未上場企業の情報について収集した「会社四季報・未上場版」など、さまざまな種類があるため、自社に必要な情報が記載されている四季報をチェックしなければなりません。
企業情報検索サービス
企業情報検索サービスは、名前通りに企業情報を検索する機能が実装されています。
企業名や法人番号で検索するだけで、企業の詳細情報を一覧で取得できるため、企業情報の検索方法として有効です。
企業情報検索サービスには、対象の企業が反社組織と関わりがないかをチェックする機能が搭載されている場合もあり、企業の信頼性を確認する際に活用できます。
有価証券報告書
有価証券報告書には、企業の事業内容や従業員・株主の状況・組織の財政状況など企業情報が記載されています。
有価証券報告書はネット上で無料公開されており、手軽に企業情報を取得したいときにおすすめです。
しかし有価証券報告書は、大手企業や上場企業など一部の企業しか作成していないため、中小企業や小規模事業者の情報を収集したいときには活用できません。
登記簿謄本
登記簿謄本を閲覧すれば、法人登記の際に登録した企業情報を確認できます。
企業が法人化する際には登記簿謄本を作成する必要があるため、法務局で閲覧請求するかインターネットで検索すれば、すぐに企業情報を取得できます。
ただし登記簿謄本の情報は、登記当時の情報のまま更新されていない可能性があるため、直近の経営状況や業績を調べたいときには不向きです。
口コミサイト
口コミサイトで企業名を検索すれば、労働環境や実際の年収目安・離職率を確認できます。
「企業名 評判」や「企業名 口コミ」のように、インターネットで口コミサイトを検索すれば、実際に対象の企業で働いた経験のあるユーザーからの口コミを確認することが可能です。
登記簿謄本や会社四季報には記載されていない、実際に働いた従業員のみが知る内情やリアルな待遇などを把握できます。
ただし企業の業績や株主の保有率など、財政状況を確認したいときには、口コミでは必要な情報を取得できません。
図書館や新聞
図書館や新聞から企業情報を取得することも可能です。
ただしネット上に公開されている新聞記事は、一定期間が経過すると閲覧できなくなるため、昔の記事を調べたい場合は図書館などで過去の新聞を探さなければなりません。
現在ではインターネットを活用して情報を収集した方が、効率的に企業情報を検索できますが、過去の新聞記事にしか載っていない情報が必要な場合は図書館で調べましょう。
企業情報の取得したいなら「NBSクリックサーチ」がおすすめ
企業情報を検索する方法はさまざまですが、情報検索サービスを活用すれば、スムーズに企業情報を取得できます。
中でも「NBSクリックサーチ」は、ブラウザ上で企業名を右クリックするだけで、企業情報を取得できるため手軽に情報収集が可能です。
Chromeアドオンなので、HubSpot・Salesforceなど使用しているCRMに関わらず利用できます。
企業情報を検索してマーケティング精度を向上させたい企業は、NBSクリックサーチの導入を検討しましょう。
NBSクリックの詳細については、弊社FLUEDのコーポレートサイトよりお問い合わせください。
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