この記事ではHubSpotでメルマガ配信を行う方法を画像付きで詳しく解説します。メルマガ配信を行うメリットや確認しておくべき効果測定のポイントを併せて解説しますので、最後まで読んでマーケティング活動を効率化しましょう。
実際に弊社FLUEDで行っているメール配信方法をもとに解説するので、わかりやすいと思いますよ。
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コンテンツ目次
HubSpotでメルマガを配信する方法
HubSpotでメールを送るには「配信するメールの作成」と「メール配信先のコンタクトリストの作成」が必要です。
HubSpotでメルマガを配信する方法を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
配信するメールの作成
メルマガを配信するためには、見込み顧客に送るメールを作成しなければなりません。まずは、HubSpotのツールバーから[マーケティング]をクリックし[Eメール]を選択しましょう。
[Eメール]機能では、過去に送ったメールや、メールのテンプレを確認できます。
[Eメール]画面右上に[Eメールを作成]ボタンがあるのでクリックしてください。
次に「メールタイプを選択」画面が表示されます。
「通常送信」は選択したメールを使って、指定した送信先に送る通常のメール送信です。
「自動送信」は指定した時間帯・曜日にメール配信をするため、メルマガや定期連絡用に活用できます。
「ブログ」は、ブログコンテンツ内容を登録したユーザーに配信する機能です。通常、メルマガを配信する際には「通常送信」か「自動送信」を活用しましょう。
ほとんどの場合、「通常送信」を使いますので、覚えておいてください。とりあえず、メルマガ出したい場合も、通常送信を選んでくださいね。
次にメールのテンプレートを選べるので、配信したいメルマガにあったモノを選んでください。
メールのテンプレートを選択した後は、メルマガのデザイン・内容を作成していきます。
なおHubSpotのメルマガ配信では、背景色・CTAボタン・ロゴデザインなども作成できるため、デザイン性に優れた本格的なメルマガを作成可能です。
直感的に操作できるから、誰でも簡単に本格的なメールを作れますよ。
自社の魅力を伝えられるデザイン・内容で、配信したいメールを完成させましょう。(下画像は参考例)
メール配信先のコンタクトリストの作成
配信するメールを作成できたら、次に配信先のコンタクトリスクを作成しなければなりません。HubSpotのツールバーから[コンタクト]をクリックし[タスク]を選択しましょう。
[リスト]機能ではHubSpotに登録した個人情報から、必要なモノだけをリストアップし選択できます。
ちなみに「リスト」とは、特定の条件に当てはまるコンタクトを集めたものと思ってください。たとえば、特定のコンバージョンをしてくれた人のみに限定して、メルマガ配信するためのリストを作ることも可能です。
[コンタクトベース]にメルマガ配信の条件に合うユーザーを登録する必要があります。
「動的リスト」と「静的リスト」を使い分けてリスト作成を行いますが、メルマガ配信には「動的リスト」が最適です。
「動的リスト」とは、現在条件に当てはまるユーザーと将来条件に当てはまるユーザーが出現した際に自動で追加するリストです。
「静的リスト」とは、現在条件に当てはまるユーザーのみを登録し、将来条件に当てはまるユーザーが出現しても追加しないリストを作成できます。
メルマガは条件に当てはまるすべてのユーザーに送った方が効果的なので「動的リスト」がおすすめです。
「静的リスト」は期間限定のリスト作成など、将来のユーザー追加を想定しないケースに向いています。リスト名をつけて画面右上の[次へ]をクリックしてください。
フィルターで検索をかけて「コンタクトプロパティー」を選択します。この画面でメルマガ配信したいユーザーの条件を絞り込みましょう。
メール配信でコンタクトリストを選択すれば、メールを送りたいユーザーにメルマガ配信ができます。
コンタクトプロパティについては次の記事でも解説しているので、参考にしてください。
関連記事:HubSpotにおけるコンタクトプロパティ設定の方法を解説!
