営業活動全体の概況を、一目で把握したいと考えたことはありませんか?
HubSpotでは、パイプラインのステージを「成立」「不成立」「進行中」に分け、それぞれの案件数をレポートで表示可能です。
プロパティ「取引ステータス」を活用したグラフを作成することで、営業状況の把握と報告がより簡単になります。
本記事では、その具体的な設定手順を画像付きでわかりやすく解説しています。
ぜひ最後まで読んで、作業にお役立てください。
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コンテンツ目次
HubSpotのパイプラインのステージを成約と成約以外でグループ化が可能|レポートで可視化もできる
HubSpotでは、パイプラインのステージを「成立」「不成立」「進行中」に分け、それぞれの案件数をレポートで表示が可能です。
以下の画像の通り、パイプラインにはさまざまな取引フェーズが存在します。パイプラインを確認するには、左サイドバーの「CRM(顧客管理)」の中から「取引」を選択してください。
取引フェーズごとの状況が確認できます。
パイプライン表示では営業のフェーズを細分化して見ることができ、各ステージの状況の詳細な把握が可能です。
一方で「成立」「不成立」「進行中」の各ステージにある案件数を一目で把握しにくく、営業状況の全体像を素早く理解できません。
そこで本記事では、営業パイプラインのステージを「成立」「不成立」「進行中」の3つにグループ化し、レポート表示させる方法を画像付きで解説します。
営業の進捗に応じてパイプラインを細分化すると、”どこからどこまでが成約なのか”がわかりにくくなってしまった…などの際にもぜひ試してみていただきたいTIPSです。
HubSpotのパイプラインのステージをグループ化しレポートに可視化するメリット2つ
パイプラインのステージをグループ化し、レポートに表示させるメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?
具体的には、以下のようなメリットが考えられます。
- 全体の営業進捗を把握しやすい
- 関係者への報告が簡潔になる
それぞれ具体的に解説します。
全体の営業進捗を把握しやすい
営業取引状況を「成立」「不成立」「進行中」の3種類に分類し、レポート化すると、全体の進捗を一目で把握できるようになります。
パイプラインのステージが目標にどれだけ近づいているかをグループごとに確認できるため、目標達成に向けた進捗管理が可能です。
ステージごとの目標に対する進捗も追いやすく、最終目標に向けての方針が定まり、プロジェクト全体に一貫性を持たせられます。
関係者への報告が簡潔になる
レポートをもとに、関係者や経営陣への状況報告をスムーズにできる点もメリットです。
シンプルにグループ化されたステージごとに、進捗や課題を整理して伝えることで、全体像が明確になり、報告や共有が容易になります。
案件の進捗状況をリアルタイムで把握できることで、人員配置の見直しやスケジュールの調整がより素早くなります。
シンプルなグループピングとレポート化で、プロジェクト全体の適切な進捗管理、リソース最適化が期待できます。
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HubSpotのパイプラインのステージを成約と成約以外でグループ化しレポートに可視化させる手順
本作業は、下記の流れで進めるのがおすすめです。
- レポートを作成する
- 取引プロパティーを設定する
- グラフを作成する
それぞれの手順を、実際の画面付きで確認しましょう。
1.レポートを作成する
左サイドバーの「レポート」の中から「レポート」を選択し、右上の「レポートを作成」ボタンをクリックします。
「レポートをゼロから作成」から、「単一オブジェクト」を選択してください。
「どのデータについてレポートを作成しますか?」の項目で、「取引」を選択してください。
右上の「次へ」をクリックすると、プロパティーの設定画面に進みます。
2.取引プロパティーを設定する
画面左側の「取引プロパティーを追加」ボタンをクリックします。
画面左側に、プロパティーの種類を選ぶ画面が表示されます。画面をスクロールし、以下の2つを選択してください。
- 取引情報>パイプライン
- 計算された取引情報>取引ステータス
「次へ」を選択したら、次にグラフ作成の作業に入ります。
3.グラフを作成する
「グラフ化」のタブを押すと、グラフの作成画面へ移ります。
グラフの設定は次の順序で進めてください。
- チャート形式に「表」を選択
- 表示のフィールドへ、「取引ステータス」をドラッグ&ドロップ
- 「取引の件数」を表示フィールドへドラッグ&ドロップ。自動で測定指標に取引件数が指定されます
- 表示のフィールドへ「パイプライン」をドラッグ&ドロップ。パイプラインごとの取引件数が表示されます
この設定により、パイプラインごとに「成立」「不成立」「進行中」の各取引ステージの取引件数が一目でわかるようになります。
「単一オブジェクト」にのみ「取引ステータス」というプロパティーがあります。そのため、「カスタムレポートビルダー」ではなく「単一オブジェクト」でレポートを作成するのがポイントです。
このプロパティーにより、「成立」「不成立」「進行中」の3分類でグループ化しています。
HubSpotのパイプラインのステージを成約と成約以外にグループ化&レポートで可視化できれば、より効率の良い営業活動ができる
営業パイプラインのステージを成立/不成立/進行中の各取引ステージにグループ化し、レポート表示させることは可能です。
このように複数ある取引ステージをシンプルな表示とすると、以下のようなメリットがあります。
- 営業活動全体の進捗把握がしやすくなる
- 関係者への報告が簡潔になる
週次での振り返りには「取引ステージ」、月次では「取引ステータス」のレポートを活用するなど、状況に応じてレポートを使い分けましょう。
このようにHubSpotには、日頃の営業活動を支援し、より効率的にするための機能が多数備わっています。
しかし、HubSpotの機能が多岐にわたり、活用しきれていない機能が多々あるという方も多いです。
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HubSpot認定パートナーであるFLUEDは、国内で2社目となるDiamondパートナーとして認定されています。これまでの支援実績を活かし、HubSpotを有効活用する方法をアドバイスします。
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