HubSpotを導入したくても、このような課題を抱えている企業も多いのではないでしょうか。
「HubSpotの導入を検討しているけれども、うまく使いこなせるのかどうかが不安」
「HubSpotの運用に割けるリソースがない」
そこでおすすめなのが、HubSpotの認定パートナー(代理店)です。
認定パートナーを利用することで、導入から運用開始までの時間を短縮したり、運用後の成功につなげたりすることが期待できます。
この記事では、HubSpotのパートナー制度の概要や、認定パートナーの特徴・メリットについて解説。導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
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コンテンツ目次
HubSpotのパートナー制度とは?
HubSpotのパートナー制度とは、HubSpotや関連アプリを紹介する「公式パートナー」を募集し、協業していくための制度です。パートナー企業は、HubSpot社と連携しながら、クライアントのツール導入や活用を後押ししていきます。
具体的には、以下の5種類のパートナー制度が存在します。
- Solutions Partner プログラム:HubSpot CRMや有料ツールなどを公式的に紹介するための、パートナー向けプログラム。
- アプリ パートナープログラム:HubSpotと連携可能なアプリを公式的に提供するための、ベンダー向けプログラム。
- HubSpot for Startups パートナープログラム:スタートアップ企業に向けて、HubSpotの活用を公式的に後押しするための、パートナー向けプログラム。
- 教育パートナープログラム:成長を続ける企業の理論や実践方法などを教材として学ぶための、高等教育機関向けプログラム(日本では未提供)。
- アフィリエイト パートナー プログラム:Webサイト上でのHubSpotの紹介を通じて、コミッションを獲得するための、コンテンツ作成者向けプログラム(日本では未提供)。
今回は、HubSpotの導入を検討されている担当者向けに記事を書いているので、同様のサービスを提供している「Solutions Partner」について、以下でご紹介します。
HubSpotのSolutions Partnerってなに?
HubSpotの「Solutions Partner」は、HubSpotからパートナー認定を受けた、公式の企業です。マーケティング・営業・カスタマーサクセスなど、さまざまな強みを持った企業が集結しており、課題や悩みに合わせた高度なアドバイスを提供しています。
ここでは、HubSpotのSolutions Partnerの概要を解説します。
「Solutions Provider」と「Solutions Partner」の2種類がある
HubSpotのSolutions Partnerには、「Solutions Provider」と「Solutions Partner」の2つの種類があります。それぞれの違いは、以下です。
- Solutions Provider:HubSpotが用意した資料などをもとに、標準的なサポートができるパートナー(日本では未提供)。
- Solutions Partner:HubSpotの本社と緊密に連携しながら、高度な専門知識でサポートができるパートナー。
Solutions Providerは日本で未提供のため、導入支援を検討する際は、「Solutions Partner」の認定を受けた企業から探すことになります。
Solutions Partnerは、HubSpotの専任担当者から、営業やビジネス戦略に関する支援を受けているのが特徴。公式の認定資格を取得しているのが強みです。
「ティア」によってランクが分かれている
HubSpotのSolutions Partnerにおいては、「ティア」と呼ばれる評価基準によってランク分けされているのが特徴です。具体的には、以下の5段階で分かれています。
販売による月間経常収益(MRR) | 管理による月間経常収益(MRR) | |
Solutions Partner | 0ドル | 0ドル |
Gold | 3,000ドル | 3,000ドル |
Platinum | 7,000ドル | 13,000ドル |
Diamond | 15,000ドル | 49,000ドル |
Elite | 50,000ドル | 150,000ドル |
ランクが高ければ高いほど、HubSpotの製品を多く販売し、たくさんの顧客と継続的に取引を行っていることを意味します。HubSpotの認定パートナー(Solutions Partner)を選ぶ際は、ティアを確認してみるのも一つの手でしょう。
HubSpot 認定パートナー(Solutions Partner)の特徴
ここでは、HubSpotの認定パートナーの特徴を解説します。
