BtoBマーケ無料相談へ

【HubSpotクイック解説2】会員サイト構築について解説

2023.12.24

2024.08.01

HubSpot営業DXコラム営業DXツール

HubSpotでは、会員サイトを作れることをご存じでしょうか。優良顧客に限定してパーソナライズされたコンテンツや、貴重な情報を提供したい場合は会員サイトが便利です。

HubSpotで会員サイトを作成するためには、Webページを作成して、ページごとにオーディエンスアクセスを非公開に設定して、登録者だけが見られるようにします。すべてのページに対して非公開設定をすると、会員にしかコンテンツを閲覧できない会員サイトの作成が可能です。

この記事では、HubSpotで会員だけが見られる会員ページの作成方法について解説します。

HubSpotの使い方、活用方法が聞ける、無料のオンライン相談会を開催中です。

「HubSpotで何ができるか知りたい方」はもちろん、「すでに利用しているがもっとフル活用したい方」もお気軽にご相談ください。

詳細は「HubSpotをより活用したい方へ!無料のオンライン相談会を実施中!」をご確認ください。

▼ 今すぐHubSpot無料相談会を予約

会員専用ページの作成方法

会員専用ページの作成は以下の通りです。

  • ページ設定
  • アクセス制限の設定
  • セキュリティと認証

それぞれ詳しく解説します。

ページ設計

  1. HubSpotの上部メニュー「マーケティング」から「ウェブサイト」→「ウェブサイトページ」を選択
  1. ウェブサイトページに移ったら、右上の「作成」でページを設定。

会員の情報をもとにパーソナライズされたコンテンツを作成するためには、パーソナライズトークンやモジュールを利用する方法が考えられます。

▼パーソナライズトークンを利用する場合

▼HubSpotのCMSハブを利用して独自に作成したモジュールをウェブページに埋め込む場合

どちらの方法も、特定のユーザーに特化したコンテンツを提供するために有効です。 

パーソナライズされたページのセキュリティ確保には、パスワードやログインが必要な「鍵付き」ページとして設定する方法があります。

機能を利用するには、HubSpotのCMSハブのエンタープライズ版や、サービスハブのプロ版またはエンタープライズ版が必要です。

アクセス制限の設定

HubSpotでは、アクセス制限を設定できます。

HubSpotの編集画面で「設定」から下がっていくと、詳細オプションに「オーディエンスアクセス管理」があります。

ここでは通常、ページは公開設定になっていますが、会員専用ページを作成するためには「非公開」の選択が必要です。

非公開を選択すると、特定のコンタクトやユーザーグループに対してページのアクセスを限定できます。

たとえば、特定のコンタクトリストに含まれるメンバーのみにアクセスを許可するような設定が可能です。

会員登録をしている全員にページを開放したい場合は、まず全てのコンタクトを含むリストを作成し、そのリストに基づいてアクセス権を管理します。

リストに登録されているユーザーは、ページが公開された際にパスワード設定のメールを受け取り、パスワードを使ってページにログインできるようになります。

セキュリティと認証

既に独自の会員IDや認証システムを持っている場合は、HubSpotにシングルサインオン(SSO)の設定をするのもおすすめです。

SSO設定により、ユーザーは外部のサービスで認証をおこない、HubSpotに戻ってきた際にはすでにログイン状態になります。

既存の認証とHubSpotの統合により、ユーザーはスムーズにログインでき、満足度がアップします。

基本的な認証方式であるベーシック認証も押さえておいてください。

ベーシック認証では、ユーザーが初めてページを訪れる際に登録をおこない、HubSpotに登録されたメールアドレスとパスワードを用いてログインします。

ページの設定はCMSハブのエンタープライズ版またはサービスハブのプロ版かエンタープライズ版が必要です。

これにより、ユーザーはサインインして特定のページを閲覧できるようになります。

HubSpotでは柔軟な認証オプションを利用でき、異なるニーズに合わせて会員ページのセキュリティを強化できます。

>>HubSpotで実施できるセキュリティ対策とは?設定手順を解説!

HubSpotの使い方、活用方法が聞ける、無料のオンライン相談会を開催中です。

「HubSpotで何ができるか知りたい方」はもちろん、「すでに利用しているがもっとフル活用したい方」もお気軽にご相談ください。

詳細は「HubSpotをより活用したい方へ!無料のオンライン相談会を実施中!」をご確認ください。

▼ 今すぐHubSpot無料相談会を予約

会員サイトを作成する際の注意点

HubSpotを使うと会員サイトを簡単に作成できますが、注意点もあります。

HubSpotでは会員専用ページのアクセス権限はページ単位で設定されます。そのため、Webサイト全体を一括で会員専用にせず、個々のページごとにアクセス制限が必要です。

また、HubSpotには一般的なマイページや会員専用ページのテンプレートは用意されていません。

会員専用コンテンツを表示するページは個別にデザインし、設定しましょう

さらに、会員専用ページの作成は、そのページがどの会員に見られるかを具体的に定義する必要があります。

特定のユーザーグループや会員にアクセスを限定するようにしてください。

HubSpotの特性を理解し、会員サイトの構築に役立てましょう。

HubSpotで会員サイトを構築しよう

この記事では、HubSpotを活用した会員専用サイトの構築方法について詳しく解説しました。

HubSpotで会員ページを作成すると、特定の顧客層にパーソナライズされたコンテンツを提供でき、満足度を高められるでしょう。

会員サイトを有効活用して、デジタルマーケティングを強化しましょう。

今回紹介した内容以外でも、HubSpotではポップアップの出し分け、プッシュ通知、レポートを活用できます。

以下の記事をぜひ参考にしてみてください。

【HubSpotクイック解説1】コンタクトになっていない訪問者にポップアップを出し分けする方法

【HubSpotクイック解説3】スマホにプッシュ通知を送る方法

【HubSpotクイック解説4】HubSpotでレポートに任意の区分を設定する方法

こちらの記事はHubSpot社で行われた下記の動画コンテンツを基にして作成しています。ぜひ本編の動画もご覧ください。

HubSpotの使い方、活用方法が聞ける、無料のオンライン相談会を開催中です。

「HubSpotで何ができるか知りたい方」はもちろん、「すでに利用しているがもっとフル活用したい方」もお気軽にご相談ください。

詳細は「HubSpotをより活用したい方へ!無料のオンライン相談会を実施中!」をご確認ください。

▼ 今すぐHubSpot無料相談会を予約


松永創

FLUED CEO / 代表取締役 Hubspotシニアスペシャリスト

B2Bマーケティングエージェンシーでベンチャー企業から大手IT企業、製造業など様々なマーケティングに携わる。 HubSpotゴールドパートナーとしても認定され、サポート実績多数。WEBを中心としたオンライン施策から、インサイドセールスや展示会といったオフライン施策まで幅広く支援している。携わった企業/プロジェクトの数は500以上に及び、スピード感あふれるコンサルティングには定評がある。 B2Bマーケティング/営業DXなどのテーマを中心になど講演多數。