左側がフィルターで右側にコンタクトが表示されますが、このような感じで、細かくフィルターを設定できますよ。
ANDやORなどのロジックを使って、いろいろな条件を組み合わせると、柔軟に配信先を設定できて便利です。
しかし、扱いなれていないと難しく感じるかもしれません。
フィルターの使い方が分からない場合は、弊社にて相談にのりますので、お気軽にオンライン相談会にご参加ください。
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HubSpotでメルマガ配信するメリット
HubSpotでメルマガ配信をするメリットは、次の通りです。
- メルマガ配信に費やすタスクを軽減できる
- 高精度なデザインでメールを作成できる
- 関連性の高いユーザーを絞り込んでメール配信できる
- 効果的なメールを分析できる
- 購買意欲を促進できる
- ユーザーとの関係性を強化できる
それぞれのメリットを確認して、HubSpotでメルマガ配信を行いましょう。
メルマガ配信に費やすタスクを軽減できる
HubSpotでメルマガ配信をすると、メルマガ配信に費やすタスクを軽減できます。
メルマガ配信を行うには、次のようにさまざまなタスクが発生します。
- メール文面の作成
- 配信先の選定
- メール配信時間の選定
- メール配信方法の選定
- メール配信を実行
メルマガの文面やデザインを決定したり配信先を選定したりなど、メルマガ配信に費やすタスクは多いです。
多忙な業務に追われる中で、メルマガ配信にかかるタスクを軽減できれば生産性の向上が期待できます。
HubSpotでメルマガ配信を行えば、タスクを軽減しながら配信作業を完了できます。業務効率を向上させてメルマガ配信を行いたい方は、HubSpotのメルマガ配信を活用しましょう。
高精度なデザインでメールを作成できる
HubSpotでメルマガ配信するメリットは、高精度なデザインでメールを作成できることです。
メールデザインを作成するには専門的なスキルや知識が必要であり、高精度なデザインのメールを作成するには時間がかかります。
HubSpotのメルマガ配信では、充実したテンプレートやライブラリーからメールデザインを変更でき、高精度なデザインのメルマガ配信が可能です。
デザイナーが作成したような人目を引く本格的なメルマガを配信したい方は、HubSpotを活用しましょう。
関連性の高いユーザーを絞り込んでメール配信できる
HubSpotのメルマガ配信を活用するメリットは、関連性の高いユーザーを絞り込んでメール配信ができることです。
メルマガ配信では、ターゲット層となる顧客に向けてニーズを満たすデザイン・文面でメールを作成する必要があります。
手当たり次第にメールを配信するのではなく、ターゲット別に絞り込んだ配信先に効果的なメールを送ることが重要です。
HubSpotのメルマガ配信では、フィルター機能を活用してユーザーをターゲット別に絞り込んでメール配信ができます。
年齢や性別・地域・エンゲージメント別に配信先を絞り込めるため、効率的にメルマガ配信でアプローチができます。
効果的なメールを分析できる
HubSpotでメルマガ配信するメリットは、効果的なメールを分析できることです。
メルマガ配信で成果をあげるためには、開封率やリンク移動率・成約率などメールを受け取ったユーザーが起こすアクションを分析する必要があります。
効果的なメールを分析することにより、より精度の高いメールに改善していくことが可能です。
HubSpotではマーケティング戦略に必要なアナリティクスやレポート作成ダッシュボード機能が備わっているため、配信したメールの成果を分析できます。
そのため過去に配信したメール文面・デザイン・配信時間や配信先から、精度の高いメールを分析してよりエンゲージメントを高めるメルマガ配信を実現できます。
購買意欲を促進できる
HubSpotのメルマガ配信を活用すれば、ユーザーの購買意欲を促進できます。
そもそもメルマガ配信の目的は、ユーザーの購買意欲を促進することであり、メールに企業ホームページやSNS・商品リンクを貼り付けて次のアクションを促します。
「自分のことをよくわかっている」と感じるメールにこそ、顧客は反応してアクションを起こすため、HubSpotのマーケティング機能を活用して過去の購買履歴や行動パターンを分析しましょう。
顧客の行動パターンを把握しニーズを満たすメルマガを配信できれば、購買意欲を促進して売上向上につなげられます。
また「購入しようか悩んでいる」状態のユーザーにメルマガを配信することで、購入までの後押しが可能です。
潜在顧客を巻き込んで自社サービス・商品をアプローチするために、HubSpotのメルマガ配信を活用しましょう。