公式のレクチャーを受けている
まず初めに、Solutions Partner以上であれば、どの企業も有料のオンボーディングプログラムを受講しているのが特徴です。具体的には、以下のレクチャーを受けています。
- HubSpotのセットアップや使い方に関する技術的な支援
- サービスの構成や販売方法、提供方法に関する支援
- サービスを一貫して提供できるようになるためのトレーニング・支援
認定パートナーは、HubSpotの使い方やコンサルティングの方法について、一定の知識や知見を持ったうえでサービスを提供しています。そのため、どの企業を選んでも、比較的安定した品質で利用できるといえるでしょう。
公式のパートナー検定に合格している
HubSpotの認定パートナーは、「パートナー認定資格」を必ず取得しています。HubSpotが実施している「認定プログラム」を修了した企業のみが、Solutions Partnerになれる仕組みです。
認定プログラムにおいては、パートナーへ申し込んだ企業が、「HubSpotアカデミー」と呼ばれるオンラインコンテンツ上でレッスンを受講し、試験をクリアしていきます。その後実践演習を行い、合格すれば、認定資格コースを修了したとみなされます。
認定資格の有効期限は、1年または2年間と定められ、定期的に再取得する必要があります。そのため、何年も前から認定パートナーになっている企業であっても、最新の知見を持ち合わせている可能性が高いでしょう。
HubSpot社と連携しながら営業をしている
HubSpotの認定パートナー(Solutions Partner)は、顧客へ導入支援サービスを提供するにあたって、HubSpot本社の専任担当者チームと、連携しながら取り組んでいるのがポイントです。
営業に関しては、「CAM(チャネルアカウントマネージャー)」、事業展開に関しては「CAC(チャネルアカウントコンサルタント)」が認定パートナーへサポートを行います。月に最低1回は、両者と面談を行っており、Slackなどを通じて緊密にやり取りをしています。
またHubSpotでは、年に数回、情報交換を目的としてイベントを開催しているのが特筆すべき点です。認定パートナーだけにいち早く新機能をお知らせしたり、マーケットの状況を共有したり、パートナー同士で成功事例を共有し合ったりしています。
上記のように、認定パートナーは、HubSpot本社とのつながりが深いため、よりコミットメントしたサービスの提供を期待できるでしょう。
HubSpotの認定パートナーは何をしてくれる?
HubSpotの認定パートナーは、どのようなことをしてくれるのでしょうか。具体的に3つ紹介します。
操作方法に関する手厚いアドバイスを受けられる
第一に、操作方法に関する手厚いアドバイスを受けられる点が挙げられます。認定パートナーは、HubSpot本社からレクチャーを受けたり、公式の認定試験に合格したりしているため、納得感のある説明を受けられるでしょう。
とくにCRMやMAなどを初めて導入する方にとっては、最初の操作方法でつまずきがちです。認定パートナーによる支援を利用すれば、導入から運用開始までにかかる時間を大幅に短縮できるでしょう。
活用方法に関するアドバイスを受けられる
HubSpotは、導入することがゴールではありません。導入後、適切に運用し、ビジネスの成果へ結び付けてこそ真の成功だといえます。
HubSpotを活用して成果を出していくには、MA戦略やCRMを活用した営業戦略、PDCAの回し方など、さまざまな視点からビジネスを設計していく必要があります。とくに、比較的規模の小さい企業においては、社内に専門人材を備えていなかったり、そもそも人材をアサインできなかったりすることが多いでしょう。
経験豊富な認定パートナーへ依頼することで、自社の運用にかかる負担を減らしながら、実際の成果へとつなげていくためのサポートが期待できるのです。
代理店によってはWEBマーケティングやセールス支援も
パートナーの中には、HubSpotの活用だけでなくWEBマーケティング全般を支援してくれる代理店もあります。自社にマーケティングのリソースやノウハウがない場合、トータルでサポートしてもらえるので安心です。
また、セールスプロセスの構築を支援してくれる代理店も存在します。ただし、それほど数は少なく、HubSpotの「Sales Hub」導入支援の上位資格を取得している代理店は日本では数社しかありません。
株式会社FLUEDはマーケティング/セールスプロセス構築の「どちらも」できる数少ないパートナーです。
特にセールスプロセス構築支援には強みがあり、日本で数社レベルしか取得していないSales導入支援の上位資格を持っています。
HubSpotを活用したマーケティング・セールスプロセスのトータル支援をしてくれる代理店を探している方は、ぜひFLUEDをご検討ください。
HubSpotの認定パートナーを探す方法
