特定のターゲット企業3000社にだけバナー広告を出してリードを獲得する。そんなBtoBマーケティング、特にABMに非常にマッチした方法でリードを獲得できる仕組みがあること、ご存知でしたか?今回はそんな「DSP IPターゲティング広告」について解説していきます。
※この記事は、「WEB広告はやったことがある」BtoB企業のマーケティング担当向けの記事です。
コンテンツ目次
1.DSP IPターゲティング広告ってそもそもどういう仕組みで、何ができるの?
皆さんニュースサイトなどを見ている時に、四角いバナー出てきますよね?
・ニュースサイトを見ていたら興味のある製品のバナーが出ていたので思わずクリックして資料請求してしまった…
という経験は誰でもあると思います。それはDSPバナー広告で、企業が「その製品に興味のありそうなあなた」に配信しているものです(※1)。
それを、「特定の企業からアクセスしている人」にだけバナーを配信する仕組み、これがDSP IPターゲティング広告です。
え、じゃあ例えば自動車メーカーにだけバナー広告出したりできるってこと?
え、じゃあ売上100億以上のIT企業にだけバナー広告出したりできるってこと?
と思ったあなた、大正解です!DSP IPターゲティング広告を使うと、
- ある業種の企業(例:自動車メーカーにだけ)のIPを経由したアクセスにだけバナー広告を出す
- ある属性の企業(例:売上100億以上のIT企業にだけ)のIPを経由したアクセスにだけバナー広告を出す
という事が出来ます。極端な話、「絶対取引したい企業100社にだけ広告を出す!」というようなことも可能です(※2.)。
あるお客様からは、
それもうターゲット企業の玄関でビラ配ってるようなもんじゃん!
と言われたことがあります。言い得て妙ですね…考えただけでワクワクしませんか?笑
2.リスティング広告やSEOとDSP IPターゲティング広告の違い① 対象外のリードが来ない
検索連動型のリスティング広告やSEOと、DSP IPターゲティング広告の大きな違い大きな違いは、「ターゲティングの精度が高い・対象外のリードが来ない」という点にあります。まあそれはそうですよね、なんせそもそも「ターゲットになる企業にしか広告を配信していない」ので…。
検索連動型の施策(SEO・リスティングなど)で集客している会社からは、
- 「○○ システム」でSEO経由の問い合わせは取れるようになったけど、中小企業や個人事業主ばかり…うちは利用料が高いから中小企業向けじゃないんだよなあ…
- リスティングでそこそこ集客はできるんだけど、ウチは製造業に特化してるから、それ以外の業種から問い合わせ来ても正直意味ないんだよねえ…
というお悩みを良くお聞きします。DSP IPターゲティング広告であればその心配はありません。なんせそもそも「ターゲットになる企業にしか広告を配信していない」ので…。
実際に
今まで獲得していたSEO・リスティングでは、全てのリードのうち対象となるリードがたったの8%(92%は対象外だった)会社が、DSP IPターゲティング広告に切り替えることで問い合わせの「質」が劇的に向上(8%→55%)した!
という事例もあります。
3.リスティング広告やSEOとDSP IPターゲティング広告の違い② 検索ボリューム少なくても大丈夫!
大きな違い2つ目は「待ち」と「攻め」のスタイルの違いにあります。
検索連動型は、当たり前ですが「検索されていないと」意味がありません。㈱FLUEDにご相談いただく会社でも、
- 誰も製品のことを知らない/ニッチすぎて検索していないので、SEOの意味がないんだよね…
- 検索ボリュームが少なく、リスティング広告が配信されないんだよね…
というお悩みを良くいただきます。DSP IPターゲティング広告であれば、その心配はありません。こちらが獲得したいリードの件数から逆算して、配信ボリュームをコントロールすることが出来ます。
4.更に効果を倍増させるために…インサイドセールス(電話)を併用
DSP IPターゲティング広告の効果を倍増させるには、インサイドセールス(電話)との組み合わせが非常に有効です。
顧客がDSPバナーを見る → LPで問い合わせ → すぐに(できれば5分以内)にインサイドセールスで電話
という流れを作ると、「まさに検討していたその瞬間」に電話することができ、接続率・商談化率も劇的に上がります。ちなみに「そこまでは出来ない、インサイドセールスできる人がいない」という場合は㈱FLUEDで代行することも可能です。
5.(応用編) 更に特定の部署だけに広告を表示させる方法
・IPで法人をターゲティングできることはわかったけど、ウチは総務向けのサービスだから、総務系の人にだけ広告出したいなあ…
と考えたあなた、かなり上級者ですね。㈱FLUEDで提供するDSPプラットフォームの中には、名刺管理ソフトのeightと連携しているものもあり、
・売上100億以上のIT企業、かつ総務系の人にだけバナー広告を出す
という事が可能になります。
6.でも…お高いんでしょ?リスティングと比べてCPA(獲得単価)どうなの?
月に20万〜30万円程度×3ヶ月分くらいのWEB広告予算があれば、お試しいただく事が可能です。CPAとしては、「リスティングより1.2〜1.3倍くらいの獲得単価」になる事が多いです(※2)。なので、「単価が少し上がり、質が劇的に向上」するとイメージいただくと良いかもしれません。
7.でも…難しいんでしょ?PDCAとかどう回すの?
簡単です。弊社では「ターゲットになる会社の会社名のリスト(エクセル)だけください!あとは全部やります!」とお伝えしています。エクセルがなければ我々の方で作成することも可能です。シミュレーションは無料で作成します。
㈱FLUEDでは、
- リード獲得単価シミュレーション(無料)
- 配信期間中のPDCA(分析〜配信調整〜最適化)
- バナーの作成
- LPの改善(ABテスト)
- インサイドセールス(電話)の体制構築〜代行
などをサポートしておりますのでお気軽にご相談ください。
※1.正確にはリターゲティング広告なども含まれるのですが、話の軸がブレるので割愛します。
※2.シミュレーション(無料)してから判断する必要があります。
株式会社FLUEDではBtoBのマーケティングにお悩みの方へ、無料のオンライン相談会を実施しております。
数多くの企業様をご支援してきた経験からBtoBマーケティングに関する質問、疑問にお答えいたします。
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