ユーザーとの関係性を強化できる
HubSpotのメルマガ配信は、ユーザーとの関係性を強化できるマーケティング手法です。
メルマガで企業が顧客に伝えたい情報を発信すれば、見込み顧客と継続的なコミュニケーションを実現できます。
顧客からすると知りたい新着情報やお得情報をメルマガを通して入手できるため、より強固な関係性を継続できます。
メルマガ配信は購買意欲を促進するだけでなく、ロイヤリティやエンゲージメント強化に必要な施策です。
HubSpotでメルマガ配信するデメリット
HubSpotでメルマガ配信するメリットを把握した後は、あわせてデメリットも確認しておきましょう。
HubSpotでメルマガ配信するデメリットは、次の通りです。
- DMより開封率が低い
- 迷惑メール扱いされやすい
- 完読されるとは限らない
それぞれのデメリットを確認して、HubSpotでメルマガ配信をするべきか検討してください。
DMより開封率が低い
HubSpotでメルマガ配信するデメリットは、メルマガはDMより開封率が低いことです。
メルマガとDMでは、開封率の計算方法が少し異なります。
- メルマガの開封率(%)=開封数÷有効配信数×100
- DMの開封率(%)=閲読数÷有効配信数×100
それぞれの開封率は異なり、メルマガよりDMの方が開封率が高い傾向があります。
配信コンテンツ | メルマガ | DM |
開封率 | 23.13% | 75.4% |
引用元|Benchmark「平均メール開封率・クリック率レポート (2022年度版)」
DMはショートメッセージなどで気軽に開封するコンテンツなのに対して、メルマガはメールボックスからメールを開封する手間が生じます。
SNSの普及に伴いメッセージコンテンツの主流がメールでなくなった現代では、メールボックスをチェックしない方も増えており、メルマガはDMより開封率が低いです。
HubSpotでメルマガ配信をするなら、開封率が高くなるよう件名や文面・デザインを工夫する必要があります。
迷惑メール扱いされやすい
HubSpotでメルマガ配信するデメリットは、迷惑メール扱いされやすいことです。
メルマガ配信は一度迷惑メール認定されてしまうと、フィルター機能により自動的に迷惑メールボックスに振り分けられてしまいます。
さらにフィルター機能によって迷惑メールだと判断されてしまえば、自動的に迷惑メール認定されてしまうため、ユーザーの手元までメルマガが届きません。
HubSpotでメルマガ配信する際には、迷惑メールだと判断されないために次のポイントに注意しておきましょう。
- 件名を記載して空欄を防止する
- 「必ず儲かる」「簡単な仕事」「高収入」など、スパムメールのような文面は避ける
- 無効アドレスのクリーニングを行う
- 無料の短縮URLを使用しない
上記のポイントを押さえると必ずではありませんが、フィルター機能によって迷惑メールに振り分けられる可能性を軽減できます。
完読されるとは限らない
HubSpotでメルマガ配信をするデメリットは、完読されるとは限らないことです。
メルマガは開封されても最後まで読んでもらえるとは限らず、途中で離脱される可能性があります。
そのためメールの最後に商品URLや公式ホームページへの誘導リンクを掲載していると、ユーザーがアクションを起こさずにエンゲージメントが低下してしまいます。
メルマガで完読してもらうためには、ユーザーのためになる専門的な情報を記載しましょう。
思わず最後まで読み進めたくなる「ユーザーの好奇心やニーズを刺激する」内容だと、メルマガを完読してもらえる可能性が高いです。
HubSpotでメルマガ配信をする際には、ユーザーの興味を惹くような内容を意識しましょう。
HubSpotのメルマガ機能を活用して効果的なマーケティングを実施しよう!
HubSpotのメルマガ配信機能を活用すれば、効果的なマーケティングを実現できます。
HubSpotのメルマガ配信機能では、デザイナーのように本格的なメールを作成でき配信先をコンタクトリストとして登録可能です。
そのためメルマガ配信に費やすタスクを大幅に軽減して、より精度の高いメール配信を実現できます。
メルマガ配信の成果を効果測定して、よりユーザーの興味関心を引く内容でメールを配信しましょう。
なおHubSpotでメルマガ配信をするためには、HubSpotの機能を使いこなさなければなりません。
HubSpotの使い方に不安や疑問がある方は、下記のボタンより無料相談会に進めますので、ぜひご相談ください。
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