HubSpotの認定パートナーは、「HubSpot Solutions企業検索」ページから検索可能です。2021年6月時点では、80件近くが認定パートナーとして登録されており、自社に合った企業を探し出せます。
検索ページの左サイドバーからは、パートナー企業の「業種」「サービス」「予算」などを絞り込んで検索できます。パートナーによって、得意としている領域や、予算などがさまざまなので、慎重に検討しましょう。
ちなみに、営業DX.jpを運営している株式会社FLUEDは、HubSpotのゴールドパートナーです。もし、HubSpotの導入をご検討されていましたら、ぜひ弊社へお問い合わせください。
HubSpotの認定パートナー3選
HubSpotの認定パートナーは、日本だけでも100社以上存在します。
その中から自社に最適なパートナーを選ぶのは、非常に労力がかかることでしょう。
そこで、ここからはHubSpotの認定パートナーを3社厳選して紹介します。各社、特徴や得意分野が異なるので、自社の課題やニーズに合った企業を選びましょう。
株式会社FLUED
当社、株式会社FLUED(フルード)もHubSpotの認定パートナー資格を取得しています。
FLUEDは、BtoB領域のマーケティングと営業に関する専門家集団です。そのため、HubSpotを活用した業務効率化・自動化と生産性向上を得意としています。
2019年にHubSpot認定パートナーとなり、2020年に「Goldパートナー」に認定されました。また、日本で数社のみ認定されている、HubSpotの「Sales Hub」導入支援の上位資格を保有しています。
当社のHubSpot支援の特徴は、マーケティング領域から営業領域までを一貫してサポートできる点です。MA領域とSFA領域を連携してマーケティングセールスプロセスを最適化するプロジェクトを得意としています。
また、クライアントに専門コンサルタントを派遣して、3カ月でHubSpotの運用を定着させ、インサイドセールスを強化するパッケージもご用意しております。
手厚くサポートさせていただき、クライアントの立ち上げから投資回収までのプロセスを最短にします。
まずはHubSpotを使ってみたい!という方に向けた、無料のオンライン相談会も実施しています。
ご状況に合わせてオススメの設定や活用方法、他社の事例などをお伝えしています。
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リードプラス株式会社
2年連続で「HubSpot Best Partner in Japan」に選定されたリードプラス株式会社も、HubSpot認定パートナーとして高い評価を得ています。
同社はWEBマーケティング領域の支援を行っており、主にインバウンドマーケティングとインターネット広告に強みを持つ企業です。東京だけではなく、大阪と福岡にも拠点を持ち全国で支援実績を持っています。
リードプラス株式会社では、以下のように包括的にHubSpotの導入や活用を支援しています。
- HubSpot販売:購入に際し、初期設定、半日のトレーニング、3カ月間のサポートデスク付き
- HubSpot標準導入サービス:設計から実装までをサポート
- HubSpot標準運用サービス:専任エンジニアが運用を代行
- HubSpotサポートデスク:HubSpotに関する質問に電話やメールで対応
- HubSpot CMSテンプレート:CRM用の多彩なテンプレートを提供
HubSpotでビジネスを成功させるため、上記のようにトータルで手厚くサポートしているのが特徴です。
株式会社100
株式会社100(ハンドレッド)は、HubSpotの日本法人ができる前の2012年からパートナーとしての支援実績があります。豊富な実績を基に、非常に細かなサポートまで可能な点が特徴です。
例えば、マーケティング支援では「コンテンツ制作」「広告配信」「ウェビナー運用」などを、HubSpotを絡めて実施します。
また、拡張サービスの開発・提供や、外部サービスとの連携の代行も行っています。
自社に必要な支援内容を選択できる点が魅力と言えるでしょう。
同社は「We are HubSpot LOVERS」と掲げているように、HubSpotに関する専門知識も実績も申し分ありません。HubSpotを活用して自社のビジネスを促進したい企業におすすめの代理店です。
HubSpotの認定パートナーを選ぶポイント
前章で紹介したHubSpotの認定パートナーはごく一部で、他にも多数のパートナー企業が存在しています。
その中から自社に合ったパートナーを選ぶことで、HubSpotを活用したビジネスの促進が期待できます。
それでは、どのような点を意識して認定パートナーを選ぶと良いか、3つのポイントを紹介します。
サポート内容が自社のニーズに合っているか
認定パートナーによってサポート内容が異なるので、自社のニーズに合ったサポートをしてくれる企業を選びましょう。
前章の内容からも分かる通り、マーケティングから営業までトータルでサポートしてくれるパートナーもあれば、コンテンツ制作や広告配信などの施策を代行してくれるパートナーもいます。
他にも、簡単な設定のみ対応しているパートナーもあり、サポート内容は多岐にわたります。
そのため、まずは自社の課題を洗い出して、サポートしてほしい内容を見極めましょう。
例えば「マーケティングと営業の連携を強めて、受注率を向上させたい」という場合には、マーケティングセールスプロセス全体をサポートしてくれる認定パートナーがおすすめです。
利用料金は予算内か
料金も、HubSpotの認定パートナーを選ぶ際の重要な判断材料です。
HubSpot自体の利用料金に加えて、認定パートナーの支援内容に応じて料金がかかる場合が一般的です。
各社、支援内容が異なるため、当然ながら料金形態も異なります。例えば、毎月定額の場合もあれば、成果報酬として売上金額や受注数などに応じて料金がかかる場合もあります。
とは言え、認定パートナー企業のWEBサイトには、料金が掲載されていない場合も珍しくありません。
そのようなときは直接問い合わせて、見積りを提出してもらいましょう。
気になる認定パートナー数社から見積りをもらい、比較して自社に合ったパートナーを選ぶのも一案です。
支援実績は充分か
どのようなクライアントに支援してきたのか、どのくらいの支援数があるのか、といった支援実績も確認しましょう。
支援実績が多さだけで優れているかどうか判断することは難しいですが、多くのクライアントを支援しているということは信頼性の裏付けにもなります。
また、支援実績を確認すると、得意とする業界の傾向も把握できます。自社の業界と親和性の高い業界の実績があれば、すでに支援を経験しているということなので、安心感があるでしょう。
支援実績をWEBサイトに掲載している認定パートナー企業もあるので、気になるパートナーがあれば必ずWEBサイトで実績を確認することをおすすめします。
HubSpotの認定パートナーを利用する上での注意点
HubSpotの認定パートナーに支援してもらっても、すぐには成果につながりません。
まずは以下の注意点に気を付けて、認定パートナーを利用しましょう。
自社について詳しく理解してもらう必要がある
HubSpotの導入・運用を支援してもらう際には、自社のビジネスモデルや商材、業務フローなどに合わせて設計してもらう必要があります。そのため、パートナーに自社について詳しく理解してもらわなければなりません。
とくに、ニッチな業界・業種や、独自の業務フローを構築している場合は、認定パートナーに理解してもらうために時間がかかる場合もあります。
HubSpotを活用して自社のビジネスを成功させるためには欠かせないことですが、ある程度の時間がかかるため、依頼してすぐに導入できるケースは少ないことは注意しましょう。
ただし、支援実績が豊富な代理店に依頼すると、すでに自社の業界や業務フローに近しいクライアントの支援経験がある場合もあります。
当社、株式会社FLUEDは2019年に認定パートナーとなって以降、幅広い業界の支援実績を有しています。また、BtoBマーケティングと営業のプロとして多様な業務に関わってきたので、クライアントの悩みや不安の最適な解決策を提案できます。
HubSpot導入を検討している方は、ぜひご相談ください。
導入が目的ではなく運用定着を目指す
しばしば見受けられるのが、HubSpotを導入したことに満足してしまい、その後の運用定着に結び付かないケースです。
HubSpot活用はあくまでも目標を達成する一つの手段であり、本来は「売上向上」「解約率低下」などビジネスを成功させることがゴールとなります。
HubSpotに蓄積したデータを分析し、次の施策に役立てたり戦略を立て直したりすることで、ビジネスの成功へとつながります。
よって、導入を目的とせず、運用定着を目指すようにしましょう。
HubSpotの認定パートナーの中には、導入支援だけでなく運用定着を支援してくれる企業もあります。サポート内容を確認し、運用定着まで伴走してくれる企業を選びましょう。
HubSpotの認定パートナーを探して、導入を成功させよう
この記事では、HubSpotのパートナー制度の概要や、認定パートナー(Solutions Partner)の特徴・メリットについて解説しました。もし、HubSpotの導入支援を検討されているのであれば、迷わず認定パートナーへの依頼を検討しましょう。
実際にHubSpotを活用して成果を上げるには、戦略策定・運用・改善など、導入以外にもさまざまに施策を講じる必要があります。リソース不足で運用に失敗しないためには、専門家の力を借りるのがおすすめです。
ぜひこの記事を参考にして、HubSpotの認定パートナー活用を検討してみてください。弊社「株式会社FLUED」は、HubSpotの認定パートナーです。気になる方は、お気軽にお問合せください。
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